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この2トップ、2人だけでどうにかしてしまいそうな雰囲気がある。前半37分の3点目。久保とマルケスが美しい連係をピッチに描いてみせた。
 左奥に侵入したマルケスからのクロスが、ニアへ走り込む久保の頭へピタリ。「マルケスが球を持った時点で来ると分かった」。一緒にプレーしてわずか4日。能力を生かしてくれる相棒を手に入れ、久保はまさに水を得た"竜"だった。
 それぞれに目を転じても、久保は「動けるようになってきた」。守備に奔走する余力があるほど復調ぶりだ。マルケスは展開が詰まったと見るや、自らボールをもらいに下がり、全体にリズムをもたらした。後半35分には移籍初ゴールまで決めてみせた。
 圧勝という最高のスタート。岡田監督から「期待以上」との言葉が出るかと思いきや、「紅白戦のときの方がコンビがスムーズだった。マルケスはもっと久保に合わせていけるはず」。全得点に絡む完ぺきな結果も、指揮官にすれば物足りないらしい。それはまた期待の裏返しでもある。新2トップが生み出した上昇気流はまず、昨季の得点力不足という負の記憶を吹き飛ばして見せた。(佐藤 将人)

◆硬さ取り払うゴール
 横浜Mの圧勝劇の呼び水となったのは、開始わずか3分でネットを揺らし、開幕戦の硬さを取り払ったマグロンだった。
 勢いよくゴール前に走り込むと、マルケスのクロスがこぼれて目の前に。「よく覚えてないけど、とにかく左足で打ったよ」。貴重な2006年シーズン初ゴールを、笑って振り返った。
 チームになじめなかった昨季の苦い経験を乗り越えて気を吐く姿に、周囲の信頼も日々増している。「ゴールよりも大事なのはチームに貢献すること」。今年はやってくれそうだ。

◆ベテランが味出す
 横浜Mの守備的MF上野が随所でいい味を出した。
 後半35分に絶妙な浮き球パスで、マルケスの横浜M初ゴールをアシストし「狙い通り? そうだね」と上野。
 3バック右へと位置を変えた松田が攻撃参加を多くしたため、よりバランスを取ることが求められたが、そつなくこなした。それでも「守備がいまちちだったね」と、ベテランらしくチクリとひと言付け加えた。
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4―0と結果だけ見ればチームの仕上がりは上々だ。格下相手ではあるが、メンバーの半分を入れ替えてもバランスは崩さず、盤石の試合運びだった。だが、万事順調かといえばそうではない。課題はまだ元気のあった横浜FCを崩しきれなかった前半にある。
 マルケスを加えたブラジル人トリオは独特のリズムを作り、守備陣をいとも簡単に崩して見せた。だが再三上げたクロスは、ことごとくはね返された。岡田監督が言う「(ゴールまでの)ラスト三分の一でのもう1人の動き」は、ゴール前に単純に人を増やすという形でしか表れなかった。FW清水も「クロスを上げる前の段階で、人の出し入れを工夫してマークをずらさないと」。
 結局前半の1点はマルケスの個人技によるもの。横浜FCがバランスと覇気を失った後半に得た3点は、あまり参考にならない。
 昨年は川崎、大宮という堅守速攻を身上とするJ1昇格組から1勝も出来なかった。開幕戦は同じ特徴を持つJ1昇格組の京都。ラスト三分の一をどうするか。そこをマルケス、久保といったずばぬけた個人に頼るだけでは、いかにも心もとない。

◆横浜M大島、決定力をアピール
 後半からの出場ながら横浜MのFW大島が2ゴール。決定力の高さをアピールした。
 まずは後半29分に上野のクロスをヘッドで合わせた。2分後には松田からパスを受けると、DFを背負いながら反転して左足でネットを揺らした。短時間で結果を出し、「とりあえずは良かった」と照れ笑いを浮かべた。
 FW陣はマルケスの加入に久保の復調で、ポジション争い最激戦区。それでも大島は「いつでも準備をして、出たら結果を求めていくしかない」と力強かった。
●吉田孝行選手(横浜FM)
「今日は相手のシステムによく対応できたと思う。あとは、ラストパスの精度くらいかな。まだJ1チームを相手にしていないので、そのときにもうまく対応できるようにしなければならない。マツ(松田直樹選手)が上がりたがっているときは気配でわかる。基本的に、3バックの誰かが上がったときには1人が下がらなければならない。そのときは自分も下がるようにしている」

●松田直樹選手(横浜FM)
「今日の試合、左サイドの攻撃に関してはいいと思ったが、右に関してはまだまだ。でも、オレと吉田のコンビネーションは問題ない。(吉田選手にいいスルーパスが出たが)もっと右を狙えば良かった。
右ストッパーはボールに触る回数も増えるし、すごく楽しい。やりがいがある。中央に関しては、勇蔵(栗原選手)が成長しているおかげで安心して任せられた。でも、まだやられたシーンがないので…。今日の試合も前半攻め続けられたシーンがあったけど、オレとしてはもっと攻められたら良かったと思う。そうすれば、課題も見つかってくると思うし。
横浜FMというチームは、リスクを冒して攻めることがあんまりない。これから(リーグ戦で)そうしなければいけない試合も出てくると思う。そういう意味で、吉田をもっと活かしたいね」

●マルケス選手(横浜FM)
「ゴールは、トラップした瞬間にコースが空いているのが見えた。こういう雨でコンディションが悪い日は、なるべく強いシュートを打つことを心がけている。ドゥトラ、マグロンというブラジル人同士はもちろん、他のチームメートとのコンビネーションも問題なく、自然としっかりできた。FWの選手にとってゴールは大事だが、毎試合ゴールを決めるのは難しい。ゴール以外のプレーでもチームに貢献できるようにしたい」

●那須大亮選手(横浜FM)
「守りに関しては、いい感じだった。あとは中盤との連係をうまくできれば問題ないと思う。自分のポジション(左ストッパー)は、ボランチのケアもしなければならない。今日の立ち上がりは、前線にボールを蹴りこむことも多かった。後半はボールが回るようになった。ある程度遅攻になったとき、ゆっくりボールポゼッションもしないといけない。そうすると、体力的にも1試合うまくこなしていけると思う」
Jリーグの鈴木昌チェアマンは14日、来年以降のリーグ放送権について「NHKの提示額が思ったほか減額だ。このままでは有料TVに売るしかない」と語り、来年以降、Jリーグのテレビ放送が地上波で放送されない可能性を示唆した。

 Jリーグの放映権はリーグ一括で売り、クラブに分配している。地上波に関してはNHKとTBSが合同で、02年から06年までの5年契約を結んでいる。放映権料は年間50億円で分配金はJ1で2億円、J2で1億5000万円(金額はすべて推定)。J側は最低でも現状維持を希望しているが、NHKは昨年からの不祥事で受信料不払いが続いているためか「かなりの減額」(鈴木チェアマン)提示だったという
◆優勝に自信見せる助っ人
 横浜MのFW陣に、待望の2本目の柱が加わった。大黒柱はもちろん日本代表の久保だが、故障がちなのがネック。軸となれる外国人FWの補強は急務だった。
 マルケスは2003年から05年途中までJ1名古屋に所属し、59試合で25得点。さらに得点数の3分の2近いアシストも記録。申し分のない実績が実力を裏付ける。昨オフにはJ1の5クラブ以上が獲得に動いたという。
 特徴は、DF那須の言葉を借りると「ボールキープもできて周りも使えるけど、ゴール前では1人で突破もできる、DFにとって嫌なタイプ」。ポジションは左に流れることが多く、小山哲司トップチームディレクターが「ミズスマシみたい」と表現する、敵を自分の間合いに入らせない独特なリズムのドリブルで、外から中へと危険なゾーンに入り込んでいく。
 ブラジル時代は昨年初代世界クラブ王者に輝いたサンパウロFCなど名門を渡り歩いた。「名古屋以外では大抵優勝を経験してきた」と豪語する。「もう2年以上も優勝を味わっていない。その喜びを得たい。自信はある」。富士山の元で始動した助っ人は、チームを日本一の頂まで押し上げるつもりだ。

◆深刻なDF不足に
 15日から4日間連続で練習試合を行う横浜Mが、深刻なDF不足に見舞われている。
 現在DFで試合出場可能なのは那須と栗原の2人のみ。代表で抜けている中沢に加え、第1次キャンプで故障した松田、河合、中西に続き、2年目の田中裕も肉離れ。田中隼とドゥトの両サイドMFをDFに下げて4バックにするか、練習生を先発させて3バックにするかの選択肢しかない。
 岡田監督は「DFいないね。どうするかは寝ながら考えるよ」と苦笑いしていた。

第1次キャンプから参加している練習生、順天堂大3年のDF小宮山尊信が”内定”のお墨付きをもらった。
 「最近は大学卒の良い新人を採れていない」(岡田監督)との理由で、横浜Mは今季から練習生を積極的に参加させている。今合宿でも計8人が参加予定。小宮山は練習試合などでも高いパフォーマンスを見せ、岡田監督から「両足でけれるし体も強い。ぜひ欲しい選手」と高評価を得た。
 横浜Mは特別指定選手の申請を出す予定で、大学側の了解を取り次第、正式に迎え入れる。小宮山は「プロになることしか考えていない。もし特別指定にしてもらえるなら、すごくうれしい」と前向きに話した。
Jリーグ1部(J1)横浜Mは1日、宮崎市のシーガイア内グラウンドで第1次キャンプをスタートした。
 正午前に空路で宮崎入りしたメンバーは、気温が20℃近くまで上がる陽気の中で早速体を動かした。J2東京Vからの獲得が発表されたばかりのMF平野が合流してフルメニューをこなしたほか、ここまで腰痛治療のため別メニューで調整していたMF山瀬功も全体練習に参加した。
 岡田監督は「この暖かさと素晴らしいピッチ。これならいくら走っても疲れないな」と、笑顔でトレーニングを見つめていた。
 1次キャンプは10日まで行われ、5日に九州学生選抜、8日にJ2札幌、最終日にはJ1広島と練習試合を行う。
リーグ1部(J1)の横浜Mは29日、横浜市港北区の日産スタジアムでファン感謝デーイベントを行った。8000人以上のサポーターが駆けつけ、選手・スタッフらとともにフットサルなどの各イベントで交流を楽しんだ。
 冒頭、監督として初めて同じチームで4年目を迎える岡田監督が、「3年同じようなことをやってきて選手も僕も飽きてきた。だから今は、これからどうしようと考えて、すごくワクワクしている」とあいさつ。また、「あまり得意じゃない」としながらも、「ことしはサポーターとも一体になれるクラブを目指す。そのために僕も努力する」と積極的にファンと交流していくことを宣言した。早速、この日から各イベントブースでファンサービスに努める姿が見られた。
 最後は選手を代表してMFドゥトラが「目標は優勝だけ。選手だけでなく会社も、スタッフも戦う姿勢を見せていきたい」と王座奪還を誓うと、会場は大きな拍手に包まれた。
Jリーグ1部(J1)横浜MのFW久保竜彦(29)が10日、横浜市戸塚区のクラブハウスで契約更改交渉を行い、昨年から10%ダウンの年俸4500万円で1年契約でサインをした。
 正月明けに下痢や嘔吐(おうと)などの症状に苦しみ体重が2~3キロ減った久保だが、正式サインに「すっきりしました」と明るい表情を見せた。昨年は腰やひざの故障に悩まされ、リーグ戦出場が10試合(フル出場は1試合)にとどまり減俸となったが、「そりゃダウンでしょ」と気にしていないようだった。
 2月5日から米国遠征を行う日本代表にも選出されているが、「先のことだし、別にそれは」と意に介していない様子。それよりも自らの離脱も手伝って9位に低迷したチームを気にかけ、「(去年は)チームに何もできなかった。すぐにJリーグがあるし、チームのためにやることしか頭にない」と新たなシーズンへの決意を口にした。
(金額は推定)
「一一〇番の日」を翌日に控え、正しい通報の仕方をPRするキャンペーンが九日、JR横浜駅東口の「新都市プラザ」で開かれた。サッカーJリーグ、横浜Fマリノスの田中隼磨(はゆま)選手(23)が県警の一日通信指令官を務め、リフティングなどの美技でPRに貢献した。
 主催した県警通信指令課などによると、二〇〇五年の一一〇番総受理件数は約九十八万件。いたずらや間違いなどの無効件数と相談などが約28%を占め、緊急を要する一一〇番の妨げになっているという。
 同課の警察官らは買い物客にビラを配り「緊急を要しない相談には(警察相談窓口の)♯九一一〇番の利用を」などと訴えた。ひったくり事件を想定した寸劇では「通報の際、付近の交通標識に表示されている管理番号を告げれば、場所を迅速に伝えられる」などとポイントを解説した。
 緊張した面持ちで制服に袖を通した田中選手は「これまで一一〇番通報したことはないが、今後は正しい利用を心掛けたい」と話した。その後ユニホームに着替え、地元の少年サッカーチームとリフティングを披露するなどして、PRに一役買っていた
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