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和司マリノスが王者に学ぶ。

 横浜は24日に3連覇中の鹿島に1―3で完敗。一夜明けた25日、木村監督は「ホンマ寝られんかったよ、悔しくて。どうやったら勝てんのやと」と明かし、試合のDVDを見直した上で鹿島の長所を積極的に取り入れることを決断した。「ボールのもらい方、動かし方。これやとなあと思った。すっきりした」。28日には今季初のミーティングを行い両チームの比較ビデオを見せる意向。指揮官は「借りを返さにゃいけん。今年中に返せるかな。でもやらにゃいけん」と出直しを誓った。
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「思いっ切り、ちゃぶられた(もてあそばれた)」と木村監督。鹿島との決定力の差は、明らかだった。

 前半は互いに激しく攻め合って1―1。どちらに転ぶか分からない試合に見えた。だが、後半はシュート3本で2得点した王者に対し、横浜Mは12本が空砲。木村監督は「ここっていうところの攻撃のやり方がうまい。頭が下がりました」と完敗を認めた。

 今季初のシステム変更により生まれた、1人の守備的MF横のスペースをうまく使われた。とはいえ、難しいことをされたわけではない。DF中沢が「僕を引き出して、という攻撃が徹底されていた」と振り返った通り、鹿島の攻撃は徹底して「90分間同じことを繰り返した」(中沢)。

 それに対し横浜Mはどうか。ワンツーが合わずにボールを奪われては、カウンターを食らった。「(ボールを)持っている人と、受けている人のイメージが違う」(MF中村)という攻撃で、不用意なパスミスも多かった。

 中村は「攻撃の形がないというのは、選手同士で話すレベルじゃない」と言い、中沢も「結局、俊輔に渡して、俊輔がパスを出して、俊輔からスタート。なんとかしてチームとしての形をつくっていかないといけないと痛感した」。ともに表情は厳しかった。
◆木村監督ひと言
 (今季初めて4―3―3にシステム変更)今までやってきたこととは、ちょっとの変化。変わらないとは言ったんだけどね…。決めていれば、というところもあった。もっと練習しないと駄目ということですね。

◆選手ひと言
 DF藤田 3点取られたら完敗。あんまり中に入り込んで攻撃ができなかった。センターバックをうまく引き出したかったけど…。ボールが外回りで、中はパスミスが多かった。

 MF山瀬 ボールを動かす部分と、縦に入る部分をうまく使い分けられればよかった。ミドルシュートは多かったけど、裏を取り切って、というのは少ない。いかにそういう形をつくっていくか。システムうんぬんの課題ではない。

◎6戦ぶり得点も…
 前半30分、FW渡辺が公式戦6試合ぶりのゴール。右サイドでDFを振り切って上げたDF波戸のクロスに、頭で合わせた。

 渡辺は「チームが勝てなかったんで…。あのあと2点目、3点目が取れればよかった」と肩を落とし、「向こうは切り替えとかが速い。勝っているときも慌てず、寄せられたら後ろを狙ってくる」と、鹿島に脱帽していた。

◎波戸が左脚を負傷
 前半30分に今季初アシストを決めたDF波戸が、後半4分に負傷交代した。左足太もも裏の肉離れの可能性があり、近日中に精密検査を受ける予定。
横浜が今季初の攻撃的布陣4-3-3で王者に挑んだが、結果は出なかった。木村和司監督(51)は会見の第一声に「ちゃぶられました」と、好んで使う言葉を選んで悔しさをにじませた。鹿島のシュート10本で3得点に対して、20本で1得点に終わった。鹿島について「完敗です。試合巧者というか、力の使い方など頭が下がります。悔しいぐらいちゃぶられた」と現時点での実力差を認めていた。
横浜は前半21分に先制を許し、その9分後には横浜・MF中村が起点となりFW渡辺が決めて追いついたが、後半に2失点して1―3で敗れた。

 普段はチームに「ちゃぶれ(もて遊べの意味)」とハッパをかける木村監督もこの日ばかりは「悔しいぐらいにちゃぶられた」と完敗を認めた。

 それでもMF中村は「イメージの共有とか一人一人の距離間が遠かった」と反省。そのうえで「何が足りないか浮き彫りになった。それを逆に次に生かせれば。悲観して下を向いている暇はない」と前向きに話した。
●木村和司監督(横浜FM):

「ちゃぶられました。完敗です。やはり3連覇したチーム。ただ、これに勝っていかないことには優勝争いに絡めない。もっとトレーニングして、今日勉強になったところをトレーニングに取り入れてやっていきたい。試合巧者というか、試合の進め方、ここというところの力の使い方とか、それは頭が下がりました」

Q:新システムで戦いましたが?
「ここ何試合か1点しか取れていない。前に行く姿勢というのを強調したかったので、3枚並べた。システムは今までやってきた部分のちょっとした変化で大して変わらない。前へ行く姿勢を見せてくれればと話していた。もっともっと練習しないとダメということですね」

Q::試合巧者というのは、練習で身に付けられるのでしょうか?
「どうだろうね。やってみるけど。ここというところでのやり方、パターンがね、上手いものね、アントラーズは。かなりマルキーニョスの力が大きいけどね。そこはトレーニングで出来るかどうか。頭でわかって、体が動くかどうか。でもやっていかないことには、このチームに勝てないから」


●兵藤慎剛選手(横浜FM):
「後半は早い時間に失点して、そこから相手のラインはベタ引きになった。で、カウンター一発という、いつもの得意なパターンをやられた。そこを崩すだけの技術も、自分も含めて足りなかった。
今日は積極的に動けば、相手のセンターバックのところでギャップができると思っていた。その間へ走ろうと思った。けど、なかなか高い位置で起点ができなくて、走って追い抜く場面がなかった。そういうところが相手との差。鹿島は簡単にディフェンスの背後を狙ってきて、マルキーニョス選手と興梠選手がしっかり前でキープできる。だから、僕らはラインを下げざるをえなかった。相手がやりたいサッカーをそのままやられてしまった」

●狩野健太選手(横浜FM):
「いやあ、今日は俺がコメントするようなことはないですね。あの状況で出場して難しかった。鹿島は徹底されているなと思った。迷いがない。全員が同じことをやろうとしている。なかなか崩せなかった。いいようにやられた感じ」

●藤田優人選手(横浜FM):
「ファーストディフェンダーがはっきりしないと難しいですね。そうしないと守備ラインがズルズル下がる一方なので。
鹿島は違いますね、今までの相手とは。勝ち方を知っているというか、リードしている時の戦い方が上手い。自分は、もう少し攻撃したかったですね」

●飯倉大樹選手(横浜FM):
「やっぱり失点がきつかった。前がかりになって攻める時は、後ろはリスクを負う。でも、そこで早めにマルキーニョス選手の得意なプレーを潰せたら、もっと良かったかなと思いますけど。
相手はキーパーがキャッチして、2本ぐらいのパスで攻めてきた。そこの切り換えの部分を早くしないといけない。また、ワンボランチで今日はやっていたので、オグ(小椋)が前に出た時に誰がその穴を埋めるかというところを、もっと指示してあげればよかったかなと思う」
●木村和司監督(横浜FM):

「まずは最初に、朝起きて、雪でびっくりして、こっちに来たらピッチが本当にいい状態であることに驚いて、本当にスタッフ、ボランティアの方に感謝の気持ちでいっぱいですし、それに応えようとしてたんですけど、なかなかいいサッカーをさせてもらえなかった。やはり、山形さんの頑張りというのが、1回対戦してわかってるんですけど、なかなか自分たちのサッカーをさせてもらえなかった。また、自分たちのやろうとするサッカーが最近、攻撃のほうでドキドキ感とかワクワク感が出せないというか、ボールに対するサポートであるとか、いい連動ができなかった。あんな形というか、ただ勝っただけというか。その喜びは持ってていいのかなと。これで2日休んで、頭切り換えて、また鹿島戦に向かっていかなきゃいけない。その切り換えというのもちゃんとしていかなきゃいけないかなと。まあでも、サッカーができて、試合ができて本当によかったなと。ありがとうございました」

Q:中村俊輔選手のコンディションは万全ではないと思いますが、あの時間までの出場というのは監督のなかではどういう…。
「まあ、いっぱいいっぱいだね。やっぱり、今日のプレーはほとんど彼にとってはサッカーしてないというか。ただ、ああいうセットプレーでああいうひらめきというか、ああいう低いボールを使って、坂田を使ってというのは彼らしいかなと。やっぱり決定的な仕事をするなと。2日休んで、いいコンディションで強い相手に臨みたいですよね」

Q:特に前半は山形のブロックを崩せない感じでしたが、山形のディフェンスは崩すのが難しかったという印象でしょうか?
「この前も(ヤマザキナビスコカップで)対戦したばっかりで、それでできてなかった。間、間での顔出しができてない。ボールをもらう動きと引き出す動きでそれをサポートしていく。出し手のほうもあまりよくなかったなと思います。まあ、最近は異常気象でね、寒いサッカーしよるよ。もうちょっと暖かくなってほしいね」

Q:今日は先発メンバーを大幅に入れ替えて、それでも勝点3を取ったことについてはいかがでしょう?
「大幅に入れ替えた気はないんだけど、本当に勝点が欲しかったんだろうね、選手たちはね。ディフェンスは最後まで集中してできたのかなと。そのぐらいしかないですね」


中村俊輔 選手(横浜FM):
「苦しい時間にセットプレーで取れて、勝点を取れたのは大きかったです。ただ、もうちょっと詰めていかなきゃいけない部分はあるかなと思います。ビルドアップしてからの3分の1、そこでイメージが少し乏しかったかなと」

Q:代表のセルビア戦から戻って初の先発でしたが、
「体のキレ的なものはキレてるので、あとはサイドバックとかフォワードの選手と絡んで、チーム全体で最後のところまで行ければ。そのへんが少し…。湘南戦と川崎F戦、あれぐらいの迫力がないと。そのへんのイマジネーションだったり走りが足りないと思います」

Q:セットプレーの場面は?
「ファーに最初蹴ろうと思ったんですけど、勇蔵とボンバーがファーに流れて。相手の人数も多かったので、坂田に狙うというよりは、なるべく壁の頭の上低いところを越えてニアで、もしサカティーのところで触れなくても、その次に誰かが触れるかなと。そういうボールを狙ったら、坂田がいいヘディングをしてくれました」

●坂田大輔 選手(横浜FM):
Q:ゴールシーンは中村選手とアイコンタクトがあった?
「全然ないです。でも相手もボンバーと勇蔵を警戒するだろうし、逆に俺は中で競ってもなかなか厳しいところがあるから、相手よりも前に出ようと思って。別にそういう合わせはやってないんだけど、俺が中でやっても勝てないなと。ニアに蹴ってくれた俊輔さんのお陰だと思います。ボールがよかったです」
セルビア戦の惨敗から一夜明けた8日、日本代表主力選手たちはショックをぬぐい切れない様子だった。主将の横浜DF中沢佑二(32)は一睡もできなかったことを明かし、司令塔の横浜MF中村俊輔(31)も心の整理がつかないのか、取材陣の問いかけに「(取材は)明日にしましょう」と発しただけ。川崎FのMF稲本潤一(30)もいらだちを隠さなかった。日本代表が次に集合するのは、W杯メンバー発表後の来月20日。動揺を引きずらないか心配だ。

 一夜明けても、惨敗ショックはいえていなかった。この日、それぞれの所属クラブに戻った主力選手たちは気持ちの切り替えに苦慮していた。「寝てないです。悩むだけ悩みました」。守備陣を統率しきれず、3失点を許した中沢は責任を人一倍感じていた。朝を迎えて導き出した結論は「悩んでも仕方ない」だった。「どうこう言っても始まらない」と、自分に言い聞かせるしかなかった。

 中村の落胆ぶりも深刻に映った。左足甲などの痛みをこらえながら強行出場も、見せ場をつくれず、途中交代した。横浜市内のクラブハウスで治療後、取材陣に囲まれたが「今日しゃべらなきゃダメ? 明日にしようよ」と答え、足早にその場を後にした。

 W杯本大会まで63日。セルビア戦では、かねて課題だった得点力不足に加え、控え組と主力組の歴然とした差、場当たり的なフォーメーションなど問題点が噴出した。収穫の乏しさに岡田監督は失望感を隠せなかったが、選手は選手で大きな傷を負っていた。

 新戦力として期待されながら、経験不足を露呈した横浜DF栗原は「(試合会場だった)大阪にはもう2度と行きたくない」と漏らした。川崎FのMF稲本は取材陣の問いかけに「また代表のこと? あんな試合したのにまだ聞くの?」と険しい表情を見せた。G大阪MF遠藤、名古屋FW玉田は負傷のため週末のリーグ戦を欠場することに。まさに傷だらけだ。

 中沢が「チームとして集まれる機会が1カ月ない」と話したように、日本代表が集まる機会は、5月中旬の最終メンバー発表後、来月20日に始まる国内合宿までない。「個人としてどこまで高いところに持っていけるかという感じ」と中沢が言うように、国内組は今後、Jリーグで個々の力を高めていくしかない。残された時間はわずか。「セルビア戦後遺症」の早期解消が、日本代表の大きなテーマになってきた。
日本代表に4選手を送り出した横浜の木村和司監督(51)が、岡田監督の采配に疑問符を付けた。7日のセルビア戦はテレビで観戦。一夜明けた8日、試合の感想を聞かれ「何も言わん。(岡田監督の)批判になるから」と第一声で言ったものの、力を発揮できずに前半だけで交代を告げられたDF栗原ついて聞かれると「(あの采配は)よう分からんよ」と不満を一気に爆発させた。

 4選手はこの日午前中に大阪から移動。チームに合流した。左足甲と左足首に痛みを抱えるMF中村、左太腿の打撲を抱える栗原はともに万全でない中での出場だった。W杯開幕まであと約2カ月。岡田監督がこの期に及んで新戦力のテストをしているとあって、木村監督も「何で今さらテストなんや」と怒りは収まらない様子だった。
“岡田ジャパン後遺症”に、J1横浜Mの木村和司監督(51)が8日、心配そうに口を開いた。

 「(俊輔は)足首が痛いのに大丈夫なんじゃろか。勇蔵(栗原)は、ああせい、こうせい言われすぎよの。無理してやって、かなり内出血しているらしいし」

 前日のセルビア戦。左足甲&左足首痛を負うMF中村俊輔は強行先発。DF栗原も4年ぶりに代表戦に出場した。しかし0-3で惨敗し、栗原は2失点の前半のみで交代。打撲していた左太ももに内出血まで抱えてしまった。

 この日午前に治療などで横浜Mのクラブハウスに戻った2人は、珍しく言葉少な。「(取材は)あしたにしようよ」という俊輔に、栗原も「横浜は空気がいいね」とポツリ。顔を合わせず帰宅した2人に木村監督は「逃げてるのう、ワシから」と心中を思いやり、「無理はさせたくない。あしたどうなるかよ」と10日のC大阪戦欠場の可能性も示唆した。

 「この時期にテストやったら、ああなるわな。批判になっちゃうから、言いたくないけど」と木村監督。セルビア戦に出場した全選手が抱えているはずの“傷”。W杯のためにも、テスト失敗で済まさず、岡田監督には“処方箋(せん)”を提示する義務がある。
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