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●木村浩吉監督(横浜FM):
「ナビスコカップ準々決勝ですが、前節でJリーグが半分、全チームと当たって、5割の勝率を目指そうと。(リーグ戦の)山形戦で逆転負けをして、ショボンとした部分もあったのですが、切り換えようと挑んだ試合でした。

半分の試合が終わる中で我々は若いチームですが、その中でもベテランを使って来たつもりでいて、ただ、ナビスコカップも含め後半戦に向けては今まで控えだった選手や若い選手を使うということを伝えていました。これは今までの選手がダメだということではなく、ナビスコカップも含めて、総力戦でいく、と。今選手が28人いますが、24人は現時点で大きな怪我がないので、普段チャンスがなかった、長谷川や金というのを今日は先発で使いました。今日の試合が終わりまた中2日でJリーグの新潟戦がありますから。

なるべく早い時間で選手を替えたいと思っていて、前半いい時間帯にPKで先制できたので、積極的に、後半あたまから2人の選手を替えました。後半あたまにコーナーキックのセカンドボールからとられましたが、後半はしっかりカウンター狙いでといっていた中で、坂田やベテランの松田が決めてくれた。

ガンバに支配されるのは分かっていましたが、『自陣でブロックを作ってカウンターを』と言っていた。ただ全てカウンターだと、前線が疲れるので、ポゼッションも有効に使おうと言っていた。今日はリードする時間帯も多かったので。前半戦でガンバとも当たり、やり方は分かっていたので、相手の良さを消しつつ、自分たちのサッカーをといっていた。

前節が終わって、中3日あった中でうち2日で変則的に紅白戦をやり、この試合に照準をしぼって今日の試合を迎えましたが、選手たちは指示通りのサッカーをしてくれた。
前半リードする中、ガンバもポゼッションしながらシュートを狙っていましたが、そんなに危ないシーンはなかったので…。
次の2ndレグにこの勢いを繋げたいし、まずは次の新潟戦に向けてもしっかり立て直して挑みたい」

Q:アウェイゴールを3つ奪って、第2戦にどう挑みますか?守備的な戦いも考えますか?
「セカンドレグより、今はまず目先のJリーグの試合があるので。またセカンドレグが近づいたらその試合のことを考えます。今選手は河合と清水以外はケガ人がいません。もちろん、アウェイゴールを3つとれたのはすごく大きいと思いますし、それに沿って次の試合を戦うのはもちろんですが、まだセカンドレグのことは考えられません」


●中澤佑二選手(横浜FM):
「今まではセフティファーストだったけど、仕掛けることの必要性が感じられたゲームでした。2点目も(田中)裕介の思い切ったオーバーラップからリスクの攻撃が出来たが、ああいう攻撃の必要性をすごく感じました。
ただ人がいるのに守り切れない時間帯が多かったのは反省です」

Q:ガンバについて?
「(チョ)ジェジンがいたらクロス、二川がいた時はパス、と要注意する選手がいたが、二人がいなくなってレアンドロとルーカスだけになってから、ターゲットが絞りやすかった。ガンバらしいサッカーではないなと感じました」
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●木村浩吉監督(横浜FM):

「17節の前半折り返しで5割をめざそうと1週間、調整してきた。ハーフタイムで、もう1点取りに行こうと言った。後半も、相手の時間帯をしのいで、またカウンター、あるいはサイドからチャンスを作れたが、2点目が取れなかったのがこういう結果につながった。点はCKとFKと、いずれもセットプレー。しのげる場面だったかどうかは、ビデオで検証しないと分からない。
最後まで選手たちはあきらめずに戦ってくれた。よく頑張ってくれた。
前半戦を振り返ってみて、今日のゲームをはじめ敗戦も完敗というわけではないし、首位の鹿島にも0-0と互角に戦えた。ただ開幕ダッシュをかけられず、勢いに乗れなかったのが反省点。そのあとは一進一退とはなったが、よく頑張ってくれたと思う」

Q:坂田に代えて小椋を投入した時点で、逃げ切ろうという意図があったのか?
「逃げ切ろうという感じではなくて、3トップが残り気味になっていた。小椋を入れることによって中盤の守備が厚くなるとは考えた」

Q:初スタメンの天野について。
「彼は、普段からトレーニングで本当に手を抜かない選手。リスタートからの失点も彼の責任ではないし、及第点です。前後半ともチャンスを作ってくれていたし、期待通りのプレーはしてくれた」

Q:リスタートの2失点については?
「最後のところで体を預けられるかという点と、セカンドボールの対応。肉眼で見た限りでは、防げなかったわけではないのではと思う」


●坂田大輔選手(横浜FM):
「パスも繋がらなかったし、結果も出なかった。一言で言えば、良くない試合。先制点の時間帯が早すぎたということはない。早いに越したことはないし、たくさん取れた方がいい。攻撃の形が全然できていなかった。守備も相手にいいようにやられていた。結局、セットプレーを決めれた。相手にすれば予定通りの展開だったはず」

●渡邉千真選手(横浜FM):
「追加点がなかったことがいけない。前半は結構、押し込む時間があった。うちが先制すると、また後半に守備的になってしまう。ボールは支配しているけど、シュートまでいけない」

●小宮山尊信(横浜FM):
「セットプレー2発でやられた。前半の自分たちのペースの時に、追加点が取れていれば、また全然違う展開になったはず。もう、すごく悔しいですね。心のスキ? それを作ってはいけないと、みんながわかっていたと思う。だから、ちゃんと気持ちを入れてやった。でも、セットプレー2発でやられたので、集中力を欠いていたかも」

●天野貴史(横浜FM):
「前半のシュートの時は、マジで入れたかった。あれはシュートでしたけど、少し内側に入って打ったから難しかった。GKが弾いて、誰かが詰めてくれるかなとも思った。あのシュートは無回転。あれがもう少し横にズレていれば、点が決まったかGKに当たったのに…」
●木村浩吉監督(横浜FM):

「Jリーグ中断から6月のリーグ2試合、2連勝して次につなげようとスタートした。中澤が戻ってきたので栗原とCBを組ませた。あれほど雨が降るとは思わなかった。選手たちはスリッピーなピッチでやりにくそうだった。相手のリズムの時間帯は皆でバランスをとって守り、カウンターでなくともかまわないサイドを変えながらいつもどおり攻撃しようということだった。前半、ちょっとピンチもあったが相手のリズムの時間帯をよくしのいで、松田のゴールで1-0とリードした。ハーフタイムでは、ガンバはもっとボールを支配してくるから全員でしのごうと話した。

ところが立ち上がり10分でトントンとやられたので、それどころではなかった。慌てる選手が多く、後半があまり良い内容ではなかった。雨でスリッピーな中、ガンバはきちっと足元でコントロールして、スピードを上げるところとそうでないところを区別していたと思う。ウチの選手は、ビハインドになると足元でコントロールして何かをするというより、ラン・ウイズ・ボールというかスピードに乗りたがる選手が多いので、なかなかリズムがつかめなかった。リズムがつかみきれず、今日は自分たちの時間帯が作れなかった。ただ、また1週間後に、大宮、そして山形戦がある。ここで折り返しの17試合が終わる。ここまでで5割以上の成績を収めたい。またガンバとは、ナビスコで当たるチャンスがある。今日の悔しさも含めて、次につなげたい」

Q:後半の失点で流れが変わり、もったいないゲームを落としたのではないか?
「そのとおりです。しかし飯倉に助けられたゲームも多いので、彼を責めるのは酷だ。1-2となってから、そこを追いつき引っくり返せる力をつけていかなければいけない」

Q:金根煥を入れてから、攻めの狙いと現実の攻めが一致していない印象があったが?
「そうですね。金根煥はDFなので、本当はああいう使い方はしたくはないのだが、足も速いし身体も強いので相手にとっては嫌だと思った。選手には、金根煥をFWで起用したときには、パワープレーという意識ではないよと言っている」


●金根煥選手(横浜FM):
「監督からは積極的にゴールを狙えと言われた。また、身長の高さを生かして、ハイボールを狙うことを指示された。千真を狙ったクロスは狙い通りに蹴ることができた。でも、ゴールに入らなかったので残念」

●兵藤慎剛選手(横浜FM):
「相手にボールを保持される時間が多かった。そのなかで守備から入り、取ったボールを繋げなかった。そこで一回、繋げれば自分たちのリズムになったはず。そういうポジションを任されているのに、落ち着かせることができなかった。自分の役割ができなかったことに、すごくガッカリです」
 
●田中裕介選手(横浜FM):
「試合開始からボールは結構、相手に支配されていた。でも、先制して気持ちが楽になり、チャンスがあれば2点目を狙うというイメージが、みんなにあったはず。けれど、失点してからは相手が勢いに乗った感じ。個人的にも1点目の失点の時、センタリングを上げさせてしまった。それがすごく悔しいです」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「先制した後、しっかり2点目を取りにいこうというプランがあった。ちょっとした心の油断なのか、遠藤選手がフリーになって決められた。なぜあそこで人が足りなくなるのかが問題。どこかで大丈夫だろうと思い、動きが止まってしまった。技術的にガンバのレベルは高かった。多少プレッシャーがあっても、キープできるような選手が多い。その部分での差が90分を通して、少しずつ出てきたのかも」
●木村浩吉監督(横浜FM):

「前節まで13位。この浦和戦、そして来週のG大阪戦にぜひ勝って上位に食い込もうとトレーニングを積んできた。ナビスコカップで、だいぶ良い形が出来ていたので、勝ち負けは別にして、良いゲームは出来ると思っていた。
 代表の中澤は、本人と話をして休めることを決めた。韓国代表の金根煥は試合には出ていなかったので、コンディションも悪くなかったので、ワンポイントで使おうとベンチに入れた。
 最近の浦和の試合のビデオを2、3試合見ていた。2-3で負けた川崎F戦で、浦和が負けているのに残り20分ぐらいから足が止まってしまう場面があった。
 前半の終了前10分間と後半の頭から動きがよくなかったので、選手たちはやりやすかったのではないか。
 ただ前半の終盤の山瀬のシュートと小宮山の突破からのシーンで得点が決まっていれば4、5点入っていたのではないか。もちろんサッカーはそう甘くはないだろうが。
 前半の途中までは、うちの選手が自分のゾーンに入ってきた選手をあまりつかみきれていなかった。しかし、その時間帯にしのいだので、こういう結果につながったのではないか。
 後半に2点リードしてからも何度かチャンスがあったので、ああいうところを決めていくようなチームにしていきたい」

Q:相手の足が止まった原因をどう考えるか?
「相手チームのことは分からないが、前半の立ち上がりなど行き過ぎる部分があるのかもしれない。また、ウチの前半から中盤のプレスが良かった点はあっただろう」

Q:中村俊輔選手の移籍問題の影響はなかったか?
「全くありません」

Q:普段の試合中からポジションを頻繁に入れ替えているが、今日の山瀬と坂田の位置関係について、指示をしていたのか?
「特別には言っていない。普段から言っているように、もっとチェンジして欲しい。渡邉も含めた3人が常にローテーションしてほしい。バランスを考えて、2人、3人がひとつのサイドに固まったりしないこと。また距離が遠すぎてはコンビネーションが組めないので、そのあたりをコミュニケーションを取り合うようと指示している」


●山瀬功治選手(横浜FM):
「相手は浦和だし、ピッチコンディションやその他のことも考えると、厳しいゲームになるなと予想していた。だが、ナビスコカップのここ何試合かでは、チームとしてやろうとするサッカーが明確になり、いい形ができていた。それを今日も出して、結果に繋がったと思う。
前半は押し込まれるシーンが多かった。ただ、押し込まれながらも、最後のところで抑えていた。それがチームとしての自信になったはず。ベースのところがしっかりしていたので、バタバタせずにすんだ。
前半の課題は攻撃面。チーム全体として、ボールが足に付いていなかった。その課題が時間が経つにつれて、少しずつ良くなってきたと思う。その理由は、浦和の運動量が落ちてきたからだと思う。相手の中盤と最終ラインが間延びしてきたので、プレッシャーがゆるくなってきた。その後は落ち着いてボールを動かせるようになった」

●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「前の選手が点を取ってくれるから、思いっきりよく守備ができる。もし点を取られても取り返せるから。最近、みんなのゴールへの意識が高い。浦和は元気がなかったけど、勝ててよかった」

●飯倉大樹選手(横浜FM):
「今日はあまりピンチがなかった。とりあえずコーチングをしっかりやって、無失点にできたのがうれしい。前半の浦和はゴールに直結するプレーというより、ゴール前でボールを回してくるだけだった。だから、そんなに怖くはなかったです。
 雨の中での試合は、自分が出た公式戦では初だったので意識した。でも、そこまでシュートも飛んで来なかったし、それほどナイーブにはならずにすんだ」

●水沼宏太選手(横浜FM):
「リーグ戦再開後、一発目の試合で勝てて、チームとしてよかった。今日は相手チームへの声援がすごくて、F・マリノスのサポーターも絶対に勝ちたかったはず。自分はちょっとでしたけど、そのピッチに立てたことをうれしく思う」
●木村浩吉監督(横浜FM):

「ここ2、3日涼しかったけど、今日は28度で試合直前には29度にもなって、暑くなるよという話をしていた。あと、(大宮対)サンフレッチェ戦を見てウラを突けばチャンスがあるし、相手が下がったら足元で繋いでサイドで崩そうというプランでした。立ち上がりは両方とも集中していて攻めあぐんだが、まあまあだったと思う。先制点は取られたが、前半で逆転したのが大きかった。失点は不運だったが、藤本にペナルティエリア内で崩されていたから仕方ないと思う。ナビスコ杯は、うちは全部終って首位かもしれないが、まだ浦和対広島戦がある(ので分からない)が、今日負けたら他力での決勝トーナメント進出の可能性すらなかった。だから、今日はキモチで負けるなと話していた。熱い中、運動量も落ちず、よくやってくれたと思う。不満があるとすれば後半あれだけチャンスがあったのに、1点しか取れなかったこと。5点くらい取れたと思います」

Q:マリノスとアルディージャの差をあげると?
「アルディージャも練習しているし、決して体力が劣るとは思わない。前節から3人くらいメンバーが変わっているが、ベストではなさそうだとは思う。あと、個の力の差があるのかなと。交替選手を見てもうちのほうが上だと思います、でもそれくらいですかね。今日の試合は、(広島のように)7点くらい入ってもおかしくなかった。交替選手は例え15分くらいの出場でも意気が上がるし、短時間だから先発の人よりも動くから(大変だということを)察するが、短時間でも結果を残さないと。3人の選手に及第点は挙げられるが、水沼なんか1点くらい決めておけという話です」


●松田直樹選手(横浜FM):
オウンゴールは自分からいってしまった。以前負けたときに、自分が下を向いてしまって、ベテランなのに下を向いてはいけないとスタッフと話をした。だから、今日のミスではそこまで落ち込まずに次につなげられた。それが、勝ちにつながったと思う。今は、戦術よりも気持ちで勝っている感じ。ナビスコ杯では、色々な発見もあったし、自分には精神的な部分も求められているんだと分かった。決勝トーナメント進出は、(新潟戦、大宮戦と)2勝しても他力だとは分かっているけれど、やれるところまでやった。ナビスコ杯、ここで終りたくないという気持ちがあった。チームの調子が良くなっているので、続けたいと思う。
●木村浩吉監督(横浜FM):

「ナビスコカップは、うちは5試合目で残りは今日を入れて2つ。今日負けたら次のステージはないということで、何が何でもこの2つを取りに行くつもりでスタートしました。前節、大分に2-0から追いつかれ、逆転され、3-3というゲームになったのですが、そこから修正するところはできる限りやったつもりです。前節とGKだけを代えて同じような形でスタートしました。

立ち上がり、新潟さんもこのゲームに負けるときついということで、リズムをつくられたかなと思いましたが、マルシオ(リシャルデス)選手が退場したのがすごく大きかったかなと思いました。前半の終了間際に点を入れて、1-0で折り返せたのも理想的でした。

ただ、後半の立ち上がりに2点目を入れたあと、1人少ない相手に押し込まれる場面もあったし、ボールを支配される場面あったので、内容的にはそんなにいいゲームではなかったです。結果、3-0というスコアで勝てて、次につながったかなと。次に勝たないと今日の勝ちの意味がない。中3日ですけど、できる範囲の修正をしながら予選を戦っていきたいと思います」

Q.前節から修正した部分とは
「戦術的なことなので、あまり言いたくないのですが。攻撃で1つ、守備で1つ修正しました。今日は途中まではよかったですが、1人退場してからは、出来ていたような出来ていなかったような、という感じです」


●渡邉千真選手(横浜FM)
「前節、ホームで引き分けていたので、今日は気持ちを切り替えて臨んだ。(後半開始直後のゴールは)田中裕介からいいボールが入ったので、合わせるだけだった。アウェイで得点できていなかったので、取れてよかったです」

●兵藤慎剛選手(横浜FM)
「先制点は(山瀬)功治さんが0.9点分の仕事をしてくれたので、触ってコースを変えればいいだけでした。今季初得点で、自分のゴールが勝ちにつながってよかったです。前節、自分たちで首を絞めるような試合をしたので、今日は気合が入っていた」
-地域とサッカーを結ぶ新しいネットワークを、サッカー・サポーターグループが推進-

横浜F・マリノスのサポーターのサポーターグループと個人が連合し「NPO法人ハマトラ・横浜フットボールネットワーク」として新しい事業を開始することなった。これまで、多くのサッカー・サポーターによるNPO法人の活動は行われてきたが、実際にスタジアムに集うJリーグのチーム・サポーターによるNPO法人は、日本初の試み。横浜F・マリノスと本格的に連携しつつ、スタジアムのサポーターによるサッカー・カルチャーの推進活動を推進し、スタジアム内外で「サッカー・サポーターと地域コミュニティの連携による、スポーツを通じた地域文化の創造」を目指す。


■活動内容
【現在】
(1)フリーペーパー「ハマトラ」(年間16号発行・累計発行部数20万部超)の企画・制作・配布活動
(2)フリーペーパー「ウイマリ」(年間10号発行)の企画・制作・配布活動
(3)webコミュニティ「ハマトラSNS」の企画・開発・運用活動(会員数3,000人超)
(4)定期地域貢献活動の実施
(5)ポスター掲示や配布によるサッカー文化普及活動
(6)アパレルブランド「ハマトラ・クロージング」の企画・販売

【今後の予定】
・横浜市/横須賀市の地域フリーペーパーの企画・制作・発行
・webおよび紙媒体を通じた広告事業
・地域コミュニティのボランティア活動
・地域サッカー/フットサル教室の企画・運営
・イベントの企画/運営  等
●木村浩吉監督(横浜FM):

「G.W.を挟んでの5連戦で最低3つ勝とうと話していたが、実現できて嬉しい。前節負けて2勝2敗となり、連戦最後の試合は何が何でも勝つという気持ちで臨んだ。前の試合は雨でグラウンドがスリッピーだったが、その中でも諦めない姿勢を見せてくれ、そのままの感じで今日も試合に入れた。松田は100%のコンディションではなかったが、気持ちが入っていた。できるところまで使おうと思っていたが、最後まで頑張ってくれた。今日の試合は立ち上がりイレギュラーが多く、やりにくそうだった。立ち上がり、事故のような、不運な失点だった。だが前半で2-1で折り返せたのが良かった。後半は守りに入るなと言ってピッチに出したが、選手の勝ちたい気持ちが強かったのか、暑さで体力を消耗したのか、守ってしまった。ただ、それは悪いことではないと思っている。選手の交代は、前線から追い回せる選手を入れた。最後の15分は、危ない部分があったがDFラインがよく凌いでくれた。今季アウェイでの初勝利だし、逆転勝利は初めて。勝てて良かったし、連戦の最後を飾れてホッとしている。勝ち越せて良かった」

Q:今日の試合、狩野と山瀬のポジションを変えていた意図は?
「気のせいでは(笑)。ここ2試合狩野をボランチで出したが居心地が悪かったようなんで、前の方がいいと思って変えた」



●松田直樹選手(横浜FM):
「難しい試合になると思っていた。だが先制されても慌てなかったし、冷静だった。勝てるという気持ちが強かった。みんな疲れがあったと思うがしっかり動けていた。自分は休んでいた分、他の選手より動かなければと思ってプレーした」

Q:試合が終わって、大分の森重選手に話しかけていたが何と?
「大分はJ2に落ちるようなチームじゃない。上を向くか、下を向くかどうかはお前次第だからなと言った。森重はDFとして認めているし、この状況を自分の力で乗り越えてほしい」

●田中裕介選手(横浜FM):
「先制され悪い流れだったが、セットプレーで返せ、追加点を奪えたのが大きい。得点の場面は、いいパスといい動きが重なった。その前のプレーからチーム全体の動きが良かったので得点の匂いはあった。この5連戦で3勝をノルマに掲げていたので、達成できてよかった。次節はホーム。今季はホームでの成績がいいので、この連戦の3勝を無駄にしないように、いい試合をしたい」
●木村浩吉監督(横浜FM):

「ゴールデンウィーク5連戦の中での前節の初戦、名古屋に逆転負け。内容もあまり良くなかったので、原点に戻ろうと考えた。引いたらあまり良いゲームになっていないので、できたら前線から追って行こうと考えた。
ハーフタイムで、守備はまあまあ良いが、ただ攻撃で1/3に入ったときに3人の距離が遠いと注意をした。守備では3人が多少遠くても良いが、攻撃だと3人全員でなくとも、ボールを持っている選手に近づかないとコンビネーションが組めない。

後半の立ち上がりに、渡邉の非常に素晴らしいゴールが決まった。その後に相手のミスもあり、山瀬功のシュートもあって、それらが入っていれば3-0で終われたゲームかもしれないけど、そんなにうまくはいかない。
前節、狩野が首筋が痛いということで休ませたが、今日は中盤でボールをつなぎたかったので小椋に代えて起用した。運動量が多過ぎて、息が上がっている場面が見えたので、小椋を使った。小椋を入れた時点で、1-0で良いと指示をした。苦しい試合だったが1-0で勝てて、次につながったと思う」

Q:GKを飯倉を起用した理由と、評価は?
「2連続ゼロで抑えたあと、前節にセットプレーから2失点。松永GKコーチにも相談し、僕の中でも競争の二文字があるので、今日の起用を決めた。フィールドプレーヤーの競争させている中で、GKも競争という意識は松永GKコーチにも浸透していたと思う。榎本、そして飯倉ともきちんと話をしてくれている。
チャンスは、いつ転がってくるか分からない。そういうチャンスを生かすのがプロのサッカー選手だろう。僕が言っていたのは、出る・出ないをはっきりしろ、中途半端なプレーするぐらいなら出ない方が良いという点。出来は悪くなかったと思う」


●渡邉千真選手(横浜FM):
「前半からよくパスも回っていたし、比較的自分たちのペースでやれた。ゴールは思い切って打てました。これまで自分が点を取っても勝てていなかったから、今日の勝利はうれしい。
次はホームで神奈川ダービー。次もぜひ勝ちたいです」

●坂田大輔選手(横浜FM):
「前半はなかなかいい形を作れなかった。でも、後半に千真が決めてくれた。前回の名古屋戦も同じ展開で、うちが先制して逆転されていたから、今日は、それを何とかしたかった。前節のことがあったから、1点では勝てないと思い、次の点を狙った。そのなかでしっかり守って、結果的によかったです。自分のプレーは、最後のフィニッシュの場面の部分でなかなか、いいチャンスが来なかった。とりあえずチームが勝てたことが一番です」
●松田直樹選手(横浜FM):
「テツに代わって、大樹がJ1で2試合目の出場をした。思う存分、楽しめと大樹に言った。やっぱり、何もやらずに後悔するより、楽しんで負けた方がいいから。そう言ったけど、アイツはのびのびやるし、性格的に図太い。いいプレーをしてくれた。他の代わった選手もよくやってくれた。
千真のゴールはスーパーだったけど、今はみんなで助け合ってやっていくことしかない。去年の終わりも、みんなが連動して、『みんなのためにやる』というのが伝わり、結果につながったと思う。そういうのが徐々に出てきている」

●金根煥選手(横浜FM):
「厳しい状況のなか、千真選手がゴールを決めてくれた。自分もチームの力になってよかった。また、得点チャンスが何回かあったけど、それを生かせず、難しい試合になった。イ・グノ選手のことは、韓国人だからといって特に意識せず、他の日本人選手と同じ選手だと思って戦った。何回か危ないシーンもあったけど、止めることができたのでよかったと思います」
●木村浩吉監督(横浜FM):

「前節、神戸に今シーズン初の白星で、いい感じで今週1週間を過ごして試合を迎えました。新潟には負けたんですけど、入り方というか気持ちは相手よりも勝っていたと思うし、その気持ちをこの試合でも出せたと。前半、入り方はよかった。ちょっと1つ2つ先発を代えようかと思ったんですけど、前節と同じ先発で行きました。入り方はアウェイでしたけどよく、前半はまあまあの出来だったかなと。ただ、後半、皆さん見ての通り、なかなか押し込まれる場面が多くて、セカンドボール、相手から奪ったボールをなかなかきちんとポゼッションなり攻撃ができなかったかな、と思います。わたしいつも言ってますけど、アントラーズ、ガンバ、フロンターレ、この辺はやることがしっかりしてるチームなので、Jリーグでも強豪なのかな。まあ、もちろんいま首位を走ってますから、そういうチームに互角以上の戦いをして勝とうということで入りましたけど、後半なかなかボールがつなげず、非常に後半は不満です。0-0というスコアに満足してないですし、1週間で技術が上がるわけでもないですし、同じことですけども徹底してやっていかないといけないかなと思います。ただ、1週間ちょっと空くので、2日休んで次のグランパス戦、もう一度立て直してがんばっていきたいと思います。」

Q:今日みたいな引き分けで終わったことは価値があると思うのですが、監督はどうお考えですか?
「もちろん引き分け狙いでサッカーをやってるわけではないので、勝ちを狙っての引き分けなんで、満足はしてないというのは、言いました通りです。」

Q:鹿島が両アウトサイドの裏を狙って来るというのは試合前からわかっていたと思うのですが、そのケアをいうのはどう考えていたのでしょうか?
「そうですね、守備面ではサイドに流れて来るというのはわかってましたし、2列目がそこに出てくるのもわかってましたし、そのへんの対応に追われ過ぎちゃったかな、という感じですね。危ない場面がありましたけど、最後よく守っていたと思います。」

Q:鹿島の若手のFW陣をどうやって守っていこうと思って、試合前に指示をしていたのですか?
「去年の途中から監督を引き受けてやってますけど、名指しで誰がどうだ、という話をあまりしないです。いろんなFWがいる中で、番記者の方には言いましたけど大迫とか興梠よりもマルキーニョスの方が嫌だよね、という話をしましたし、いろんなチームにいろんなストライカーがいるんで、それに対して経験をつむためにいろんな対応があると思うので、彼らに対してこういう対応をしろという指示はしてません。」

Q:齋藤学選手を投入した意図を教えて下さい。
「中盤でなかなかボールが繋げないなか、山瀬功治も息が上がっているような感じが見受けられたんで、そこでボールが落ち着かないとなかなかチャンスがつくれないと思い、水沼宏太か齋藤学か迷ったんですけど、齋藤学の前を向いたときのドリブルを想定してというか、それに期待して使ったつもりです。ただ、なかなか良い形でボールが入らなかったですけどね。」


●兵藤慎剛選手(横浜FM):
「特に今日は連勝したかった。前半良い時間帯に取れないのはマリノスが上に上がれない要因。でも、後半苦しい時間をみんなでまもれたのはよかった。もう少しビルドアップのときに落ち着かせればよかった」
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