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J1第13節最終日(18日、広島3-0横浜M、広島ビ)横浜Mは広島に0-3で完敗したが、木村和司監督(52)の秘蔵っ子、FW小野裕二(17)がクラブ最年少出場記録を更新し、次戦先発の可能性も出てきた。

 屈辱的惨敗の中にも光明はあった。横浜Mの高校3年生、17歳208日のFW小野裕二がクラブ最年少出場記録を更新。後半17分にピッチに登場すると、同23分には相手DF2人をドリブルでかわし絶妙なスルーパス。昨年10月の高円宮杯決勝でハットトリックを決めた高校世代最高のストライカーに、初采配(さいはい)の故郷で完敗した木村監督も、「マリノスの宝。大げさに言えば、日本の宝になっていくと思う」とうなるしかなかった。

 それでも本人は「出たからには、点に絡まないと。あそこ(後半23分)は自分でシュートしないとダメ」。指揮官は「最初から使えるかなくらいに思っている」と24日のG大阪戦(日産ス)での初先発まで示唆。14年ブラジルW杯のエース候補の第一歩は、19日が52歳の誕生日の監督にとって、もみじまんじゅうより甘いプレゼントとなった
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Jリーグ・ナビスコカップ予選リーグ第6節第1日(5日、神戸1-1横浜M、ホムスタ)「15分とか20分しか試合をしていない」と、横浜Mの木村監督が酷評する劣勢。その流れを変えたのは途中出場の20歳、斎藤学だった。

 後半の頭からピッチに立つと「誰かが(リズムを)変えないとと思っていた」と果敢にドリブルを仕掛ける。0-1の後半30分、山瀬のサイド突破に合わせてゴール前に顔を出し、プロ入り初ゴールを左足で決めた。

 昨年は10月に左ひざ半月板を損傷。今季リーグ戦はまだ1試合しか出番がないが、代表組不在の中で好結果を残した。

 試合内容には不満の指揮官も、斎藤学については「学のところにボールが入ると何か起きそうな気がした」と言う。ただ当の若武者は「まだチャンスをつかんだわけじゃない」と、激しいレギュラー争いへ気持ちを引き締めた。
J1第9節(1日、横浜M1-0磐田、日産ス)今季初出場初先発のDF天野が決勝弾。後半31分、MF坂田の左クロスをJ1日本人最小兵(1メートル62)の体で競り合い、左肩でプロ初ゴールを押し込んだ。「こんな小さくてもできるのを見せられてよかった」と苦笑い。「自分が上がれば相手が下がる。俊さんと話した通りになった」と俊輔の助言にも感謝しきりだった。地元・神奈川育ちでユース出身の陽気なムードメーカーの活躍に、DF中沢は「1面、天野でいいんじゃないですか? チャンスをモノにするのは彼の努力」と目を細めた。


横浜M・俊輔、決勝点呼んだボランチ!

その才能は、本職にとどまらない。俊輔が、慣れ親しんだ右の攻撃的MFではなく、右ボランチで先発。後半31分、中央から左サイドのMF坂田にパスを出し、決勝弾の起点になるなどほとんどの攻撃に絡む活躍で、2戦ぶり勝利を演出した。

 「ある程度の形は作れたと思う。前にFWっぽい選手がいたので、組み立ててというより裏を狙った。もう少し崩せるボール回しができればいいけど」

 ボランチでの先発は、エスパニョール時代の昨年10月4日ビリャレアル戦以来で、今季から復帰したJリーグでは初。中盤でのボール回しが停滞気味だったことや、左足首痛の負担軽減を考慮したもので、俊輔自身も「チームがうまくいく形が固まれば、またそのうち前(攻撃的MF)に行くよ」と、あくまで緊急措置であることを説明する。

 ただ、「サイドバック(SB)を気持ちよく上げさせることを考えた」という通り、右SBのDF天野が駆け上がり、決勝点を決めたのも、そのキープ力あってこそ。決定的な仕事が減るマイナス点はあるが、ボランチ(ポルトガル語でハンドル)の名の通り、かじ取り役の能力を示した。

 岡田ジャパンへの可能性も広がる。代表でも右MFが定位置で、ボランチでの先発は1度もない。ただ、イタリア代表MFピルロ、セルビア代表MFミリヤシュのように、レジスタ(イタリア語で演出家)と呼ばれる、ボランチの位置で攻撃を組み立てるテクニシャンの存在は強豪国のトレンドでもある。

 不動のボランチのMF遠藤に何かがあった場合や、よりゴール前でのプレーを好むMF本田との連係向上など、1つのオプションとして選択肢が広がるのは歓迎材料だ。

 中断までJリーグは残り3試合。「マリノスに勝利、勝ち点3をもたらせるように頑張ります」と全力投球を誓う俊輔の姿は、南アW杯での輝きに重なる
“岡田ジャパン後遺症”に、J1横浜Mの木村和司監督(51)が8日、心配そうに口を開いた。

 「(俊輔は)足首が痛いのに大丈夫なんじゃろか。勇蔵(栗原)は、ああせい、こうせい言われすぎよの。無理してやって、かなり内出血しているらしいし」

 前日のセルビア戦。左足甲&左足首痛を負うMF中村俊輔は強行先発。DF栗原も4年ぶりに代表戦に出場した。しかし0-3で惨敗し、栗原は2失点の前半のみで交代。打撲していた左太ももに内出血まで抱えてしまった。

 この日午前に治療などで横浜Mのクラブハウスに戻った2人は、珍しく言葉少な。「(取材は)あしたにしようよ」という俊輔に、栗原も「横浜は空気がいいね」とポツリ。顔を合わせず帰宅した2人に木村監督は「逃げてるのう、ワシから」と心中を思いやり、「無理はさせたくない。あしたどうなるかよ」と10日のC大阪戦欠場の可能性も示唆した。

 「この時期にテストやったら、ああなるわな。批判になっちゃうから、言いたくないけど」と木村監督。セルビア戦に出場した全選手が抱えているはずの“傷”。W杯のためにも、テスト失敗で済まさず、岡田監督には“処方箋(せん)”を提示する義務がある。
クラブハウスでクールダウンしたJ1横浜M・DF中沢は8日、「寝てないです。悩むだけ悩みました」と神妙な表情を浮かべた。関係者によると、試合後のロッカールームでは激論も交わされたというが、「次のC大阪戦に向けてメンタルを整えて、(W杯メンバーの)発表を待ちたい。個人としては、どこまで1カ月で高いところに持っていけるか」と前を向いた。MF山瀬は出場時間が短かったため、代表勢で1人チーム練習に合流した。
キリンチャレンジ杯2010(日本0-3セルビア、7日、大阪・長居陸上競技場)厳しい状況に立たされた岡田ジャパンの中でも、MF中村俊輔だけは改善すべき点を具体的にイメージしていた。

 「同じことの繰り返しだからね。(昨年9月の)ガーナ戦でも、相手GKのパントキックがそのまま入ったヤツ」

 前半15分、FW興梠のパスミスを奪われ、栗原と中沢が裏を取られて失点したシーンを問題視した。「攻めているときのバランスが少し悪い。あの時は(栗原)勇蔵が1人になったし、攻めているときのポジショニングが大事になる」と、攻めているときこそ守備意識が必要という発想の転換を強く訴えた。

 「後半になってちょっと(痛みが出た)。あした? 治療だね」。左足甲、左足首の痛みが癒えない中で懸命のプレーも見せた俊輔。しかし、「持ち味を出させてあげられなかった」と、新戦力を生かせなかったことに悔しさを隠せない様子だった。
新戦力のテスト。チームの底上げ。それどころではない惨敗だった。

 「色々あるけどやられちゃった。個人的にはもうちょっとやれたし、ちょっと悔しい」

 栗原が元気なく振り返った。前半15分、FW興梠のパスミスから背後を取られ、早々に先制点を献上。8分後にも追加点を奪われ、前半だけで交代させられた。普段の強気が消えるのも無理はなかった。

 W杯メンバー発表前、最後の試合。岡田監督は「最後のオプションを試す機会にしたい」と栗原、永井らを招集した。しかし、世界の壁の前に十分なアピールは果たせなかった。

 「(代表での練習)時間が短くても、やらなくちゃいけない。サイドバックとの距離とか全然違うから、いつものように強くいけなかった。それは自分のせいでもある」と栗原は自らを責めた。

 相手は国内組だけの2軍で、W杯で戦うデンマークと同じ長身を相手に、新戦力として名乗りを上げる好機だった。しかし、「相手が強かった。デカくて横幅もある。日本人と全然違う」と、Jリーグとの違いを痛感させられた。

 DF槙野も「センターバックの代わりがいないといわれるのは、自分でも歯がゆい」と唇をかんだ。中沢、闘莉王に続くセンターバックの人材難は解消できず、後半からは本職でないMF阿部を配する結果となった。4月とは思えない寒さの浪速の街に、新戦力たちの熱い思いは届かなかった
先にある世界へ、栗原が決然と言い放った。

 「(セルビアは)世界でもデカい方。その相手にどれだけできるか。あしたできなきゃ、W杯でできるはずがない」

 セルビアはFIFAランク15位(日本は45位)の格上だが、W杯予選に出場した選手は3人のみの“2軍”。W杯メンバー入りへ、そんな相手に手間取ってはいられない。

 決意を裏付ける驚異のヘッドも披露した。主力組で出場した午前中の紅白戦(10分×2本)の前半3分、俊輔の右クロスをジャンプ一番、ゴールに突き刺した。オフサイドにはなったが、守備でも1メートル85の大型FW矢野を高さで圧倒した。DF闘莉王(名古屋)が出場停止の中、夕方の公式練習でも主力組に君臨、先発を確実にした。

 中沢、闘莉王に続くセンターバックが出てこない岡田ジャパンにとって、栗原にかかる期待は大きい。セルビアは、W杯1次リーグで対戦するデンマーク同様の長身軍団。特に1メートル93のFWレキッチは、W杯メンバー入りも確実だ。

 1メートル91のデンマーク代表エースFWベントナー(アーセナル)も想定できる大型FWにも、栗原は「その相手に何回勝てるか。DFとしては1回でもやられちゃいけない」。かつてボクシングジムにスカウトされた世界クラスのフィジカルを証明するつもりでいる。

 「高い相手にどういう対処をするか、ある意味楽しみ」とメガネを光らせる岡田監督の言葉には、「守備では抑えて、点が取れたら最高」と言い切った。W杯直前につかんだ大チャンス。“ハマの最終兵器”が、浪速の街から名乗りを上げる。
J1第5節第1日(3日、横浜M1-2清水 、日産ス)4年ぶりに代表復帰した横浜MのDF栗原は左太ももを打撲し、前半のみで退いた。病院での検査は行わず、痛みが引けば5日からの代表合宿に合流できそうだ。ただ、DF中沢との代表DFコンビで2失点し、「踏んだり蹴ったり。気合を入れ直す」と悔しそう。「仙豆(漫画ドラゴンボールに登場する疲労回復効果のある豆)でもあればいいのに」と苦笑いしていた。
役者が違った。0-0の後半13分。しびれを切らした横浜Mの木村和司監督が、予定より早く俊輔&山瀬の“緊急投入”を決断。すると同26分、俊輔の左CKから中沢がヘッド弾を決め、勝利が導かれた。

 「勇蔵(栗原)ばっかりじゃなく、ボンバーもうれしそうだったから良かった」。リーグ戦では2戦連続でDF栗原のヘッドをアシストした俊輔が笑みを浮かべれば、中沢は「勇蔵に最近持っていかれていたのでうれしい」と今季初ゴールにニヤリ。栗原と重なる形で生まれたゴールで、その栗原は「日本一のDFに競り負けた」と応酬した。ムードも最高だ。

 「試合前に佑二もそろそろ(点を)入れんといけんのうと言ったが、本当にうれしそうだった。いいキッカー、いいターゲットがいると本当にいいね」。4・7セルビア戦で選出された4人が、持ち味を発揮しての勝利に木村監督も満足げ。横浜カルテットの輝きは、南アW杯に向けても頼もしい。
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