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横浜のMF水沼が、プロ初先発試合を白星で飾った。日本代表として中東遠征中のMF山瀬功の不在もあり、ボランチでフル出場。本来は、元日本代表MFの父・貴史氏と同じ攻撃的MFだが、1列下がった位置から積極的に攻撃に絡んだ。「フル出場できたことは自信になるけど、1試合だけじゃ意味がない」。昨年のU―17W杯で主将を務めた若武者は、次戦23日の大宮戦に気持ちを切り替えた。
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昨季日本人得点王の横浜FW大島が2分間で2得点を挙げ、劇的な逆転劇を演出した。0―1の後半41分に右CKを頭で合わせてネットを揺らすと、42分にはMF山瀬功のシュートのこぼれ球を左足で押し込んだ。放ったシュートは両チーム最多の6本。「決めないといけない場面は他にもあった。でも勝負を決める2点には満足している」と笑顔を見せた。

 昨季は30試合で14得点を記録。今季はマークが厳しくなることが予想されるが、昨季以上のゴール数を最低目標に掲げている。7日の開幕戦(対浦和)は不発に終わっただけに「初ゴールが取れてホッとしている」と安どの表情を浮かべた。負傷離脱中のMF河合に代わり主将を務めるエースの活躍でチームは2連勝。暫定2位に浮上し、桑原監督は「一気にスタートダッシュしたい」と手応えを口にした。
横浜の日本代表DF中沢が1月末で切れたプーマとの契約を延長することが確実になった。条件面で合意し次第、正式決定する。今季からチームが契約を結ぶナイキからラブコールを受けていたが、愛着のあるスパイクを使うことを決意。関係者は「アジア最高のDFだし、もちろん日本人最高クラスの待遇」と説明した。右足首痛を抱えている中沢だが、15日の札幌戦は先発する見通し
横浜の日本代表MF山瀬功が、古巣撃破を誓った。15日にアウェーで対戦する札幌はプロ生活をスタートさせ、02年まで在籍した思い入れの強いクラブ。昨季まで札幌はJ2だったため今回が初対戦となる。8日の開幕戦では03、04年に在籍した浦和を撃破。2戦連続の古巣との試合を前に「特別な意識はないけど、大事な試合であることは間違いない。自分の特長を出すことを心掛けたい」と力を込めた。
横浜の桑原隆監督(59)が、ダンディーに采配を振る。チームと契約を結ぶ紳士服ブランド、エディフィスの協力を得て、15日のアウェー・札幌戦以降の公式戦全試合に違う服装で臨む方針を固めた。磐田監督時代も革のパンツなどの私服で指揮しており、ファッションへのこだわりは強い。一般的にはスーツかジャージーでベンチに入る監督が多いが、「カジュアルなものを着たい」と明かした。

 横浜と関係の深いスタイリストのアドバイスも参考にしており、最先端の流行を取り入れたスタイルになる見込み。エディフィスから提供される品もあるが、一部は自腹でまかなう可能性が高い。今年還暦を迎えたが、ミッキーマウスと男性デュオ「コブクロ」をこよなく愛するなど、気持ちは若い。浦和に勝った開幕戦翌日の9日もコブクロのライブに出掛けたほどだ。「札幌は寒いんだよね?マフラーはいるかな?」。好スタートを切った今季のチームは、99年にアジア年間最優秀監督に輝いた名将のファッションにも注目だ。
横浜は、15日のアウェー札幌戦でFW坂田の今季初先発が確実となった。桑原監督から「(出場停止の)ロニーの代わりは坂田で問題ない」と指名され「札幌の監督は前の大宮の監督だし簡単な試合にはならない」と気を引き締めた。チームにとって札幌の三浦監督は天敵。05、06年のリーグ戦では三浦監督が指揮した大宮に1分け3敗と未勝利だった。守備を固めてカウンターを仕掛けてくる戦術に苦戦しており、1対1で勝負ができる坂田に懸かる期待は大きい
試合を決めたのは横浜のプロ2年目・小宮山だった。0―0の後半15分、右サイドからの田中隼のクロスのこぼれ球に反応。左サイドから中央に切れ込み右足でゴール左隅に突き刺した。「ボールが来る前からシュートを打つと決めていた。練習でもよく打つけど、決めたことはない」。リーグ通算27試合目で生まれた初ゴールが決勝弾となった。

 順大に在学中の06年に特別指定選手として横浜でプレー。当時、横浜を指揮していた岡田現日本代表監督に評価され、入団が決まった。オシム前監督時代の07年5月に日本代表候補合宿に参加した経験を持つが、岡田体制下での代表経験はない。この日の試合を視察した岡田監督は「(小宮山は)オレが獲った選手」と満足げに話しており、プロ初得点は代表入りへのアピールにもなった。
勝利を告げる終了の笛が響くと、Jリーグ史上3位となる6万1246人の大観衆の歓声と悲鳴が交錯した。昨季アジア王者を横浜が撃破した。「何よりも勝ったことが大きい。退場者が出ながら全員で守ったことは評価できる」。充実した表情で振り返った中沢が、大一番の主役だった。

 横浜が浦和に勝ったのは、04年12月のJリーグチャンピオンシップ以来10戦ぶり。リーグ戦での勝利となると03年9月13日以来、実に4年半ぶりだった。1メートル87の巨体が壁と化してつかんだ執念の白星。日本代表のDFの要とFWの核。注目の高原とのマッチアップを完全に制した末の勝利だった。

 前半5分、高原の後方からの厳しいチェックが始まりの合図だった。同41分には高原へのタックルでファウルをもらったが、中沢はひるまない。後半7分に高原へのパスを体を前に入れてカット。後半28分には高原からボールを奪った際に逆にファウルを受けた。

 高原へのボールをことごとく寸断し、前を向かせない動きは、試合前からの作戦だった。3バックを形成するDF栗原、田中裕に「高原とエジミウソンは裏に抜けてこないから、前で勝負していこう」と指示。その通りに浦和の2トップに仕事をさせなかった。3日に捻挫した右足首に痛みが残り「ジャンプは基本的に左足で踏み切った」という状態で、若い最終ラインを統率した。

 桑原新監督の采配も光った。小宮山のゴールで先制した9分後の後半24分、FWロニーが2度目の警告で退場。10人の戦いを強いられたが、慌てなかった。実は「いろいろな事態を考えないと」と、3日前の5日に退場を想定した10人対11人の紅白戦を実施していた。その時、ピッチ外にいたのは偶然にも実際に退場したロニー。まさに練習通りの展開だった。

 唯一のゴールも指揮官の思惑通りだった。高い相手最終ラインを崩すため、ハーフタイムに両サイドのMF田中隼、小宮山に低いクロスを指示。小宮山の決勝弾は田中隼の右サイドからの低いクロスが起点。磐田時代の99年にアジア年間最優秀監督に輝いた59歳の知将の戦術眼が光った。

 大黒柱の中沢と、4年ぶりの優勝を託された桑原新監督が引き寄せた3年連続の開幕戦勝利。中沢は「勝つことが大事だった。浦和は横綱だから少しずつ調子を上げていけばいいかもしれないが、うちは最初からいくしかない」と力を込めた。チームの今季のテーマは「復活」。4度目のリーグ制覇へ向け、トリコロールの名門が確かな一歩を刻んだ。

 ≪スポニチMVP受賞≫スポーツニッポン新聞社選出のマン・オブ・ザ・マッチは、数的不利の状況で守備ラインを統率して完封勝利に導いた横浜・中沢に決定。試合後の表彰式で、スポニチ・柴田幸嗣常務取締役からスポニチ購読券1年分が贈られた。
名門復活を期す勝負のシーズンが、いよい幕を開ける。03、04年にJリーグ史上3クラブ目の連覇を達成した横浜だが、栄光は長くは続かなかった。05、06年は9位、昨季は7位に低迷。リーグ制覇どころか優勝争いにも絡めない不本意なシーズンが続いている。再建を託された桑原監督は就任会見で「今季はマリノス復活の年。優勝を狙っていく」と宣言。ゲームを支配して勝つ、華麗なスタイルで4年ぶりの王座奪回に挑む。

 攻撃のカギを握るのは新ブラジル人コンビ。ブラジル代表経験もあるFWロニーとJ2仙台で2年連続2ケタ得点を記録したMFロペスがフィットするかどうかが、ポイントとなる。昨季リーグで日本人最多得点の14ゴールを挙げたFW大島、2月の日本代表の東アジア選手権で2得点を記録したMF山瀬功ら日本人には計算できる選手がそろうだけに、ここ数年“空振り”が続いている助っ人の出来がチーム浮沈の行方を左右する。

 ロニーは動き出しの早さと、決定力の高さが武器。2月27日の法大戦で2得点を挙げるなど練習試合ではゴールを量産している。「日本のサッカーはスピードがあってテンポが速い。でもサッカーであることは同じ」と日本で戦う感覚も徐々につかみつつある。左太腿裏肉離れで出遅れていたロペスも3月8日の開幕戦、浦和戦に向けて調子を上げており「タイトルをとるために全力を注ぐ」と気合十分だ。



 守備陣のタレントは今季も健在。日本代表DF中沢、DF栗原に加えて、故障の影響で昨季出場8試合に終わったDF松田も万全の状態で開幕を迎える。システムは4バックと3バックを併用する可能性が高く、相手に合わせて臨機応変な戦い方ができることも強みだ。ボランチのMF河合主将が左ひざ痛で出遅れているのは痛手だが、松田がボランチに入る布陣もテストしており、不安材料は少ない。

 日本代表の活動でチームを離れていたDF中沢、MF山瀬功は2月26日から全体練習に合流。攻守の軸となる代表コンビが加わり、桑原監督は「早いパス回しとドリブルを駆使したポゼッションサッカーを目指す。昨季までの豊富な運動量をベースに、攻撃的な私の色を出したい」と抱負を語った。魅力あるサッカーでJリーグを制して、来季はアジアの舞台へ。伝統の根付いたトリコロールのユニホームがピッチで躍動した時、真の名門クラブへの道が開けてくる。
Jリーグは8日、各地で開幕する。スポニチ創刊60周年を記念して「スポニチデー」として行われる横浜―浦和戦(日産スタジアム)は、特に注目度が高くJリーグ最多入場者数を更新する可能性も出てきた。前売り入場券の販売数は6日時点で6万2000枚を突破。記録更新は着券率(実際の来場率)次第となるが、リーグ最多入場者数6万2241人を動員した06年12月2日の浦和―G大阪戦を上回る勢いを見せている。4年ぶりのリーグ制覇を目指す横浜に最高の舞台が整った。

 今季開幕戦の最大の注目カード「横浜―浦和戦」がJ史上最大級の盛り上がりを見せている。前売り入場券の販売数が6日時点で6万2000枚を突破。リーグ最多入場者数6万2241人を動員した06年12月2日の浦和―G大阪戦(埼玉)を上回る勢いだ。J公式戦最多入場者数6万4899人を誇る04年チャンピオンシップ第1戦の横浜―浦和戦(日産ス)の更新も視野に入ってきた。

 会場の日産スタジアムの収容数は7万2370人だが、緩衝地帯(2100席分)などがあるため今回の入場券の販売上限は6万5500枚。販売枚数は伸び続けているため、当日券は発売されない見込みだ。2月の販売開始当初はアウェー側の売れ行きが好調で、スタンドが浦和サポーターで赤一色に染まることも懸念されたが、開幕戦を目前に控えて横浜サポーターが奮起。横浜関係者は「サポーターの比率は58(横浜)対42(浦和)ぐらいになると思う」と説明した。

 大一番に備えてピッチ外も慌ただしくなっている。試合を主催する横浜は警備員を通常の350人から520人に増員することを決定。警備員は普段は試合5時間前に集合するが、今回は開始9時間前の午前5時からスタジアム入りする。神奈川県警港北署は機動隊を出動させる。JR東日本も最寄りの新横浜、小机駅に乗り入れる横浜線で上下線合わせて8本の臨時列車増発を決めた。

 先発が確実なDF栗原は「浦和は大観衆に慣れているけど、慣れていないウチには最高のモチベーション。そういう意味では有利」と歓迎。初陣となる就任1年目の桑原監督は「赤(浦和サポーター)の方が多いんじゃないの?えっ違うの。最高の開幕になればいい」と勝利を誓った。開幕戦はチームマスコットのマリノス君の応援250試合目のメモリアルマッチでもある。8日午後2時。大観衆が押し寄せるビッグゲームで、トリコロール軍団が新シーズンのスタートを切る。
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