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6月末で退任予定だった横浜・左伴繁雄社長が、今月末で辞任することが分かった。週明けに正式発表され、6月から顧問の斉藤正治氏が社長に就任する。4月から顧問に就任した斉藤氏への引き継ぎ作業を行ってきたが「頭が2人いたらみんながやりにくい」と、自ら親会社の日産自動車に辞任を申し入れ了承された。左伴社長はこの日、緊急で職員を集め「乱暴な社長でごめんね。自分の財産はみんなに会えたこと」と力なく話したという。今後の進路は未定。
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横浜の早野監督にとって古巣・柏との対戦は今季3度目だが、アウエーは初めて。日立柏サッカー場での試合は05年11月以来1年半ぶりとなる。柏サポーターはかつてJ2に降格させた早野監督に対し嫌悪感を抱いているだけに、会場が大ブーイングに包まれるのは必至。それでも指揮官は「釜山でもソウルでも日立でも、やることは一緒」と平静を装った。リーグ戦から大幅なメンバー変更は行わないもよう。前線からのプレスを徹底し、5年連続の8強進出を決める。
初招集された大卒ルーキー・小宮山は「たくさんの人の中にいるのが大嫌いで…」と緊張気味。見かねた先輩のDF中沢が「なじむまでが難しいと思うので、いじる対象にします」と笑わせた。練習ではオシム流トレーニングを初体験。目まぐるしく変わるビブスを身につけ、「一瞬も気が抜けない。いろいろなアイデアを出せという印象を受けました」と刺激を受けた様子だった。
リーグ戦出場わずか6試合の横浜の新人、DF小宮山が日本代表候補に初招集された。即戦力と期待されながら開幕から1カ月はベンチ入りすらできず、4月14日の磐田戦でプロデビュー。同22日の大分戦から左サイドバックに定着すると、低迷していたチームは3連勝と勢いに乗った。果敢な攻撃参加が持ち味で、9日のナビスコ杯・柏戦ではFWハーフナー・マイクのプロ初ゴールをアシストした。「頑張らないと、いつ外されるか分からない」とチームでのレギュラー確保に必死だっただけに、本人も驚く代表候補入りだ。
山瀬兄弟が横浜の窮地を救った。弾みをつけたのは弟・幸宏。前半11分、右サイドから中央に切れ込み、左足で先制点を叩き込んだ。「顔を上げたらネットが揺れていた。うれしかった」。この日は23歳の誕生日。プロ5年目の初ゴールで、真っ先に駆けつけた兄・功治から頭を叩かれ祝福された。

 締めは兄だった。後半43分、弟からのパスを左足で決めて5点目。史上2組目の同一チーム兄弟同試合ゴールとなった。負ければ16位の崖っ縁で99年4月10日のC大阪戦(6―0)以来8年ぶりとなる5点差以上での勝利。9位まで浮上した。

 「兄弟でもグラウンドでは一選手同士。保護者じゃない」という兄だが、この日ばかりは「本人も自信になると思う」と弟を褒め称えた。高い位置からのプレスもはまり始め、早野マリノスに少しだけ光が差し込んできた。
横浜・早野監督がDF田中隼と田中裕の両サイドバックに、19日の東京Vとの練習試合出場を命じた。控え組中心のメンバーを予定していたが、最近2戦はクロスの精度を欠いて勝利を逃しただけに「2人にゲームの中で課題を持ってやってもらう」と主力の投入に踏み切った。22日の大分戦(日産ス)の先発出場が濃厚な田中隼、田中裕は23日間で7試合の超過密日程。チームは13位と低迷しているだけに、背に腹は代えられない。
1点を追う前半37分、横浜のMF山瀬功が同点弾を決め、田辺主審もゴールを認める笛を吹いた。だが、審判団の協議の末にノーゴールとなった。

 問題の場面は柏のDF近藤のバックパスをFW坂田が奪ったところ。副審はオフサイドを示す旗の揚げ方をした。主審はオフサイドはないとして流したが、副審はファウルだったと主張。横浜は誰のファウルなのかと詰め寄ったが、主審は「難しい質問はしないでくれ」としどろもどろ。5分間の抗議も実らず、試合再開。圧倒的に攻め続けながら、決定力を欠き敗れた。

 早野監督は2年前にJ2に降格させた古巣から大ブーイングを浴び、揚げ句にこれで今季の昇格組に3連敗。クラブはJリーグに意見書を提出することを決めたが、指揮官の怒りは収まらず「二度とあの人には笛を吹いてほしくない」と吐き捨てて会場を後にした。
一昨年まで指揮を執った古巣との対戦を前に、横浜・早野監督から過激発言が飛び出した。好調な柏について「勢いがある」と認めながら「でも、もうすぐ下火じゃないの」とバッサリ。「そう思わなきゃやっていけない」が真相だが、挑発と取られかねないコメントだった。「周りは騒ぐだろうけど。過去は引きずってはいけない」。J2に降格させたことは忘れ、公式戦3連勝を狙う。
柏が“早野ダービー”で因縁月間のスタートを切る。3勝1分けと開幕ダッシュを決めた3位の柏は7日、横浜と対戦する。横浜の早野宏史監督(51)は、柏が05年にJ2降格した時の指揮官とあって、選手は闘志満々だ。4月のリーグ戦は横浜戦後も浦和、甲府、名古屋と遺恨カードが続く。まずは早野・横浜を叩いて、快進撃にさらなる弾みをつける。

 1月の新体制発表会。柏の竹本GMはサポーターの要請に応じる形で「横浜には勝ちます!」と宣言した。J1に返り咲いた今季。開幕前から最大の“ターゲット”は早野監督率いる横浜だった。05年も正GKだった南は「早野さんの方が意識すると思うけど、サポーターがあおれば僕らも高まっていく。いい流れで横浜戦を迎えられたし、楽しみ」と腕をぶした。

 成績がふるわなかった05年当時は、チーム内の雰囲気も良くなかった。それでも、早野監督に恩義を感じている選手も少なくない。05年10月に右ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負ったDF近藤もその1人。ケガの報告をした際に「人生にはゆっくり歩くことが必要なときもある」と励まされ、号泣した。「恩師のような存在。当時は左サイドバックだったけど、サイドの視点を経験したことが今に生きている」と恩返しを誓った。

 一方、FW李は早野監督の下では出場機会に恵まれなかった。紅白戦のメンバーからも外され、別のグラウンドでMF鈴木と2人きりで練習した苦い思い出もある。「悔しかった。成長ぶりを見せたい」と意気込んだ。

 横浜だけではない。今月は05年に遺恨が生まれた相手との試合が続く。それでも、今の柏には、それを楽しむ余裕すらある。竹本GMが「ウチは挑戦者。いろいろなスタイルのチーム相手に、自分たちのサッカーがどこまで通じるか。今月の4試合は本当に楽しみ」と言えば、李も「因縁が多いことが、いいモチベーションになっている。めっちゃ、楽しそうです、僕」と笑う。J2を経験して一枚岩になった新生レイソル。その強さを宿敵相手に示し続ける。
ナビスコ杯は4日、各地で予選リーグ第3節の8試合を行った。先週末のJ1第4節からの連戦でメンバーを入れ替えるチームが多い中、横浜は快勝した広島戦と同じ先発で清水と対戦。前線からのプレスでボールを奪い、MF山瀬功治(25)とFW坂田大輔(24)のゴールで2―0と快勝した。対照的に先発11人全員を入れ替えて臨んだ柏は、大宮と0―0で引き分けた。

 リーグ戦で得た勢いは続いていた。前半6分、山瀬功が左サイド25メートルからシュートを放つ。相手DFに当たって軌道を変え、ゴール右隅に突き刺さった。「とりあえず枠に行けばいいと思った。ラッキー」。公式戦では6試合ぶりの先制点。試合の主導権を握って優位に立つと、後半13分には坂田が貴重なダメ押し点。今季初の公式戦連勝となった。

 毎週末と水曜日に試合がある強行日程。コンディションを考慮し、リーグ戦とカップ戦で先発を代えるターンオーバーを採用するチームが多かった。清水も日本代表MF藤本らを外したが、横浜は4日前と同じ布陣で臨んだ。「うちに必要なのはやり続けること。この流れで行きたかったから代えずにやった」。FWマルケス、MF長谷川アーリアの離脱もあって先発を固定できなかったが、3―1で快勝した広島戦のイメージを持続させることを指揮官は選んだ。

 早野監督は就任直後から3トップに着手したが、スペースをつくれずに決定力不足に陥った。紆余(うよ)曲折の末、先月25日のナビスコ杯・清水戦から4―4―2の布陣に替えたが、そこから復調した。前線で奪ってからボールを回せるようになり、山瀬功は「これができれば負けないという形が見えてきた。手応えを感じている」と話した。3試合連続のマルチ得点が示すように、攻撃力はアップしてきた。横浜にようやく希望の光が差し込んできた。
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