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横浜は4チームが勝ち点8で並ぶ激戦のなか、薄氷の思いで1次リーグを突破した。2点を追う後半24分、DF小宮山が2回目の警告で退場してから防戦一方。早野監督は清水―大宮戦の途中経過も確認し「このままなら大丈夫だから落ち着け」と指示。何とか3点差のまま試合を終え、得失点差・総得点で並ぶ2位清水を直接対決1勝1分けでかわした。それでも同監督は「決勝トーナメントのことより、内容を何とかしないと」とため息をついた。
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横浜が、プロ野球の横浜ベイスターズとの史上初の「共同戦線」で巻き返す。6月9日にJ1第14節で千葉と対戦するが、同日にベイスターズも交流戦で千葉ロッテと対戦。同じ本拠地のプロ球団が同日ホーム開催の公式戦に臨むことで、早野、大矢両監督による合同会見が検討されていることが21日、分かった。週明けの28日以降に実施される見込み。

 横浜は今月初旬からベイスターズ側と協議を重ね、すでに11日から野球とサッカーの共通観戦券の販売を開始している。クラブ関係者によると「6月攻勢の起爆剤として、本格的な共同事業にしたい」とこのほど企画案を追加。2人の指揮官がそろって会見を開くプランが浮上した。試合当日は、午後2時開始のロッテ戦を観戦した野球ファンを同7時キックオフの千葉戦にピストン輸送するため、横浜スタジアムと日産スタジアム間でシャトルバスも運行する予定。

 横浜は現在リーグ戦2連敗、ベイスターズも7連敗中と不調だけに、地元出身のDF栗原は「地域の人々を元気づけるためにも、ベイスターズと一緒に勝ちたい」と選手たちの思いを代弁した。2チームは00年以降から共同事業を展開し、01年には史上初めて合同でファン感謝デーを実施。同年J2降格の危機にあった横浜が地元の声援を力に盛り返し、2年後にJ王者となった経緯もある
横浜が、体よりも頭を動かして連戦に臨む。リーグ戦2連敗目を喫した東京戦から一夜明けた21日、横浜・みなとみらい地区のグラウンドで約20分間のミーティングを実施。FWから最終ラインまでが連動したプレスと攻撃展開を確認した後、ランニングやミニゲームなどで汗を流した。23日のナビスコ杯予選リーグで好調の柏と、27日のリーグ戦では強豪浦和と対戦。早野監督は「相手が変化したときに、自分たちのプレーを模索している状態。過密日程でハードな練習ができない分、とにかくミーティングをして、もう1度自分たちのイメージをしっかり持てるようにしたい」と立て直しを誓った。
オシム監督が期待の星をまた一人、発掘した。日本協会は13日、今日14日から千葉県内で始まる代表候補合宿の参加メンバー25人を発表した。初選出の横浜DF小宮山尊信(22)は、4月22日大分戦から先発に定着したばかり。豊富な運動量を武器に、低迷していたチームを上位に浮上させる原動力となった。その間、たびたび視察に訪れたオシム監督も、実直で労を惜しまぬプレーを評価。人材難が叫ばれる左サイドの新戦力として、代表チームを活性化する。

 本人も、にわかには信じられないサプライズ選出だった。前日の名古屋戦後、小宮山は坂木強化部長から吉報を伝えられた。「オレでいいのかな? まだそんなにリーグ戦も出ていないのに」。喜びより、むしろ戸惑った様子で、周囲の同僚に報告して回った。

 プロA契約からわずか丸1日という、電光石火の代表招集だ。即戦力として入団したが、開幕直後はプロの壁にぶち当たり、ベンチにすら入れなかった。リーグ戦でレギュラーに定着してから、わずか5試合。「いつまた出られなくなるか分からない」。必死のプレーを続けた試合後は、アドレナリンが出すぎて眠れなくなったほど。時間を持て余し、寮の自室で深夜2時まで本棚を組み立て気持ちを静める夜もあった。

 だが本人が戸惑う以上に、その左足からのキックは日本サッカー界にとって希少なものだ。生まれつき右利きだった小宮山だが「左を制するものは世界を制する」という元ボクサーの父昇さんの勧めで、小2時に左足のキック練習を開始。高校時に右足を骨折し1年半、左足だけで蹴ったこともあり、左利きへの転向が完成した。元来の利き足だった右も使いこなし、運動量が豊富というスタイルは、まさにオシム好み。慢性的な人材難が叫ばれる左サイドにあって、貴重な人材に成長した。

 「13日は母の日なんで、実家に帰ろうかと」と話していた直後の、サプライズ選出だった。母裕子さんへ最高のプレゼントを終えた小宮山が、今度は代表定着へ向け新たな戦いを始める
横浜が「スカイライン」の快走で国産車ダービーを制する。絶好調のFW坂田(S)DF栗原(K)MF山瀬功(Y)の縦ラインが、12日名古屋戦の必勝を誓った。10日の練習では、9日の柏戦を休んだ坂田が、ミニゲームでキレのある動きを見せた。「いい流れを切りたくない。次の試合は大事」。日産を親会社とする横浜が、トヨタ資本のライバルとの対戦へ、アクセルを踏み込んだ。

 公式戦最近5試合で、坂田と山瀬功が4得点ずつ。栗原も堅守に加え1アシストと、快調に走るチームのけん引車になってきた。象徴的なシーンは、4月29日新潟戦の後半11分。山瀬功が右サイドにパス展開し、攻め上がった栗原のクロスを、坂田が頭で合わせて得点。スカイラインゴールで勢いづいたチームは、6―0で圧勝した。

 3人は昨年8月にA代表初招集。オシムジャパン1期生でもある。その後代表を離れたが、坂田などは「今度は待望される形で呼ばれたい」と話してきた。その坂田が前線で闘犬ばりのプレスをかけ、栗原が苦し紛れのロングボールをはね返す。そして山瀬功がドリブルでDFラインを切り裂く。好調なプレーの3人に、代表待望論も高まっている。

 14日にスタートする代表合宿直前の名古屋戦は、代表復帰への最終アピールチャンスでもある。横浜の誇るスカイラインが、まずはトップギアで名古屋をぶっちぎる
「横浜ランドマークタワーヘッド」がついにさく裂した。横浜のU―20日本代表FWハーフナー・マイク(19)が、ナビスコ杯柏戦でプロ初得点を決めた。後半13分、DF小宮山の左クロスを得意の頭でとらえ、シュートをゴールに突き刺した。プロ入りした昨年から将来を嘱望されていた身長194センチの大器だが、なかなか公式戦で結果が出せなかった。リーグ・ナビスコ杯通算23試合目での待ちに待った得点を、才能開花のきっかけにする。

 三ツ沢球技場52年の歴史を揺るがすような、高角度のヘディング弾だった。後半13分。DF小宮山のクロスに、マイクはファーサイドで反応し跳び上がった。194センチの身長を、1メートル近い跳躍力が押し上げる。「GKが目測を誤っていたから、ファーで軽く飛んで合わせようと思った」。だがほぼクロスバー(244センチ)と並ぶような高さで、頭がボールをとらえた。誰にも妨げられることなく、豪快にゴールネットを揺らした。

 待ちに待った結果だった。プロ2年目の今季は年始から好調。練習試合や紅白戦でのゴールは、すでに20発近くに達する。だが肝心の公式戦でなかなか結果が出せず、精神的に追い詰められていた。3得点した4月29日の練習試合・青山学院大戦後でさえ「ノイローゼになりそう。何で公式戦ではとれないのか」とむしろ悩みを深めていた。

 苦境脱出のヒントは、父の背中だった。「昔おやじ(元札幌GKディド氏)が朝早くランニングしていたのを思い出した」。毎日早朝7時すぎに練習場に現れ、1人で走り込みを行った。「それ以来調子が上がっていると思う。わが家のDNAには合っているかも」と自分に言い聞かせるように努力を続けた。早野監督も「走っている姿を毎朝見ていた。今日はマイクの得点が一番うれしい」と手放しで褒めた。

 得点後にマイクは、拳を突き上げ豪快なガッツポーズ。その後は吹っ切れたように、体格を生かした豪快な突進で得点機に絡んだ。本来の得点力を発揮し、ランドマークタワーに並ぶ横浜の「新名所」に名乗りを上げた
オシムサッカーも顔負けの運動量を武器に、横浜が00年以来勝てなかった天敵を退治した。前半4分。川崎FのGK川島に猛烈にプレスをかけたFW大島が、相手のバックパスを頭で押し込んだ。「前線が足を止めないことが結果に結び付いた」。大島の言葉がチーム状況を象徴していた。

 「試合前、満腹のライオンのままピッチに立つな、と選手たちに話した」と早野監督。前線の選手が90分間、相手DFラインにプレスをかけ続けたことに「ああやってボールが取れれば選手たちも走りたくなるでしょ」と効果てきめんを強調した。観戦した日本代表オシム監督も「走った方が勝った。うまくいかない時期に、きちんと準備をしていたのでは」と絶賛した。今季初の3連勝で5位に浮上、MF山瀬功が決めた試合も11戦無敗。取るべき人が取り走れば勝てる。横浜の自信が確信に変わった。

横浜・早野監督が5月3日から10日間で4試合の過密日程のキーマンに若手選手を指名した。29日の練習試合青山学院大戦を、交代要員なしの若手11人のみで敢行。前日28日の新潟戦に出場したMF狩野、FWマイク、斎藤やベンチ入りのMF天野に90分間のプレーを強制。「交代という逃げ場もない彼らがどれだけやれるのかを見て、連戦での起用を考えたい」と狙いを明かした。マイクが3得点するなど、有望株たちの懸命なプレーに「結果以上に、トライしようとする姿勢がよかった」と及第点を与えていた。
記録ずくめの圧勝劇で、横浜が浮上のきっかけをつかんだ。ホームに強い新潟相手に、口火を切ったのは山瀬兄弟。前半37分に弟のMF山瀬幸が先制弾。兄のMF山瀬功も、直後に得たPKを決めた。22日大分戦に続く2戦連続兄弟アベック弾は、J史上初。弟は「気にしてないです。でも勝っている時は山瀬兄弟というのもいい」と笑った。

 後半も勢いは止まらない。開始直後にMF吉田がうまくゴール前のスペースに飛び込み得点。好調のFW坂田も、2試合連続の2得点で続く。安定したポストプレーと前線でのプレスで貢献していたFW大島にも、ご褒美代わりの4試合ぶり得点が生まれた。

 2試合連続での5点差以上勝利はクラブ史上初。2試合11得点も、クラブタイ記録だ。第8節での初の連勝は、94、96年につぐ遅さだが、トンネルを抜ける何よりの契機を得た。「この試合を忘れて、3日の川崎F戦に集中したい」と吉田。勢いを本物にするために、強敵相手の神奈川ダービーにすべてをぶつける。
左太ももの肉離れで1カ月以上離脱していた横浜FWマルケスが、チーム練習に完全合流した。ハードな走り込み、7対7のミニゲームなどを精力的にこなし、攻撃の切り札復活をアピールした。マルケスは「もうケガは問題ない。休んだ分を取り戻したい気持ちがある」と話した。今日25日の台湾代表戦で実戦テストを行う。28日の新潟戦(アウエー)を皮切りに、連戦となる黄金週間での復帰を目指している。
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