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横浜DF田中裕が、連戦の疲労お構い無しの2部練習でレギュラー定着を狙う。3月31日の広島戦に続き、4日のナビスコ杯清水戦もフル出場が濃厚。だがこの日は午前練習に加え急きょ若手中心の午後練習にも参加し「もともとランニングはするつもりだった。ボールの奪い方とか修正したいところはたくさんあった」と田中裕。ペルー戦のため来日していた桐光学園の先輩、日本代表MF中村俊からも激励されたが「緊張してちゃんと話せなかった」。言葉でなくプレーで応える。
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横浜エースFW鈴木が今日31日の広島戦のベンチ入りメンバーから外れた。国内では00年に鹿島で主力に抜てきされてから、ケガなどをのぞけば初。個人面談もした早野監督は「本人もいい状態じゃないのは分かっている。背番号9は得点をとらないと」と話した。今季無得点の主砲に代わって、FW大島が先発。FWマイクがベンチに控えることになる。
横浜は開幕以来控え組だったDF田中裕、MF吉田、山瀬幸が、そろって31日の広島戦に先発することが決定的になった。25日のナビスコ杯清水戦で先発に抜てきされ、好パフォーマンスを見せたことが評価された。MF吉田は「清水戦でのプレーで満足するつもりはないけど、まずは同じように前線からプレッシャーをかけていきたい。その上でゴールも狙う」と意気込んだ。逆にエースFW鈴木は、ベンチ入りメンバーからも漏れた。左サイドバックを務めていたDF那須、ケガ明けのMF上野も、先発を外れる見込み。
リーグ戦連敗脱出を目指す横浜が、エース外しでテコ入れをはかる。29日横浜市内での練習で、31日の広島戦に備えた紅白戦を行った。主力組の2トップには、25日のナビスコ杯清水戦でそろって得点したFW坂田、大島が入った。リーグ戦では、出場停止をのぞいて先発を続けてきたFW鈴木は、ベンチスタートが濃厚になった。

 いい流れを重視した。鈴木を外し、1トップから2トップに変更した清水戦は、今季最高の内容。早野監督は「MF4人とトップの関係が良かった。今はこの形を継続してやっていく」と話した。DF田中裕、MF吉田、山瀬幸ら「抜てき組」も、好調を認められ、続けて先発する見込みだ。

 もちろん鈴木が戦力外になるわけではない。早野監督は「ゴール前に入っていくのではなく、中盤で仕事をすることが多い。彼は本来もっと泥臭いスタイルだと思う」と、02年W杯のベルギー戦での「つま先ゴール」のような仕事を期待していた。
横浜の若手選手が「ゆめ」と「希望」で巻き返しをはかる。DF栗原、田中隼ら主力選手が、相模鉄道の「ゆめが丘駅」「希望ケ丘駅」に、目標を書き込んだ絵馬を飾ることになった。ポジティブな響きの両駅間の切符は、地元受験生のお守り代わりになるなど、ゲンがよいとされる。

 田中隼は「家族愛」と大書。新婚の家庭を守る気持ちもさることながら「クラブも一緒。いまは我慢する時期ですから」と、低迷するチームを一丸にまとめる気概を見せていた
かすかだが、確かな光が見えた。横浜はアウエーで清水と2―2で引き分け、公式戦4試合ぶりの勝ち点を挙げた。今季ここまで無得点のFW陣が2得点。セットプレーから同点を許したが、開幕以来最も良い内容で90分を終えた。

 すぐにゴールを信じられなかった。1点を追う後半10分。CKのこぼれ球を、FW大島が押し込んだ。選手たちは副審、主審と目で確認して、ようやく喜びを爆発させた。「点を取ることが珍しくなっていた。1年間このまま取れないんじゃないかな、とさえ思っていた」と大島。直後にはFW坂田も続いた。早野監督は「FWは点を取るもの。ようやく思い出してくれたかな」と話した。

 攻撃サッカーを掲げながら、ここまでは攻撃の形すらつくれなかった。01年以来のFWが開幕以来公式戦4戦無得点の苦境。だがこの日は、カウンターから決定機も多くつくった。だが「次が大事」と坂田。芽生えた自信を確信に変えるため、31日のリーグ広島戦で勝利を目指す。
横浜は公式戦4試合ぶりの勝ち点を挙げた。今季初出場のMF吉田が奮闘。出場選手中唯一の30代は、スペースへの飛び出し、おとりの動きと精力的に前線を走り回った。攻撃のリズムをつくり、チーム今季初の1試合2得点の影の立役者に。

 「監督が前線からプレスに行こうと言ってくれたのが大きかった。最後は足もつっていたけど、何とか走りきった」と話した。
横浜が、17日の神戸戦を前に不安を露呈した。15日のU-18日本代表候補との練習試合で、選手間のコミュニケーション不足が深刻化。試合前の指示も徹底されず、選手たちは前線で戸惑うばかり。「この1日が無駄だった」と、早野監督もぼうぜんとした表情で話した。

 試合前、監督の指示したシステムはFW鈴木の1トップ。しかし、試合が始まると左のMFに入った坂田が鈴木と2トップのように動いたからたまらない。2人の意図が伝わっていた山瀬は左の攻撃的なMFとして動いたが、右サイドのMFだった狩野は戸惑うばかり。前線での連係は見られず、レギュラー組で臨んだ1本目は18歳相手に1点も奪えないありさまだった。

 「18歳相手にモチベーションが上がらなかった部分はある」と早野監督は話したが、試合中に選手たちが話し合って修正できなかったのは深刻。「選手たちの声が聞こえなかった」と、早野監督もコミュニケーション不足を認めた。DF中沢主将も「後ろは話し合っているけど、前の選手たちも話し合わないと」と言った。前節の横浜FCに続いて、昇格組に敗れるようだと、チーム崩壊さえ招きかねない状況だ。
横浜はオフ明けの練習で、いきなり紅白戦を敢行した。「ダラダラするよりいい。奪ったら攻める、という形を確認させた」と早野監督。攻撃サッカーを掲げながらも、開幕2試合で得点わずか1の攻撃面の見直しをはかった。「短い試合時間でも点数はたくさん入っていたし」と同監督は手応えを得た様子だった。

 10日には横浜FCにまさかの完封負け。観戦スタンドには「エフシー1-0マリノス」「一生忘れんナ! 3・10の屈辱」などと横断幕が掲げられた。DF中沢は「僕らが一番悔しい。次のダービー戦に向け、エネルギーに変えたい」と話した。
横浜は開始直後の失点を取り返せず、新・横浜ダービーの初戦を落とした。アウエーにもかかわらず、相手以上のサポーターが集まった。後押しを受けて放ったシュートは、相手の3倍以上の16本。それがことごとく枠を外れた。

 「決めておきたかった」と特に残念がったのはDF田中隼。横浜Fユース育ちで、復活するダービー戦への思いはひとしおだった。後半23分には、20メートルの左足ミドルシュートで、鋭く相手ゴールを襲った。「枠内に飛んでました。GKも追いついてなかった」。不運にも味方FW坂田に当たり、ゴール左に外れた。「素晴らしい舞台だったから、勝ちたかった」と肩を落とした。

 出場選手の中で、元祖横浜ダービー経験者はFW大島だけ。期待の若手選手たちも洗礼を受けた。「ボールを持つたびにブーイングされた」と話したのは18歳のMF長谷川。JデビューとなったMF乾も、得意の高速ドリブルは見せたが、パスやシュートで完結させられなかった。むしろ「カズさんは40歳なのに、すごい運動量だった」と脱帽するばかり。主将のDF中沢は「みんな若いかな。雰囲気にのまれちゃっていた」と、敗因の1つに精神面を挙げた。

 試合後サポーターにあいさつしても、ブーイングが返ってきた。1敗以上のダメージが残る。「この悔しさを忘れてはいけない」と中沢。ダービーは勝負以上に、意地をかけた戦いでもある。若きトリコロール軍団はそれを知った
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