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中村を迎え撃つ横浜は紅白戦で調整した。7月30日の新潟戦で6試合ぶりの勝利を収めたこともあり、良い雰囲気でセルティック戦に臨む。
家庭の事情で1日の練習を欠席した岡田監督は「お客さんも入るし、しっかりやろう」と選手にゲキを飛ばした。腰痛のため4月23日の甲府戦以来、公式戦から遠ざかっていたMF奥の先発が濃厚。椎(つい)間板ヘルニアから復帰し、新潟戦で活躍したMF山瀬を中2日で試すなど、12日の首位・川崎F戦へつながる内容にするつもりだ。
4日の代表発表を前にオシム監督が観戦予定だが、主将のDF松田は「ケガをしないようにしたいけど、いろいろな選手がいい状態でできるのはいい。うちのサッカーをすれば負けない」とチームの勝利だけを目指す。
≪中沢&久保は欠場≫DF中沢とFW久保がセルティック戦を欠場する。右でん部肉離れから復帰間もない中沢については岡田監督は出場を望んだものの、メディカルスタッフの意向で回避。久保は右足付け根に痛みがあるためメンバーから外れた。久保は出番のなかった新潟戦から違和感があったため練習も2日間別メニューが続いていた。3日に検査を受けるが、結果次第ではトリニダード・トバゴ戦での日本代表復帰の可能性もなくなる。
家庭の事情で1日の練習を欠席した岡田監督は「お客さんも入るし、しっかりやろう」と選手にゲキを飛ばした。腰痛のため4月23日の甲府戦以来、公式戦から遠ざかっていたMF奥の先発が濃厚。椎(つい)間板ヘルニアから復帰し、新潟戦で活躍したMF山瀬を中2日で試すなど、12日の首位・川崎F戦へつながる内容にするつもりだ。
4日の代表発表を前にオシム監督が観戦予定だが、主将のDF松田は「ケガをしないようにしたいけど、いろいろな選手がいい状態でできるのはいい。うちのサッカーをすれば負けない」とチームの勝利だけを目指す。
≪中沢&久保は欠場≫DF中沢とFW久保がセルティック戦を欠場する。右でん部肉離れから復帰間もない中沢については岡田監督は出場を望んだものの、メディカルスタッフの意向で回避。久保は右足付け根に痛みがあるためメンバーから外れた。久保は出番のなかった新潟戦から違和感があったため練習も2日間別メニューが続いていた。3日に検査を受けるが、結果次第ではトリニダード・トバゴ戦での日本代表復帰の可能性もなくなる。
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7月19日の清水戦で右でん部肉離れを負い、リハビリを続けていた横浜DF中沢がチーム練習に合流した。当初は3週間の離脱予定だったが、1週間以上も早い復帰。ミニゲームではヘディングも見せるなど元気にプレーし「体は軽い。ジャンプも大丈夫」と笑顔で語った。12日の川崎F戦で完全復帰する見通しだが、3日のセルティック戦についても「監督に言われたら出る」と明言。この日、家庭の事情により練習を休んだ岡田監督の判断次第で出場することになりそうだ
J1第16節最終日は30日、日産スタジアムなどで残り2試合が行われ、横浜が椎(つい)間板ヘルニアから復帰したMF山瀬功治(24)の330日ぶりの得点などで新潟に2―0と快勝。4月29日の広島戦以来、6戦ぶりの勝利を挙げた。また名古屋がシーソーゲームの末、千葉に3―2で勝った。リーグ戦は8月12日に再開される。
危機感たっぷりのチームが、ようやくピッチで力を出し切った。前半42分、MFドゥトラの右ボレーが相手DFに当たり先制点になると、後半4分にはMF山瀬がマルケスからの折り返しを左足で合わせた。2―0。オシム監督の観戦も「それは関係ない」(松田)とチームはただ勝利だけのために戦った。
「お前らの笑顔が見たい」。試合前、岡田監督がそう殺し文句を伝えると、選手のテンションは一気に上がった。4バックへの変更もメンバー変更も効果なく、03、04年を連覇した元王者は苦しんでいた。完全シャットアウトで行った29日の前日練習で岡田監督が選んだのは、3バックに戻すこと。主将の松田は「監督に3バックでやりたいと言ったら、監督もそれでやると決めていた」と意見が一致した。勝てない日々が続き、指揮官の悲壮感は選手にも伝わっていた。「岡田監督のために気持ちはまとまっていた」と主将は振り返った。
結果を出したのは、これまでケガで苦しんでいた選手だ。両太腿の肉離れで今季初先発した坂田が6本のシュートで勢いをつけると、椎間板ヘルニアで4月10日に手術を受けた今季初先発の山瀬が追加点を挙げた。昨年9月3日の名古屋戦以来、330日ぶりの得点。札幌時代から岡田監督の“愛弟子”だった男は「うれしかったけど、ほとんどマルケスの点です」と笑った。「1人1人の頑張り、チームの頑張りに感謝したい」。得点の時も笑顔はなかった岡田監督だが、その分、選手の笑顔はうれしかったはずだ。
危機感たっぷりのチームが、ようやくピッチで力を出し切った。前半42分、MFドゥトラの右ボレーが相手DFに当たり先制点になると、後半4分にはMF山瀬がマルケスからの折り返しを左足で合わせた。2―0。オシム監督の観戦も「それは関係ない」(松田)とチームはただ勝利だけのために戦った。
「お前らの笑顔が見たい」。試合前、岡田監督がそう殺し文句を伝えると、選手のテンションは一気に上がった。4バックへの変更もメンバー変更も効果なく、03、04年を連覇した元王者は苦しんでいた。完全シャットアウトで行った29日の前日練習で岡田監督が選んだのは、3バックに戻すこと。主将の松田は「監督に3バックでやりたいと言ったら、監督もそれでやると決めていた」と意見が一致した。勝てない日々が続き、指揮官の悲壮感は選手にも伝わっていた。「岡田監督のために気持ちはまとまっていた」と主将は振り返った。
結果を出したのは、これまでケガで苦しんでいた選手だ。両太腿の肉離れで今季初先発した坂田が6本のシュートで勢いをつけると、椎間板ヘルニアで4月10日に手術を受けた今季初先発の山瀬が追加点を挙げた。昨年9月3日の名古屋戦以来、330日ぶりの得点。札幌時代から岡田監督の“愛弟子”だった男は「うれしかったけど、ほとんどマルケスの点です」と笑った。「1人1人の頑張り、チームの頑張りに感謝したい」。得点の時も笑顔はなかった岡田監督だが、その分、選手の笑顔はうれしかったはずだ。
リーグ戦12位と低迷する横浜の岡田武史監督(49)が背水の陣で30日の新潟戦に挑む。磐田戦の敗戦から一夜明けた27日、練習を再開。今度の結果次第では進退問題も浮上しかねない厳しい状況だが「闘志は衰えていない」と強い気持ちで勝利へ向かう姿勢をのぞかせた。
Jリーグ中断明けから1分け2敗。26日に磐田に1―3で敗れ、12位と不振にあえぐ岡田監督の姿に悲壮感が漂った。「現実的な感覚として(優勝争いの)リミットと思っていた」と前節の敗戦をあらためて悔やんだ。
悪い流れを変えようとメンバーやシステムの変更をこれまで何度か試みてきたが、結果は出なかった。それでも監督の頭の中にはチーム再建の糸口が見えているのかもしれない。ただ具体的な策については「それは秘密」と言葉を濁した。
03、04年とリーグ戦を連覇。しかし昨年は一気に9位まで急落した。2年続けて優勝争いから脱落。しかも下位に低迷している現状では、責任を問う声が高まっても仕方がない。この日、クラブハウスを訪れた中村勝則取締役は「次の試合で負けたからといって、すぐ(監督を)代えることは考えていない」と変わらぬ信頼を口にした。その上で「あの負けず嫌いが、(中断中の)北海道キャンプではいい出来だったのに、うまくいかなくて、期するものはあるのは当然」と苦しい立場にある監督の心境を代弁した。
監督自身は進退問題について「そういうことは話さない」と明言を避けた。しかし、30日の9位新潟戦が今後を左右する試合となるのは確実だ。「今までは愛想が悪くてもしゃべってきたけどさ、3日間はナシでもいい?」と新潟戦までコメントを拒否する姿勢を打ち出した。背水の一戦に向け「オレの闘志は衰えていない」と決意を語った指揮官。今こそ負けず嫌いの意地を見せる時だ。
Jリーグ中断明けから1分け2敗。26日に磐田に1―3で敗れ、12位と不振にあえぐ岡田監督の姿に悲壮感が漂った。「現実的な感覚として(優勝争いの)リミットと思っていた」と前節の敗戦をあらためて悔やんだ。
悪い流れを変えようとメンバーやシステムの変更をこれまで何度か試みてきたが、結果は出なかった。それでも監督の頭の中にはチーム再建の糸口が見えているのかもしれない。ただ具体的な策については「それは秘密」と言葉を濁した。
03、04年とリーグ戦を連覇。しかし昨年は一気に9位まで急落した。2年続けて優勝争いから脱落。しかも下位に低迷している現状では、責任を問う声が高まっても仕方がない。この日、クラブハウスを訪れた中村勝則取締役は「次の試合で負けたからといって、すぐ(監督を)代えることは考えていない」と変わらぬ信頼を口にした。その上で「あの負けず嫌いが、(中断中の)北海道キャンプではいい出来だったのに、うまくいかなくて、期するものはあるのは当然」と苦しい立場にある監督の心境を代弁した。
監督自身は進退問題について「そういうことは話さない」と明言を避けた。しかし、30日の9位新潟戦が今後を左右する試合となるのは確実だ。「今までは愛想が悪くてもしゃべってきたけどさ、3日間はナシでもいい?」と新潟戦までコメントを拒否する姿勢を打ち出した。背水の一戦に向け「オレの闘志は衰えていない」と決意を語った指揮官。今こそ負けず嫌いの意地を見せる時だ。
日本代表からの引退の意思を固めていることが明らかになった横浜DF中沢佑二(28)が26日、横浜市内のクラブハウスで「(引退を)考えたことは事実」と認めた。現在は右でん部の肉離れでリハビリ中のため、ケガが治り次第、正式に会見を開くとしている。日本協会側は慰留に努める構えだが、横浜は中沢の意思を尊重する方針だ。
ケガでチームから離れている中沢は、東戸塚のクラブハウスでリハビリメニューを消化。練習後に代表引退について口を開いた。
「そういうことを考えたのは事実。のちのちゆっくり話すことができると思う」
ただ現在はケガを治すことを最優先にしているため「しっかり治して…。どこかでちゃんとしゃべれる場があると思う。その時にゆっくりしゃべりたい」と復帰予定の8月中旬以降にも正式に説明する意向を示した。中沢の代理人・田辺伸明氏によれば、以前からW杯ドイツ大会を代表生活の区切りのタイミングに考えていたという。そして中沢には「理由を隠さずに話しなさい」と会見を開いて自らの口で説明することを勧めたという。
先週、中沢から報告を受けた横浜の小山トップチーム・ディレクター(TTD)は「本人を止めるとかじゃなくて、自分の考えを素直に伝えなさいと言った」と日本協会の担当者に直接伝えるようにアドバイス。その言葉通り、23日に福岡戦が行われた日産スタジアムで田嶋委員長に代表引退の意思を伝えた。その場で慰留されたものの、意思は変わらなかったもようだ。この日、横浜には「まだやれる」というファンからのメールが殺到したが、小山TTDは「本人に(代表の)モチベーションがなかったら仕方ないし、やりなさいと言ってやるのも難しい」と語った。
練習後、中沢のもとにブラジル戦で交換したブラジル留学時代のチームメート・MFジウベルト・シウバのユニホームが日本協会から届けられた。「本物だからうれしい。宝物」と代表“最後”の思い出の品を大事に持って帰った。
≪協会は慰留に全力≫横浜DF中沢が代表を引退する意思を固めた件で日本サッカー協会は26日、慰留に全力を注ぐ方針を示した。川淵キャプテンは「選手の意思は認めざるを得ないよね」としながらも「DFとして重要な人材。ぜひ残ってほしいと心から思う。オシム監督が“頼むよ”と言ったら、どうなるか」と話した。
また、田嶋技術委員長は「オフィシャルには聞いていないが、W杯前からそう考えているという話はあったし、代理人からも聞いていた」と代表引退の決意を伝えられていたことを示唆した。それでも、まだまだ代表で十分にレギュラーでプレーできる実力を持っているとあって「ケガを早く治して復帰してほしい。まだまだ(代表で)やってもらいたいと思っている」と翻意することを期待していた。
ケガでチームから離れている中沢は、東戸塚のクラブハウスでリハビリメニューを消化。練習後に代表引退について口を開いた。
「そういうことを考えたのは事実。のちのちゆっくり話すことができると思う」
ただ現在はケガを治すことを最優先にしているため「しっかり治して…。どこかでちゃんとしゃべれる場があると思う。その時にゆっくりしゃべりたい」と復帰予定の8月中旬以降にも正式に説明する意向を示した。中沢の代理人・田辺伸明氏によれば、以前からW杯ドイツ大会を代表生活の区切りのタイミングに考えていたという。そして中沢には「理由を隠さずに話しなさい」と会見を開いて自らの口で説明することを勧めたという。
先週、中沢から報告を受けた横浜の小山トップチーム・ディレクター(TTD)は「本人を止めるとかじゃなくて、自分の考えを素直に伝えなさいと言った」と日本協会の担当者に直接伝えるようにアドバイス。その言葉通り、23日に福岡戦が行われた日産スタジアムで田嶋委員長に代表引退の意思を伝えた。その場で慰留されたものの、意思は変わらなかったもようだ。この日、横浜には「まだやれる」というファンからのメールが殺到したが、小山TTDは「本人に(代表の)モチベーションがなかったら仕方ないし、やりなさいと言ってやるのも難しい」と語った。
練習後、中沢のもとにブラジル戦で交換したブラジル留学時代のチームメート・MFジウベルト・シウバのユニホームが日本協会から届けられた。「本物だからうれしい。宝物」と代表“最後”の思い出の品を大事に持って帰った。
≪協会は慰留に全力≫横浜DF中沢が代表を引退する意思を固めた件で日本サッカー協会は26日、慰留に全力を注ぐ方針を示した。川淵キャプテンは「選手の意思は認めざるを得ないよね」としながらも「DFとして重要な人材。ぜひ残ってほしいと心から思う。オシム監督が“頼むよ”と言ったら、どうなるか」と話した。
また、田嶋技術委員長は「オフィシャルには聞いていないが、W杯前からそう考えているという話はあったし、代理人からも聞いていた」と代表引退の決意を伝えられていたことを示唆した。それでも、まだまだ代表で十分にレギュラーでプレーできる実力を持っているとあって「ケガを早く治して復帰してほしい。まだまだ(代表で)やってもらいたいと思っている」と翻意することを期待していた。
【横浜1―3磐田】横浜は先発を2人代え、システムも4―4―2に変更したが後半にカウンターから3失点。途中出場したFW久保のバーとポストに当てたシュートを含めチームで計18本のシュートを放ったが、FW大島の1点に終わった。これで5戦勝ち星がなく完全に優勝争いから脱落。「正直、この試合に懸けてきた。点が取れない。この流れを変える方法を考えないと」と岡田監督はこわばった表情で話した。開幕4連勝以降、11試合でわずか1勝。左伴社長は「次につながるサッカーになっている」と指揮官への強い信頼感をのぞかせたが、30日の新潟戦はより厳しい戦いになりそうだ。
W杯ドイツ大会で、日本の守備の柱として活躍した横浜のDF中沢佑二(28)が、日本代表を引退する意向を固めていることが25日、分かった。関係者によると、中沢は現役は続行するものの、すでに代表引退の意向を日本サッカー協会の田嶋幸三技術委員長(48)に伝えた。協会側は慰留を続けているが、中沢の意志は固く、新生オシムジャパンでプレーすることなく代表のユニホームを脱ぐ可能性が高くなった。
オシム新体制がスタートしたばかりの日本代表に衝撃が走った。今月初めに中田英寿氏(29)が現役引退を発表したのに続き、今度は中沢が日本代表引退の意思を固めた。海外では、代表引退を宣言するケースは多い。日本では、77年に釜本邦茂(現日本協会副会長)が代表を引退し、王様ペレと代表引退試合をしたことがある。しかし、釜本以外では、現役は続けるものの、代表引退を決断するのは極めて異例のことだ。
日本サッカー協会関係者によると、中沢は先週に所属の横浜に代表引退の意向を伝え、23日には右でん部肉離れのため欠場した福岡戦が行われた日産スタジアムで、田嶋技術委員長と極秘接触。日本協会側に代表引退を申し入れたという。まだ28歳で、10年W杯南アフリカ大会を十分に狙える年齢だけに、田嶋委員長はその場で慰留した。横浜側も慰留を続けているが、現段階で本人の意志は固いという。
関係者によれば、中沢は昨年からW杯後の代表引退を決意していた。昨年は横浜でリーグ戦、アジアチャンピオンズリーグ、ナビスコ杯、日本代表でW杯予選や親善試合に出場し続け、1年間で計48試合を消化。W杯前から冗談ながら「2010年は無理」「体が持たない」など引退をにおわせる発言を繰り返していた。実際、両足首、両ひざの痛みなど満身創痍(い)の状態で「つらかった」とこぼした。
中沢にとって、W杯ドイツ大会は念願のW杯初出場だった。無名の埼玉・三郷工技高からブラジル留学、東京Vの練習生と苦労を重ねて、日本代表の座をようやくつかんだ。02年のW杯では落選しただけに、06年大会に懸ける気持ちは大きく、最初で最後と決めていた。1次リーグ敗退に終わり「簡単なものじゃない。レベルの差を痛感した」と悔しさは残ったが、世代交代の時期となるこのタイミングで代表を退き、横浜でのプレーに専念することに迷いはなかったようだ。
オシム監督は「古い井戸にも水が残っている」と06年のメンバーを残す意向を明かしている。高さ、強さを武器にする中沢は、今後もDFの柱として期待されていたはずだ。8月9日のトリニダード・トバゴ戦、同16日のイエメン戦の招集の可能性は、中沢の右でん部肉離れからの復帰が来月中旬の予定のため、当初からなかった。
復帰後の9月3、6日のアジア杯予選(対サウジアラビア、イエメン)に向け、日本協会は再度、説得する場を設ける予定だ。海外では、ジダン(フランス)やネドベド(チェコ)らが代表復帰した例がある。それまでに、中沢がどんな最終決断をするか注目される。
オシム新体制がスタートしたばかりの日本代表に衝撃が走った。今月初めに中田英寿氏(29)が現役引退を発表したのに続き、今度は中沢が日本代表引退の意思を固めた。海外では、代表引退を宣言するケースは多い。日本では、77年に釜本邦茂(現日本協会副会長)が代表を引退し、王様ペレと代表引退試合をしたことがある。しかし、釜本以外では、現役は続けるものの、代表引退を決断するのは極めて異例のことだ。
日本サッカー協会関係者によると、中沢は先週に所属の横浜に代表引退の意向を伝え、23日には右でん部肉離れのため欠場した福岡戦が行われた日産スタジアムで、田嶋技術委員長と極秘接触。日本協会側に代表引退を申し入れたという。まだ28歳で、10年W杯南アフリカ大会を十分に狙える年齢だけに、田嶋委員長はその場で慰留した。横浜側も慰留を続けているが、現段階で本人の意志は固いという。
関係者によれば、中沢は昨年からW杯後の代表引退を決意していた。昨年は横浜でリーグ戦、アジアチャンピオンズリーグ、ナビスコ杯、日本代表でW杯予選や親善試合に出場し続け、1年間で計48試合を消化。W杯前から冗談ながら「2010年は無理」「体が持たない」など引退をにおわせる発言を繰り返していた。実際、両足首、両ひざの痛みなど満身創痍(い)の状態で「つらかった」とこぼした。
中沢にとって、W杯ドイツ大会は念願のW杯初出場だった。無名の埼玉・三郷工技高からブラジル留学、東京Vの練習生と苦労を重ねて、日本代表の座をようやくつかんだ。02年のW杯では落選しただけに、06年大会に懸ける気持ちは大きく、最初で最後と決めていた。1次リーグ敗退に終わり「簡単なものじゃない。レベルの差を痛感した」と悔しさは残ったが、世代交代の時期となるこのタイミングで代表を退き、横浜でのプレーに専念することに迷いはなかったようだ。
オシム監督は「古い井戸にも水が残っている」と06年のメンバーを残す意向を明かしている。高さ、強さを武器にする中沢は、今後もDFの柱として期待されていたはずだ。8月9日のトリニダード・トバゴ戦、同16日のイエメン戦の招集の可能性は、中沢の右でん部肉離れからの復帰が来月中旬の予定のため、当初からなかった。
復帰後の9月3、6日のアジア杯予選(対サウジアラビア、イエメン)に向け、日本協会は再度、説得する場を設ける予定だ。海外では、ジダン(フランス)やネドベド(チェコ)らが代表復帰した例がある。それまでに、中沢がどんな最終決断をするか注目される。
ナビスコ杯準決勝の公開ドローイングが24日、東京・本郷の日本サッカーミュージアム内で行われ、横浜が鹿島と、前回覇者の千葉が川崎Fと対戦することが決まった。第1戦は9月2日に鹿島―横浜(カシマ)、同3日に川崎F―千葉(等々力)が行われる。第2戦は同20日。横浜MF田中隼、鹿島DF内田、千葉MF山岸、川崎F・DF伊藤の4選手が各地からテレビ電話でドローイングに参加した。
横浜の岡田監督はナビスコ杯準決勝の相手が鹿島に決まったことに関して「今は足元しか見ていない」とリーグ戦に集中する考えを明かした。その上で「ナビスコ杯のことは、その時にオレが(チームに)いたら考える」と、今後の成績次第では去就問題に発展する可能性も示唆した。前日(23日)の福岡戦は、FW久保を故障と勘違いして交代させてしまうミスもあって引き分け、11位と順位を下げた。それでも「オレはこれくらいじゃへこたれない」と26日の磐田戦での勝利を誓った。
横浜の岡田監督はナビスコ杯準決勝の相手が鹿島に決まったことに関して「今は足元しか見ていない」とリーグ戦に集中する考えを明かした。その上で「ナビスコ杯のことは、その時にオレが(チームに)いたら考える」と、今後の成績次第では去就問題に発展する可能性も示唆した。前日(23日)の福岡戦は、FW久保を故障と勘違いして交代させてしまうミスもあって引き分け、11位と順位を下げた。それでも「オレはこれくらいじゃへこたれない」と26日の磐田戦での勝利を誓った。
横浜の、いや“日本一”の運動量を誇るのはMF田中隼だ。「夏の試合が好き。体も切れるんです」と暑さも何のその。右サイドを疾走してアピールする。
04年アテネ五輪代表候補時代には、運動量を測定するVMAテスト(有酸素性最大スピードテスト)で25本をマーク。乳酸がたまりにくい恵まれた体質で、今年1月の測定でA代表でトップだったDF中沢、MF小笠原の24本を超え、どの世代にも破られていない。
「でも走るのがいい選手というわけではないと思う。考えて走るのがオシムさんのサッカーだと思うし」。4バックのラインが浅い清水戦では、サイドチェンジのクロスも有効。18日はクロスボールの練習をこなした。
「相手が嫌がるところに走ったり、人やボールを動かしたい」と頭と体をフルに使いこなし、初のA代表入りを目指す。
ハーフナー“御前試合”へ気合
1メートル94の横浜FWハーフナー・マイクが北京五輪へ猛アピールする。19日の清水戦を北京五輪代表監督就任が内定している反町氏が観戦。遠征メンバー入りし「呼ばれるように頑張る」と気合を入れた。現在はまだ1つ下の世代にいるが、背の高さは大きな武器。チームで決定機を生み出している。U―19日本代表の遠征で4戦連続、さらに横浜の練習試合でも3得点と7戦連発中。「格下相手に点を取っても意味はない。Jを相手に点を取りたい」とゴールへ意欲を見せた。
04年アテネ五輪代表候補時代には、運動量を測定するVMAテスト(有酸素性最大スピードテスト)で25本をマーク。乳酸がたまりにくい恵まれた体質で、今年1月の測定でA代表でトップだったDF中沢、MF小笠原の24本を超え、どの世代にも破られていない。
「でも走るのがいい選手というわけではないと思う。考えて走るのがオシムさんのサッカーだと思うし」。4バックのラインが浅い清水戦では、サイドチェンジのクロスも有効。18日はクロスボールの練習をこなした。
「相手が嫌がるところに走ったり、人やボールを動かしたい」と頭と体をフルに使いこなし、初のA代表入りを目指す。
ハーフナー“御前試合”へ気合
1メートル94の横浜FWハーフナー・マイクが北京五輪へ猛アピールする。19日の清水戦を北京五輪代表監督就任が内定している反町氏が観戦。遠征メンバー入りし「呼ばれるように頑張る」と気合を入れた。現在はまだ1つ下の世代にいるが、背の高さは大きな武器。チームで決定機を生み出している。U―19日本代表の遠征で4戦連続、さらに横浜の練習試合でも3得点と7戦連発中。「格下相手に点を取っても意味はない。Jを相手に点を取りたい」とゴールへ意欲を見せた。
横浜DF中沢がリーグ戦でもFKを蹴る?清水戦に向け非公開練習を行い、紅白戦とセットプレー練習をこなした。15日のオールスターで人生初のFKを決めた中沢は「僕のFKは今が旬ですから。かく乱する?どうでしょうか。FKは注目です。そのための非公開ですから…」と意味深な笑み。FKの場面ではキッカーか、もしくはキッカーのふりをして“おとり”になる可能性がありそうだ。
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