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横浜の木村和司監督(51)は23日、日本代表の岡田武史監督(53)から数日前に電話で連絡があり、4月7日の国際親善試合セルビア戦(大阪・長居)のメンバーを「ちょっと多めに持っていくぞ」と言われた、と明かした。セルビア戦は、5月のW杯登録選手の発表前最後となる試合で、当落線上の「国内組」にとっては事実上最後のアピールの機会。岡田監督の“予告”通りなら、MF中村俊輔(31)が復帰して活気づく横浜から、ちょっと意外な選手が招集されるかもしれない。
木村監督は横浜市内での練習後、痛快そうな表情で切り出した。「この前、岡ちゃんから電話があった。どこかで(酒を)飲んどったのかな。『ちょっと多めに持っていくぞ』だと。『持っていく』なんて、海賊かよ、アイツは」。2人は現役時代、日本代表メンバーとしてともに戦った仲。ユーモアあふれるツッコミを入れつつ、セルビア戦の招集について“通達”があったことを明かした。
チームは中村加入後、最近2試合で連勝中。招集選手が過密スケジュールになることも気になるが「代表入りは選手にとって1つの夢。チームとしても喜ばなきゃならんね」とまんざらではない様子だった。
W杯南アフリカ大会の最終登録メンバーは5月の第3週に発表予定。セルビア戦は当落線上の「国内組」にとって最後のアピールの場となる。横浜からは、日本代表主将DF中沢と、7年半ぶりに「国内組」に復帰したMF中村の選出は確実。岡田監督が「ちょっと多め」と表現したのは、ほかに候補がいることを示す。木村監督は「(岡田監督が)誰を呼ぶのか分からん」としたが、リーグ戦の内容などからMF山瀬功治(28)DF栗原勇蔵(26)が有力視される。
山瀬も、栗原も“俊輔効果”で結果を残している。山瀬は20日の川崎F戦で2得点の活躍。DF裏に抜ける突破力を中村に引き出された。栗原も中村のCKにピタリと合わせる2試合連続のヘッド弾を記録した。岡田監督は17日の横浜-関大の練習試合も視察し、2人の動きを自分の目でも確認済みだ。岡田監督は「試したことのない選手が選ばれる可能性は低い」と話しているが、2人とも“代表経験”はある。DF闘莉王の欠場も決まっている中、栗原は横浜で、日本代表の不動のセンターバック中沢とコンビを組んでいることは大きなアピール材料だ。セルビア戦のメンバーは29日に正式発表される。
木村監督は横浜市内での練習後、痛快そうな表情で切り出した。「この前、岡ちゃんから電話があった。どこかで(酒を)飲んどったのかな。『ちょっと多めに持っていくぞ』だと。『持っていく』なんて、海賊かよ、アイツは」。2人は現役時代、日本代表メンバーとしてともに戦った仲。ユーモアあふれるツッコミを入れつつ、セルビア戦の招集について“通達”があったことを明かした。
チームは中村加入後、最近2試合で連勝中。招集選手が過密スケジュールになることも気になるが「代表入りは選手にとって1つの夢。チームとしても喜ばなきゃならんね」とまんざらではない様子だった。
W杯南アフリカ大会の最終登録メンバーは5月の第3週に発表予定。セルビア戦は当落線上の「国内組」にとって最後のアピールの場となる。横浜からは、日本代表主将DF中沢と、7年半ぶりに「国内組」に復帰したMF中村の選出は確実。岡田監督が「ちょっと多め」と表現したのは、ほかに候補がいることを示す。木村監督は「(岡田監督が)誰を呼ぶのか分からん」としたが、リーグ戦の内容などからMF山瀬功治(28)DF栗原勇蔵(26)が有力視される。
山瀬も、栗原も“俊輔効果”で結果を残している。山瀬は20日の川崎F戦で2得点の活躍。DF裏に抜ける突破力を中村に引き出された。栗原も中村のCKにピタリと合わせる2試合連続のヘッド弾を記録した。岡田監督は17日の横浜-関大の練習試合も視察し、2人の動きを自分の目でも確認済みだ。岡田監督は「試したことのない選手が選ばれる可能性は低い」と話しているが、2人とも“代表経験”はある。DF闘莉王の欠場も決まっている中、栗原は横浜で、日本代表の不動のセンターバック中沢とコンビを組んでいることは大きなアピール材料だ。セルビア戦のメンバーは29日に正式発表される。
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吉報は思わぬところからやってきた。22日夜、木村監督が電話に出ると聞こえてきたのは、食事中でホロ酔い加減?の岡田監督の声だった。
「今度はちょっと多めに持っていくよ」
木村監督は「持っていくって、物じゃないんだから。海賊か、アイツは」と苦笑いしながら、「選手にとっては夢だからね」。
MF中村俊輔、DF中沢の2人は不動も、「多め」というからには新たな選手が入ることに。その候補がDF栗原、MF山瀬功治(28)の2人。特に栗原に関しては、17日の練習試合・関大戦を電撃視察した際にクラブ側に体調面なども確認済みだ。
セルビア戦では、2月の東アジア選手権で一発退場となったDF闘莉王が出場停止となることが国際サッカー連盟(FIFA)から通達された。岡田監督は同戦の合宿に闘莉王を招集しないことを明言し、「そこには違う選手が入る」と新戦力の先発抜擢(ばってき)も示唆。栗原は08年4月の候補合宿以来の招集だけでなく、いきなりの先発の可能性も出てきた。
屈強な肉体と「ハマの番長」と呼ばれる気質、得点力は闘莉王にも負けない。13日の湘南戦、20日の川崎戦と2戦連続で俊輔のCKから高い打点のヘッドも決めた。「俊さんは『最長老さん』みたいなもの」と栗原は、潜在能力を引き出す超能力を持つ人気漫画ドラゴンボールの登場人物に例えて“俊輔効果”を強調するが、代表の核との好相性も心強い。
「運は向いてきたと思う。3戦連発? 夢見ないとね」と栗原。手薄なDF戦線に殴り込み、W杯4強の最終兵器に名乗りを上げる。
「今度はちょっと多めに持っていくよ」
木村監督は「持っていくって、物じゃないんだから。海賊か、アイツは」と苦笑いしながら、「選手にとっては夢だからね」。
MF中村俊輔、DF中沢の2人は不動も、「多め」というからには新たな選手が入ることに。その候補がDF栗原、MF山瀬功治(28)の2人。特に栗原に関しては、17日の練習試合・関大戦を電撃視察した際にクラブ側に体調面なども確認済みだ。
セルビア戦では、2月の東アジア選手権で一発退場となったDF闘莉王が出場停止となることが国際サッカー連盟(FIFA)から通達された。岡田監督は同戦の合宿に闘莉王を招集しないことを明言し、「そこには違う選手が入る」と新戦力の先発抜擢(ばってき)も示唆。栗原は08年4月の候補合宿以来の招集だけでなく、いきなりの先発の可能性も出てきた。
屈強な肉体と「ハマの番長」と呼ばれる気質、得点力は闘莉王にも負けない。13日の湘南戦、20日の川崎戦と2戦連続で俊輔のCKから高い打点のヘッドも決めた。「俊さんは『最長老さん』みたいなもの」と栗原は、潜在能力を引き出す超能力を持つ人気漫画ドラゴンボールの登場人物に例えて“俊輔効果”を強調するが、代表の核との好相性も心強い。
「運は向いてきたと思う。3戦連発? 夢見ないとね」と栗原。手薄なDF戦線に殴り込み、W杯4強の最終兵器に名乗りを上げる。
日本代表の岡田武史監督(53)が、4月7日のセルビア戦にMF中村俊輔(31)加入効果で絶好調のDF栗原勇蔵(26)ら横浜M勢を大量招集する方針を固めたことが23日、分かった。横浜Mの木村和司監督(51)との電話会談で数人の抜てきを伝えた。5月中旬の南アW杯メンバー23人発表前の最後の実戦テスト。俊輔とのホットラインで栗原が逆転切符をつかみ取る。
7年半ぶりの古巣復帰で2連勝をもたらした俊輔効果は絶大だった。13日の湘南戦、20日の川崎戦で俊輔のCKからヘディング弾を決めたDF栗原が代表に名を連ねそうだ。「可能性がある選手を呼んでみたい」。この日、約2時間のスタッフ会議を終えた指揮官は、29日に発表するセルビア戦での新戦力招集計画を明かした。
具体的な名前は言及しなかったが、実は水面下で招集準備を整えていた。横浜Mの木村監督に「ちょっと多めに(代表選手を)持っていくぞ」と電話で直接オファーしたという。「試合で使ってくれるならいい。チームにとっても喜ばしい」と木村監督は返答。2月の東アジア選手権で退場した闘莉王が出場停止となるため、横浜M・中沢に次ぐセンターバック探しが急務となる。その第1候補が栗原だ。代表で主力の俊輔とDF中沢に加え、MF山瀬も有力視されている。これまでも候補には渡辺、狩野が入っており、横浜Mから4人以上が呼ばれる可能性がある。
栗原は代表では06年8月のトリニダード・トバゴ戦で途中出場しただけ。岡田ジャパンでは08年4月の合宿で1度招集されただけだが、横浜M監督時代に岡田イズムの薫陶を受けている。「大きく変わったことは俊さんが来たことだけ。(漫画「ドラゴンボール」の)最長老様のように潜在能力を引き出してくれた」と話す栗原は、DF陣底上げの起爆剤に期待されている。
「勇蔵のヘディングは代表レベル」と俊輔も絶賛する空中戦の強さと身体能力が武器。「自分は主役じゃない。2番目でいいけれど、もし土壇場で呼ばれて、南アを経験できることは大きい」と燃える。俊輔とのホットラインでゴールを量産する秘密兵器が、セルビア戦でラストチャンスをつかみ取る。
◆栗原 勇蔵(くりはら・ゆうぞう)1983年9月18日、横浜市生まれ。26歳。中学入学時に横浜Mジュニアユースに入団。その後、DFとしてトップへ昇格した。2003年U―20世界ユース(現U―20W杯)に出場、同年4月26日、市原戦でプロ初出場。184センチ、80キロ。国際Aマッチは1試合、0得点。
7年半ぶりの古巣復帰で2連勝をもたらした俊輔効果は絶大だった。13日の湘南戦、20日の川崎戦で俊輔のCKからヘディング弾を決めたDF栗原が代表に名を連ねそうだ。「可能性がある選手を呼んでみたい」。この日、約2時間のスタッフ会議を終えた指揮官は、29日に発表するセルビア戦での新戦力招集計画を明かした。
具体的な名前は言及しなかったが、実は水面下で招集準備を整えていた。横浜Mの木村監督に「ちょっと多めに(代表選手を)持っていくぞ」と電話で直接オファーしたという。「試合で使ってくれるならいい。チームにとっても喜ばしい」と木村監督は返答。2月の東アジア選手権で退場した闘莉王が出場停止となるため、横浜M・中沢に次ぐセンターバック探しが急務となる。その第1候補が栗原だ。代表で主力の俊輔とDF中沢に加え、MF山瀬も有力視されている。これまでも候補には渡辺、狩野が入っており、横浜Mから4人以上が呼ばれる可能性がある。
栗原は代表では06年8月のトリニダード・トバゴ戦で途中出場しただけ。岡田ジャパンでは08年4月の合宿で1度招集されただけだが、横浜M監督時代に岡田イズムの薫陶を受けている。「大きく変わったことは俊さんが来たことだけ。(漫画「ドラゴンボール」の)最長老様のように潜在能力を引き出してくれた」と話す栗原は、DF陣底上げの起爆剤に期待されている。
「勇蔵のヘディングは代表レベル」と俊輔も絶賛する空中戦の強さと身体能力が武器。「自分は主役じゃない。2番目でいいけれど、もし土壇場で呼ばれて、南アを経験できることは大きい」と燃える。俊輔とのホットラインでゴールを量産する秘密兵器が、セルビア戦でラストチャンスをつかみ取る。
◆栗原 勇蔵(くりはら・ゆうぞう)1983年9月18日、横浜市生まれ。26歳。中学入学時に横浜Mジュニアユースに入団。その後、DFとしてトップへ昇格した。2003年U―20世界ユース(現U―20W杯)に出場、同年4月26日、市原戦でプロ初出場。184センチ、80キロ。国際Aマッチは1試合、0得点。
“俊輔効果”がついに日本代表にも波及した。横浜のMF山瀬功治(28)とDF栗原勇蔵(26)が来月7日の国際親善試合セルビア戦(長居)で招集される可能性が高まった。新加入のMF中村俊輔(31)によって潜在能力を引き出された2人の活躍が日本代表の岡田武史監督(53)の目にとまった。セルビア戦は国内組の最終テストと位置づけられており、2人は中村との息の合った連係でW杯メンバー入りを目指す。
横浜の木村監督はこの日の練習後の取材対応で、岡田監督と電話で話し「(セルビア戦は選手を)ちょっと多めに持って行くぞ」と言われたことを明らかにした。FWとセンターバックを補強ポイントに挙げている岡田監督は最近栗原と山瀬を頻繁にチェックしており、中村、DF中沢に加え2人が新たに選出される可能性が高まった。
まさに“俊輔効果”だ。中村は入団会見で「若い選手の良いところを引き出したい。それで彼らがいいプレーをしたら代表に入るチャンスも出てくる」と宣言した。その言葉通り中村が出場した13日の湘南戦、20日の川崎F戦では若手が躍動。栗原は中村のCKから2戦連続得点。中村の効果的なサイドチェンジでスペースが広がったことで、山瀬は得意のドリブルを生かし川崎F戦で2得点した。栗原は「僕は以前とあまり変わっていない。変わったのは俊さんが入ったこと。俊さんが引き出してくれる」と話しており、俊輔効果による活躍が代表入りにまでつながりそうだ。
セルビア戦はDF闘莉王が出場停止。岡田監督もこの日「代わりは今までと違う選手を使う」とし「全く新しい選手の可能性は低い」と話した。栗原は横浜監督時代から熟知し08年4月の候補合宿でも招集。中沢と長年クラブでコンビを組んでいるのも大きい。栗原は「チャンスがあれば(代表で)いいプレーをしたい」と話し、中沢は「岡田さんのやり方は知っているし全く問題ない。Jリーグが天井だともったいない」とその実力に太鼓判を押す。札幌、横浜監督時代の教え子である山瀬についても高く評価しており、08年8月20日のウルグアイ戦以来となる招集は自然な流れだ。
横浜で中村とのコンビネーションがさらに熟成されれば日本代表にとっても大きな武器となる。岡田ジャパンでも“俊輔効果”が発揮されるか、注目が集まる。
横浜の木村監督はこの日の練習後の取材対応で、岡田監督と電話で話し「(セルビア戦は選手を)ちょっと多めに持って行くぞ」と言われたことを明らかにした。FWとセンターバックを補強ポイントに挙げている岡田監督は最近栗原と山瀬を頻繁にチェックしており、中村、DF中沢に加え2人が新たに選出される可能性が高まった。
まさに“俊輔効果”だ。中村は入団会見で「若い選手の良いところを引き出したい。それで彼らがいいプレーをしたら代表に入るチャンスも出てくる」と宣言した。その言葉通り中村が出場した13日の湘南戦、20日の川崎F戦では若手が躍動。栗原は中村のCKから2戦連続得点。中村の効果的なサイドチェンジでスペースが広がったことで、山瀬は得意のドリブルを生かし川崎F戦で2得点した。栗原は「僕は以前とあまり変わっていない。変わったのは俊さんが入ったこと。俊さんが引き出してくれる」と話しており、俊輔効果による活躍が代表入りにまでつながりそうだ。
セルビア戦はDF闘莉王が出場停止。岡田監督もこの日「代わりは今までと違う選手を使う」とし「全く新しい選手の可能性は低い」と話した。栗原は横浜監督時代から熟知し08年4月の候補合宿でも招集。中沢と長年クラブでコンビを組んでいるのも大きい。栗原は「チャンスがあれば(代表で)いいプレーをしたい」と話し、中沢は「岡田さんのやり方は知っているし全く問題ない。Jリーグが天井だともったいない」とその実力に太鼓判を押す。札幌、横浜監督時代の教え子である山瀬についても高く評価しており、08年8月20日のウルグアイ戦以来となる招集は自然な流れだ。
横浜で中村とのコンビネーションがさらに熟成されれば日本代表にとっても大きな武器となる。岡田ジャパンでも“俊輔効果”が発揮されるか、注目が集まる。
●木村和司監督(横浜FM):
「連勝、気持ちいいね。悪いけど完勝だったからね。向こうの攻撃、ちょっと調子が悪かったのかな。狙いどおり、トレーニングどおりできた」
Q:今日の布陣を、これからも続けていくのか?
「それは分からない。今日は健太も良かったし、とくに小椋が効いていたね」
Q:攻撃がよく機能していたが、短期間で良くなった理由は?
「それは教えない(笑)。やっぱり、ええ選手がそろっているからよ。フロンターレは中途半端に前に出るところがあり、上げても止まってしまうプレーが何試合かあった。山瀬の2点目がそうだけど、裏を取る動きをすれば、簡単やでと話していた。ええ選手がそろっているからですよ」
Q:監督が良いからでは?
「多少あるね(笑)。勝ったら、ナンボでも言えるからね」
Q:山瀬のトップでの起用は、中村がいるためか?
「それは多少あるけど、もともとあそこで使ってみたかった。残り1/3、1/4のところでの思い切った仕掛けを出したかった。あいつの突破力は、相手にとって嫌だろうから、思い切ってシュート、ゴールまで行けと指示していた。そこでファウルを取ってくれたらウチにとってビッグチャンスになるしね。2点目は全体練習が終わってからのフリーシュート練習でやってるとおりの感覚で打っていた。最初のウチは思い切って打ってたけど、ちょっとタイミングを外すようなプレーをすればとアドバイスをしたけど、それができていたから、今日は本当に嬉しかった」
Q:中村のプレーについては?
「あのゴールでフロンターレはビビッたね。ベンチで見ていて、打てと思った瞬間にあいつが打っていたから、入ったと思った」
Q:効いている、と言った小椋について?
「素晴らしかった。ああいう中盤でのプレーは必要。ただ、ハーフタイムで、あんまり無理してシュートは狙わなくてもいいとアドバイスした。速い判断でどんどんつないでいけと。打てるチャンスの10回中1、2本ぐらいは狙っていいぞとも言った」
Q:目指している、楽しませるサッカーができたのではないか?
「まだまだ。もっとやれてた」
●小椋祥平選手(横浜FM):
「こぼれ球を結構、拾えた。それで自分たちのペースにもっていけた。また、俊さん(中村俊輔)が早い時間帯に決めてくれたのが、デカかった。前節もそうですけど、セットプレーで今日も1点取れたのもデカイっすね。追加点が取れたことが大きい。
今日は、自分たちの力がどれぐらいかを知るのにちょうどいい相手だった。ただ、向こうもケガ人が多かったので、なかなか上手くいっていなかったのでは」
●坂田大輔選手(横浜FM):
「勝ったことがデカイっすね。俊さんが加入して、ミドルレンジからなど、パスの選択肢が増えている。間違いなくチームにとっていいこと。フロンターレに対して、結果が出ていなかったので、結果を出すことができてよかったと思う」
●中村俊輔選手(横浜FM):
「ブレるボールを練習していたこともあるし、点を取れてよかった。まあ、それよりもチームが勝ったことがうれしい。チームとして、連動するフィニッシュの場面で、何回か1人が裏に走り込まなかった。また、走り込んでいても、パスミスがあったりした」
●渡邉千真選手(横浜FM):
「いや~、大勝したので点を取りたかったですね。アシスト? しっかり(山瀬)功治さんが見えていました。今年は自分の得点もそうですけど、チームの勝利が欲しい。その中で自分の仕事ができればいいと思っている。とりあえず、今日は4点を取って勝てたことが一番よかったです」
●小宮山尊信選手(川崎F):
「内容どうこうより、失点してみんなの気持ちが下がってしまった。気持ちの部分はすぐに修正できるので修正したい。古巣のF・マリノスに対しては、負けたくなかったけれど残念。もっと競った試合をしたかった。ブーイングもすごかったけれど、そのブーイングの2倍くらいのプレッシャーがあった。ホームで借りを返したい。単純なミスで入れられたのが多かったので、基本に返りたい」
●鄭大世選手(川崎F):
「今日はお手上げです。ゴールに向かいたかったが、ゴールまでボールを運ぶこともできなかった。全体的に中盤での支配率が少なかった。簡単に、中盤をシンプルにしたかった。逆サイドのサイドバックに簡単に上げて、サイド突破の崩しをもっとやっていけばよかった。中澤さんにも完全に抑えられた。個の力でもチームでも勝てなかった。F・マリノスは運動量でも勝っていたし、ボールの受け方もうまかった。1点を入れられる前から違うなって感じていた。プレスに行ってもプレスにならなかった」
●川島永嗣選手(川崎F):
「試合の流れ的には、すぐに2点目を失点してしまったのが大きかった。今日の自分の仕事としては、1点取られても2点取られても、そのあとズルズルいかせないことを心掛けていたが、結果的にできなかった。
ここ2試合、リーグ戦は苦しい中、何とか結果を残すことができていたのに、今日こういう結果になって非常に残念です」
「連勝、気持ちいいね。悪いけど完勝だったからね。向こうの攻撃、ちょっと調子が悪かったのかな。狙いどおり、トレーニングどおりできた」
Q:今日の布陣を、これからも続けていくのか?
「それは分からない。今日は健太も良かったし、とくに小椋が効いていたね」
Q:攻撃がよく機能していたが、短期間で良くなった理由は?
「それは教えない(笑)。やっぱり、ええ選手がそろっているからよ。フロンターレは中途半端に前に出るところがあり、上げても止まってしまうプレーが何試合かあった。山瀬の2点目がそうだけど、裏を取る動きをすれば、簡単やでと話していた。ええ選手がそろっているからですよ」
Q:監督が良いからでは?
「多少あるね(笑)。勝ったら、ナンボでも言えるからね」
Q:山瀬のトップでの起用は、中村がいるためか?
「それは多少あるけど、もともとあそこで使ってみたかった。残り1/3、1/4のところでの思い切った仕掛けを出したかった。あいつの突破力は、相手にとって嫌だろうから、思い切ってシュート、ゴールまで行けと指示していた。そこでファウルを取ってくれたらウチにとってビッグチャンスになるしね。2点目は全体練習が終わってからのフリーシュート練習でやってるとおりの感覚で打っていた。最初のウチは思い切って打ってたけど、ちょっとタイミングを外すようなプレーをすればとアドバイスをしたけど、それができていたから、今日は本当に嬉しかった」
Q:中村のプレーについては?
「あのゴールでフロンターレはビビッたね。ベンチで見ていて、打てと思った瞬間にあいつが打っていたから、入ったと思った」
Q:効いている、と言った小椋について?
「素晴らしかった。ああいう中盤でのプレーは必要。ただ、ハーフタイムで、あんまり無理してシュートは狙わなくてもいいとアドバイスした。速い判断でどんどんつないでいけと。打てるチャンスの10回中1、2本ぐらいは狙っていいぞとも言った」
Q:目指している、楽しませるサッカーができたのではないか?
「まだまだ。もっとやれてた」
●小椋祥平選手(横浜FM):
「こぼれ球を結構、拾えた。それで自分たちのペースにもっていけた。また、俊さん(中村俊輔)が早い時間帯に決めてくれたのが、デカかった。前節もそうですけど、セットプレーで今日も1点取れたのもデカイっすね。追加点が取れたことが大きい。
今日は、自分たちの力がどれぐらいかを知るのにちょうどいい相手だった。ただ、向こうもケガ人が多かったので、なかなか上手くいっていなかったのでは」
●坂田大輔選手(横浜FM):
「勝ったことがデカイっすね。俊さんが加入して、ミドルレンジからなど、パスの選択肢が増えている。間違いなくチームにとっていいこと。フロンターレに対して、結果が出ていなかったので、結果を出すことができてよかったと思う」
●中村俊輔選手(横浜FM):
「ブレるボールを練習していたこともあるし、点を取れてよかった。まあ、それよりもチームが勝ったことがうれしい。チームとして、連動するフィニッシュの場面で、何回か1人が裏に走り込まなかった。また、走り込んでいても、パスミスがあったりした」
●渡邉千真選手(横浜FM):
「いや~、大勝したので点を取りたかったですね。アシスト? しっかり(山瀬)功治さんが見えていました。今年は自分の得点もそうですけど、チームの勝利が欲しい。その中で自分の仕事ができればいいと思っている。とりあえず、今日は4点を取って勝てたことが一番よかったです」
●小宮山尊信選手(川崎F):
「内容どうこうより、失点してみんなの気持ちが下がってしまった。気持ちの部分はすぐに修正できるので修正したい。古巣のF・マリノスに対しては、負けたくなかったけれど残念。もっと競った試合をしたかった。ブーイングもすごかったけれど、そのブーイングの2倍くらいのプレッシャーがあった。ホームで借りを返したい。単純なミスで入れられたのが多かったので、基本に返りたい」
●鄭大世選手(川崎F):
「今日はお手上げです。ゴールに向かいたかったが、ゴールまでボールを運ぶこともできなかった。全体的に中盤での支配率が少なかった。簡単に、中盤をシンプルにしたかった。逆サイドのサイドバックに簡単に上げて、サイド突破の崩しをもっとやっていけばよかった。中澤さんにも完全に抑えられた。個の力でもチームでも勝てなかった。F・マリノスは運動量でも勝っていたし、ボールの受け方もうまかった。1点を入れられる前から違うなって感じていた。プレスに行ってもプレスにならなかった」
●川島永嗣選手(川崎F):
「試合の流れ的には、すぐに2点目を失点してしまったのが大きかった。今日の自分の仕事としては、1点取られても2点取られても、そのあとズルズルいかせないことを心掛けていたが、結果的にできなかった。
ここ2試合、リーグ戦は苦しい中、何とか結果を残すことができていたのに、今日こういう結果になって非常に残念です」
横浜Mが17日の練習試合、関大戦で20日の川崎戦(日産ス)へ向け、日本代表MF中村俊輔(31)とMF狩野健太(23)の“ダブル司令塔”をテストした。木村和司監督(51)は俊輔の後継者として早くから期待されていた狩野を左MFとして起用。主力組で2人を同時先発させたのは初めてで、木村監督は「健太がポジションチェンジをして気遣っているというのがあった。俊輔の動きを見てプレーしていた」と一定の評価を下した。
「監督には俊さんに人(マーク)が集まるから、もう一つ起点を作れと言われた」と狩野。非凡な攻撃センスを持つ狩野が力を発揮できれば、俊輔の力をさらに引き出せる可能性もある。俊輔も「大学生がよく動くからプレッシャーが早くて、それが逆に良かった。連係とかコンビネーションも確認できた」と手応えを口にした。
主力組で戦った1本目の30分間で4得点と快勝。俊輔自身もPKを決め、横浜Mでの“初得点”を記録した。13日の湘南戦に続く2連勝へ、着々と連係を深めている。
「監督には俊さんに人(マーク)が集まるから、もう一つ起点を作れと言われた」と狩野。非凡な攻撃センスを持つ狩野が力を発揮できれば、俊輔の力をさらに引き出せる可能性もある。俊輔も「大学生がよく動くからプレッシャーが早くて、それが逆に良かった。連係とかコンビネーションも確認できた」と手応えを口にした。
主力組で戦った1本目の30分間で4得点と快勝。俊輔自身もPKを決め、横浜Mでの“初得点”を記録した。13日の湘南戦に続く2連勝へ、着々と連係を深めている。
日本代表・岡田武史監督(51)が17日、横浜市内で行われたJ1横浜Mの練習試合・関大戦を電撃視察。前日のスタッフ会議後に「ストッパーとか前の方(FW)を見てみたい」としていた同監督は、DF栗原勇蔵(26)を候補にリストアップしており、4月7日のセルビア戦(長居)でチャンスを与えられる可能性が出てきた。
“ハマの番長”が、岡田ジャパンの切り札に急浮上した。横浜M-関大の練習試合。岡田監督は前触れなくクラブハウスに愛車を乗り付けると、熱視線を送った。
「天気がいいから見に来ただけ。練習試合をやっていると聞いたので」という指揮官だが、目的の1つはDF栗原にあるようだった。関係者によると、4月7日のセルビア戦の招集候補としてリストアップしているという。
岡田監督は前日のスタッフ会議後に、「ストッパーとか前の方を見てみたい」とDF中沢、闘莉王しかいないセンターバックの新戦力テストを示唆していた。その翌日の電撃視察。横浜M監督時代から身体能力や気後れしない“番長気質”を評価しており、普段からコンビを組む中沢との連係に不安もない。
「岡田さん? ひなたぼっこじゃないの」と笑いながらも、「常にいいプレーをしていればチャンスはあると思う」と南アW杯に熱い視線を向ける栗原。13日の湘南戦では負傷から復帰し、MF中村俊輔のCKをヘッドで決めるなど、勢いも上々。オシム監督時代の06年8月以来となる代表復帰へ、可能性は十分ありそうだ。
“ハマの番長”が、岡田ジャパンの切り札に急浮上した。横浜M-関大の練習試合。岡田監督は前触れなくクラブハウスに愛車を乗り付けると、熱視線を送った。
「天気がいいから見に来ただけ。練習試合をやっていると聞いたので」という指揮官だが、目的の1つはDF栗原にあるようだった。関係者によると、4月7日のセルビア戦の招集候補としてリストアップしているという。
岡田監督は前日のスタッフ会議後に、「ストッパーとか前の方を見てみたい」とDF中沢、闘莉王しかいないセンターバックの新戦力テストを示唆していた。その翌日の電撃視察。横浜M監督時代から身体能力や気後れしない“番長気質”を評価しており、普段からコンビを組む中沢との連係に不安もない。
「岡田さん? ひなたぼっこじゃないの」と笑いながらも、「常にいいプレーをしていればチャンスはあると思う」と南アW杯に熱い視線を向ける栗原。13日の湘南戦では負傷から復帰し、MF中村俊輔のCKをヘッドで決めるなど、勢いも上々。オシム監督時代の06年8月以来となる代表復帰へ、可能性は十分ありそうだ。
横浜の日本代表MF中村俊輔(31)がJ復帰後“初ゴール”を決めた。17日に行われた関大との練習試合(30分×3本)の1本目に右MFで出場。2―0の24分にFW渡辺が倒されて得たPKを左足で左隅に流し込んだ。今冬の移籍市場でエスパニョールから横浜に復帰してから対外試合3試合目での初得点。「大学生はよく動く。速いプレッシャーの中でプレーできたのは良かった」と振り返った。
木村監督は、中村と狩野を主力組で初めて同時起用。山瀬を2トップの一角に配置する新布陣をテストし「健太(狩野)は俊輔(中村)の動きを見てプレーできていた。」と評価した。18日の紅白戦で新布陣を再チェックして、20日の川崎F戦で採用するかどうかを判断する方針。中村を軸に、木村マリノスが進化し始めた。
木村監督は、中村と狩野を主力組で初めて同時起用。山瀬を2トップの一角に配置する新布陣をテストし「健太(狩野)は俊輔(中村)の動きを見てプレーできていた。」と評価した。18日の紅白戦で新布陣を再チェックして、20日の川崎F戦で採用するかどうかを判断する方針。中村を軸に、木村マリノスが進化し始めた。
横浜の日本代表MF中村俊輔(31)が、約7年半ぶりのリーグ復帰戦で存在感を見せつけた。ホーム開幕戦に右MFで先発。得意のCKで前半22分の先制点をアシストするなど、攻撃を巧みにコントロール。84分間プレーしてチームを今季初勝利に導いた。だが、W杯南アフリカ大会を見据えて満足した様子はなく「もっと自分を追い込まないと」と危機感を募らせていた。
欧州仕込みの高水準のプレーを期待する視線に中村は即答した。前半22分、横浜が得た初CK。ゴール右コーナーに立ち、左からの強風を頭に入れて左足を振り抜くと、弧を描いたボールは寸分の狂いもなくDF栗原の頭に合い、ゴールに吸い込まれた。チームメートに手招きされ、一緒になって両手を揺らし、3日前の三男誕生を祝う「ゆりかごダンス」。「僕はそういうキャラじゃないと思ったんですけど…」と照れながらも、うれしそうに踊ると、3万人超のスタジアムから歓声が上がった。
エスパニョール退団から練習合流して約1週間。欧州で磨いた「感覚」で勝負した。アシストにつながったCKは「ボールが行ったところに(受ける選手が)いましたという方が入る。(ターゲットは)感覚で分かる」と思惑通りだった。湘南の球際の弱さもあり、効果的なサイドチェンジやスルーパスなど周囲との呼吸は乱れることはなく、連係不足の不安も露呈しなかった。後半16分には攻撃リズムを生み出すボールキープから、FW渡辺の追加点の起点にもなり、後半39分の交代まで“俊輔劇場”は続いた。
2792日ぶりのJ復帰戦は快勝したが、試合後の表情は厳しかった。「ぶれないようにしないと、もっと上のレベルに追いつけない」。約3カ月に迫ったW杯南アフリカ大会を見据えた自分への戒めでもあった。シュート29本を浴びせた格下相手の試合では、物足りなさは否めない。「(強豪との対戦など)日本の環境を使ってもレベルは上げられるけど、これからはセリエAやオランダ代表選手をイメージして練習しないといけない」と危機感を募らせた。
実は帰国後も「(欧州時代に)自分がダメだったプレー」などの映像を自宅で繰り返しチェックし、気持ちを奮い立たせている。観戦した日本代表の岡田監督の前で、古巣横浜を今季初勝利に導く活躍を見せたが、「もう今日のことは忘れます」と満足感はなかった
欧州仕込みの高水準のプレーを期待する視線に中村は即答した。前半22分、横浜が得た初CK。ゴール右コーナーに立ち、左からの強風を頭に入れて左足を振り抜くと、弧を描いたボールは寸分の狂いもなくDF栗原の頭に合い、ゴールに吸い込まれた。チームメートに手招きされ、一緒になって両手を揺らし、3日前の三男誕生を祝う「ゆりかごダンス」。「僕はそういうキャラじゃないと思ったんですけど…」と照れながらも、うれしそうに踊ると、3万人超のスタジアムから歓声が上がった。
エスパニョール退団から練習合流して約1週間。欧州で磨いた「感覚」で勝負した。アシストにつながったCKは「ボールが行ったところに(受ける選手が)いましたという方が入る。(ターゲットは)感覚で分かる」と思惑通りだった。湘南の球際の弱さもあり、効果的なサイドチェンジやスルーパスなど周囲との呼吸は乱れることはなく、連係不足の不安も露呈しなかった。後半16分には攻撃リズムを生み出すボールキープから、FW渡辺の追加点の起点にもなり、後半39分の交代まで“俊輔劇場”は続いた。
2792日ぶりのJ復帰戦は快勝したが、試合後の表情は厳しかった。「ぶれないようにしないと、もっと上のレベルに追いつけない」。約3カ月に迫ったW杯南アフリカ大会を見据えた自分への戒めでもあった。シュート29本を浴びせた格下相手の試合では、物足りなさは否めない。「(強豪との対戦など)日本の環境を使ってもレベルは上げられるけど、これからはセリエAやオランダ代表選手をイメージして練習しないといけない」と危機感を募らせた。
実は帰国後も「(欧州時代に)自分がダメだったプレー」などの映像を自宅で繰り返しチェックし、気持ちを奮い立たせている。観戦した日本代表の岡田監督の前で、古巣横浜を今季初勝利に導く活躍を見せたが、「もう今日のことは忘れます」と満足感はなかった
後半39分にMF中村と代わって出場した横浜MF狩野が2―0のロスタイムにドリブルから約25メートルの芸術ミドル弾を叩き込んだ。
6日のFC東京戦ではハーフタイムに木村監督から「甘い!」と雷を落とされ交代した。この日はベンチスタートで、指揮官に「俊が代わるときはおまえしかない。チャンスをものにすればおまえも世界に行ける」とハッパをかけられ、見事に結果を出した。木村監督は「ワシに対する怒りのシュートや」と冗談混じりに話していた。
6日のFC東京戦ではハーフタイムに木村監督から「甘い!」と雷を落とされ交代した。この日はベンチスタートで、指揮官に「俊が代わるときはおまえしかない。チャンスをものにすればおまえも世界に行ける」とハッパをかけられ、見事に結果を出した。木村監督は「ワシに対する怒りのシュートや」と冗談混じりに話していた。
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