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日本サッカー協会の松崎審判委員長は22日の柏戦で、横浜MのMF山瀬がシミュレーションのファウルをしたとして2枚目のイエローカードを出した高山啓義主審の判定を「誤審」と認めた。その上で第24節(29、30日)、ナビスコ杯準決勝(9月2、6日)に高山主審を担当させないことを発表した。犬飼会長は、大きなミスジャッジを犯した審判について、その事実と処分の公表を強く主張。今後、審判委員会で審判の“出場停止”の基準をつくる方針だ。

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日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長は24日、22日のJ1第23節・柏-横浜M(国立)で高山啓義主審(35)に誤審があったとして、第24節とナビスコ杯準決勝の割り当てから外し、研修期間とすることを明らかにした。

 高山主審は後半13分、倒された横浜MのFW山瀬をシミュレーションと判定し、2度目の警告で退場とした。しかし、検証した松崎委員長は「柏選手のホールディング。ポジショニングの問題などで見えていなかった」とし、高山主審も誤審を認めているという。

 審判の処分公表はこれまでほとんどなかったが、日本協会・犬飼会長の要望で実施。松崎委員長は「今後、処分や公表の基準を作りたい」とした。山瀬の出場停止処分などは変更しない。

日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長は24日、著しい誤審があった場合、審判への処分を公表する方針を打ち出した。22日の柏―横浜戦で、高山啓義主審が後半13分に横浜のMF山瀬が倒れたプレーをシミュレーションと判定したことが発端。審判委員会で検証した結果、相手選手のファウルが判明し、同主審も誤審を認めた。29、30日の第24節とナビスコ杯準決勝の割り当てから外して研修期間とすることを決め、犬飼会長の指摘を受けて処分を公にした。松崎委員長は「どういうミスは公表するのか、基準をつくりたい」と語った。
横浜Mが22日の柏戦の判定に関し、意見書を提出することを決めた。後半13分、MF山瀬が相手ペナルティーエリア外でシミュレーションのファウルを取られ、2枚目の警告で退場。だが、実際は相手DF小林祐に両手で抱え込まれて倒されており、横浜Mの強化担当者は「映像にバッチリ映っている。審判が試合をぶち壊した」と高山啓義主審の判定に激怒。映像を編集した上でJリーグに抗議する方針を固めた。

 10人となった横浜Mは柏の猛攻をしのぎつつ、後半29分にDF小宮山の左足シュートで先制。しかし、同42分、相手FWポポのクロスに反応したDF中沢のクリアが不運にもオウンゴールとなり、1―1。試合後、山瀬は「(判定については)僕が言う事じゃない。誰が見ても分かることだと思う」と淡々と振り返った。

横浜は後半29分にDF小宮山の得点で先制したが、同42分にDF中沢のオウンゴールでクラブ史上初の4試合連続完封を寸前で逃した。それだけに中沢も「記録がかかっていたから申し訳ない」と悔しがった。ただ後半13分に相手のファウル気味のプレーがありながら、MF山瀬のシミュレーションと判断するなど主審が不可解な判定を連発したため、怒り心頭のクラブ幹部はJリーグに意見書を提出するなど後味の悪いゲームとなった。
横浜FW山瀬功治(28)が、驚きの声を上げた。1点リードで迎えた後半13分、ドリブルで競り合った際、故意の転倒としてイエローカードを出された。山瀬は前半30分にもラフプレーで警告を受けており、2枚目で退場となった。試合後、山瀬は「ボクは何も言わない。だれが見ても(故意でないと)分かるはずだから」と憤り、木村監督は「今まで会見で審判に文句を言ったことはないが、今日は非常に腹立たしい」と怒った。

 試合後、フロント陣は福島マッチコミッショナーに、山瀬が退場となった判定について異議を申し立てた。松本チーム統括本部長は「ビデオを見ても明らかに相手に倒されている」。後日Jリーグへ意見書も提出することになった。後味の悪い引き分けだが、次節へつなげるしかない。

●木村浩吉監督(横浜FM):

「8月の3連戦、3試合目。ぜひ2勝して次につなげようということで、この3連戦をワンセットに考えていたので、今日も前節の大宮戦から4人代えて臨みました。

ここのところナイトゲームでやって多少涼しさはあったんですが、国立でかなり蒸し暑い中、前半はちょっと凡ミスも多く、お互いに攻めあぐねていた。柏は前節のレッズ戦を見る中で、勢いあるし、個々の打開力は警戒していた。ボールを奪われた時点から守備するんですけど、ある時間帯、相手のリズムの時には自陣まで引け、逆にカウンターを狙ったら相手も脅威じゃないかという話でやりました。多少危ない場面もありましたけど、集中して守っていたと思います。

後半、山瀬が2枚目のイエローで退場する間際に、長谷川アーリアと兵藤の2枚を代えて、攻撃のバリエーションをつけようかという時に、山瀬が退場になってしまいました。その後、先制しましたが、残り10分切るぐらいから河合を入れて、渡邉千真でもよかったんですけど、松田は前節出場停止だったので、前線に置いて前で追わせる方が良いかと。最後、残り10分は1-0でいいと指示をしました。多分オウンゴールだと思うんですが、仕方ないかなと思います。選手は10人になっても指示どおりやってくれていたと思いますし、アーリア、兵藤は1回ずつチャンスを作っていたので、あのへんは評価していい。

次、一週間間が空くので、ジェフ戦はホームでやるので、もう一度できなかったことを反省し、できる部分をもう少し伸ばしていきたい」

Q:ハーフタイムで「無理をしなければ点を取れない」という指示をされました。後半、山瀬のドリブルシュートも完璧でした。小宮山もゴールを決めた。それはイメージ通りだったのか、それとも無理をするには何が含まれているのか聞きたいのですが?

「僕は何回も言っていますが、パターンで攻撃するものではないと思うので、パターンでトレーニングしたことはないんです。相手のペナルティエリア付近、シューティングレンジに入ったら、常に相手に嫌なことを考えろと。

ただ前半を見ていたら、そこまでは行くんですが、そこから無理をしない。例えばクロスが上がって、中でマークはついているがフィフティフィフティのボールというのがある。それに対して肩越しでもいいから頭出して無理してゴールを狙っていくというのが僕がいうところの無理なんです。あるいはサイドから攻撃して相手が対応している中でも、ちょっとコースを作ってクロスを上げるとか、ベッカムを見ていると1対1で抜いて上げるというのはないですよね。ちょっと動いてコースを作ってクロスを上げる。そういうところを僕は選手たちに無理をしろと伝えている。ドリブル突破あり、あるいは2列目から渡邉千真、坂田、きついかもしれないですが、彼らが追い越して行かないとなかなかチャンスは作れない。ただ闇雲に出入りしろということではなくて、状況を見極めて出ていけと。

後は完璧にサイドを崩してフリーでインサイドで転がしてシュートというのはほとんどない。やっぱりサイドの選手、中の選手もどこかで無理をしないと点が取れないし、最後のレイソルのゴールはサイドのポポが無理するからチャンスを作れる。僕はそういうところで攻撃ゾーンに入ったら、誰かがどこかで無理をしろと話しています。できない選手にはそういうことを伝えません。小宮山もこのところ金井と交代で使っているので、彼には精神的に強くなって欲しい。そういった意味で今日はどっちを先発させてもよかったが、今日は小宮山を使ってよかったです。前半多少、消極的な部分はありましたが」

Q:兵藤選手と長谷川選手の投入ですが、山瀬選手が退場になっていなかったら、どのようにするつもりでしたか?
「僕は守備をしろという話はしているが、坂田と狩野は疲れが出ると彼らはコントロールミスなどが出る。あの時間帯、本当は後半の頭から代えてもよかったかもしれないが、なかなか0-0の拮抗したゲームなので代えられなかったが、山瀬が退場した時点では長谷川アーリアだけにしようかと思っていました。どっちみち2人代えることは決めていたので2人代えた。彼らを代えてからは4-4-1のようなシステムにしました。今年、11対10でやったのは初めてですが、そんなに慌てることはないと思うんです。全体が浮足立っていたかなという印象です」


●中澤佑二選手(横浜FM):
「ポポが右サイドに入り、北嶋がニアへ走り込んでくる。何回もその形。高いボールでも低いボールでも、絶対ニアだと思った。だからこそ悔しい。みんなで頑張って10人になってから1点取ったのに、勝点2を逃した」

●山瀬功治選手(横浜FM):
「ハーフェラインからどうやって崩すか、チーム全体の連動性が少なかった。相手に待たれている状態で攻めていて、こっちが先に動きだし、ボールが入ってから動いている状況だった。相手も守りやすかったと思う。連動性を出せれば違ったのかも」
横浜のルーキーFW渡辺千真(23)が、チームに「初勝利」を呼び込んだ。前半11分。左CKからFW兵藤がゴール前に上げたボールを、頭でたたき込んで先制点を挙げた。この1点を守り切り、リーグ戦では10試合目にして大宮から初勝利を奪った。「未勝利は聞いていましたけど(1年目の)ボクとしたら苦手意識はありませんからね」。渡辺は笑顔で振り返った。

 チームにとってCKからの得点は3月7日の開幕戦以来となる。今月上旬にあった2週間の中断期には、紅白戦を途中で止めて何度もCKを繰り返す場面があった。この日の試合前には松永GKコーチが、CK時の相手の動きを分析し、攻撃陣の位置を再確認していた。チームの課題を克服しての得点は、大きな収穫。キッカーを務めたFW兵藤が言う。「セットプレーで得点できれば、もっと余裕を持って戦えるし、悪いなりに勝てる試合が多くなる。キックの精度を高め、もっと得点できるようにしたい」。

 木村監督は「今日の試合を見ても(大宮との)相性は悪いのかなと思うけど、何とか勝ち切ったのは大きい」と話した。まだ10位に低迷も、7勝8分け7敗と勝率5割に戻した。ここから上位を狙っていきたい。
横浜Mが05年の初対戦から5年目でようやく汚名を返上した。リーグ通算成績で4分け5敗と9戦未勝利だった大宮に1―0と辛勝。J1通算150完封のおまけ付きで、日本代表DF中沢は「苦手と言われる大宮に勝利したのは自信になる」と笑顔を浮かべた。
J1通算150完封 試合前のミーティングがズバリはまった。セットプレーをゾーンで守る大宮の攻略法として、松永成立GKコーチが相手DFの間や前のスペースに飛び込んでいくよう指示。前半11分の左CKで、その言葉を忠実に実践した。キッカーの兵藤がニアに絶妙のボールを送ると、ルーキーFW渡辺が相手選手の前に走り込み、今季8得点目となるゴールを頭で決めて先制。その1点を死守した。

 この日は主将のMF河合も右ひざの負傷から復帰し、今季初先発で勝利に貢献。試合内容は決して良くはなかったが、泥臭くもぎ取った1勝は大きな価値がある。

 ◆横浜MがJ1、150完封(0―0含む) 鹿島、清水に次いで3チーム目。93年5月19日のG大阪戦(三ツ沢)の1―0以降566試合目で鹿島の517試合、清水の546試合に次いで、試合数も3番目。
横浜が天敵をエースの一発で沈めた。前半11分、左CKからFW渡辺がニアに飛び込んで頭で決めた。松永GKコーチが試合前に「相手は(CKの守備を)ゾーンで守ってくる」と分析。相手DFの動きをチェックしていた。渡辺はイメージ通りの今季8点目を「ラファエル(大宮FW)の前に入ってうまく頭で合わせられた」と笑顔で振り返った。

 今季初先発のMF河合も交代する後半33分まで攻守に貢献。再び痛めた右ひざの状態が心配されるが、代わって入ったDF田代らも最後まで集中を切らさず3戦連続完封でリーグで9戦勝ちがなかった大宮に初勝利。DF中沢も「苦手と言われた相手に勝てたのは自信になる」と手応えを口にしていた。


★「最も警戒」セットで失点…横浜に初黒星
大宮は、4―3―3でスタートした布陣がかみ合わず、すぐに4―4―2に修正。来日初戦となった16日の磐田戦でオウンゴールを“誘発”したFWラファエルの先発起用も得点にはつながらなかった。張外龍監督が「最も警戒していた」というセットプレーでの失点が響き、横浜にはリーグ戦10試合目の対戦で初黒星。7月以降の7試合は1勝3分け3敗で、オウンゴールを含めて3得点だけ。決定力不足は深刻だ。
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