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●大島秀夫選手(横浜FM):
「川崎Fにはずっと勝っていなかったので、サポーターもそうだけれど、僕らも悔しい思いをしていた。3連勝できてうれしいです。前線からのプレスを続けてきて、たまたまいいボールが来たので、僕が決めただけです。やってきたサッカーは間違っていなかったと思うし、これを続けていれば結果もついてくると思う。僕も変わらずに、前から追い回すことを続けていくだけ。連戦だからとか、そういうことは考えていないですね」

●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「あれだけ(FWや中盤の選手が)前から追ってくれると、後ろとしてはすごく楽。守備もすごく助かっているし、それでいて点も取ってくれる。まるで別のチームになっちゃったみたい(笑)。精神的な疲れはないので、このサッカーを続けて頑張っていきたい」

●坂田大輔選手(横浜FM):
「先制すると楽だね。川崎Fもどんどん前に出てこざるを得ないし。ボールを取った後、早くつないでいって、しかも4、5人がバーッと上がってくるのが今のウチのサッカー。川崎Fに勝ったことは自信になる」

●吉田孝行選手(横浜FM):
「今日は全員、いつもより体が重かったようだ。ここ2試合(5-0、6-0で連勝)が良すぎたからかもしれないけれど(笑)。でも、ある程度はうまくいっていると思う。3点目を取れれば楽になれたけど、そうした点やメンタル面などを修正して次の試合に臨みたい。連戦はきついけれど、どのチームも同じ条件。ウチは3連勝したので、気持ちよく次に行ける。今日も失点ゼロでいこうと言っていただけに、失点したのは悔しい。よく1点で抑えられたと思う。ラスト10分くらいは相手も攻撃の枚数をかけてきたし、ウチの足も止まってしまった。2点取った後の攻撃が大事だった。今日はサポーターもいっぱい来てくれたし、サポーターと一緒に喜べたのがうれしい」

●山瀬功治選手(横浜FM):
「(今シーズン、セットプレーからの得点はチーム初)あの場面は(中澤)佑二さんから『狙っていいぞ』と言われたけれど、自分でも元々狙っていた。ここまでセットプレーから得点したことがなかったが、もっとそうした機会をつくりださないといけないと思う」

Q:このサッカーを連戦の中で続けることが大事だと思うが?
「今のサッカーは誰かがサボっていられるサッカーじゃない。体はしんどいし、運動量も求められる。ただ、それは他のチームも一緒のことで、言い訳にはできない。相手の運動量が落ちないのに、自分たちが動けなくなってしまうということは、自分たちの運動量が足りないということだから」

●河合竜二選手(横浜FM):
「チーム全員が前へという意識が高く、パス&ゴーができているのが結果に結びついている。以前ならお互いの距離がありすぎて、パスを出してそのままだったのが、今は流動的に動いて、攻撃も守備もうまくいっている。連戦はきついけれど、結果が出ているのでこのまま頑張っていきたい」
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●坂田大輔選手(横浜FM):
「前の試合から1週間あったこともあるけど、今日は勝てそうな感じだった。問題は連戦になったときにも、プレスが効くかどうか。連戦でこういうサッカーができればいいと思う。初ハットトリックはお預けですね」

●吉田孝行選手(横浜FM):
「(大島)秀夫も坂田も前から追いかけていたし、チームとして連動した守備ができたと思う。一人かわされても、2人目、3人目とプレスをかけられた。4点目が入ったあたりから中盤も空いてきたので、そのへんは監督の交代采配が効いた。自分もフォワードみたいに動いたり、時には引いてみたり、相手もマークにつきづらかったと思う。スペースを有効に使えるように、味方のために動けたと思う。前からチェイシングするというスタイルは連戦中からずっとやってきたこと。その間もいい試合はできていた。やっているサッカーは同じだ」

●山瀬幸宏選手(横浜FM):
「誕生日(4月22日で23歳)ということは今朝まで忘れていて、ロッカールームで皆から『バースデーゴール決めてこいよ』と言われました。(お兄さんの山瀬功治選手から叩かれていたが?)3回くらい叩かれました(笑)。(山瀬功選手の5点目は、お返しのアシスト?)しっかり見て出しました」

●山瀬功治選手(横浜FM):
「結果だけでなく、内容が伴って勝てたことが大きい。次の相手・新潟はホームにものすごく強いので、そういう意味でも大きかったと思う。今のフォーメーションにしてから数試合だが、今日の勝利によって、いまやっているサッカーに対する手ごたえはつかめたと思う。
前節の磐田戦はプレスにいっても、後手を踏むことが多かったので、そのあたりを今週の練習で修正できたと思う」




●早野宏史監督(横浜FM):

「勝利することができて、選手にとっても、我々スタッフにとっても、もちろんサポーターの皆さんにとってもよかった。
一週間のインターバルがあったが、練習でもやってきたサッカーを継続した。激しくプレスをかけ、ボールを奪ったらスピーディーに攻撃する。これを続けていこうと確認していた。その狙いを、選手たちは今日のゲームで十分に発揮してくれた。5点というのはプレゼントみたいなものだろう。
(前節)ジュビロ戦では疲労のためにやるべきことができていなかったが、こういうゲームができれば選手たちには自信になる。
ただ大分さんは点差が開いてモチベーションが落ちていたし、カウンターのリスクマネジメントという課題はまだ克服できていなかった。

若い選手が伸びている中で、チーム内の競争をさらに激化させて選手層をさらに厚くしていきたい。
山瀬幸は基本的にボールを奪われないプレーヤー。ただフィニッシュになかなか絡めなかったことを指摘していただけに、今日ゴールできたことは大きい。高いテクニックは備えているし運動量も十分だ。試合ごとに自信をつけてきているだろう」
●田中隼磨選手(横浜FM)
「今日は中盤でボールが回らなかったし、今までスムーズにきていた部分が今日はあまり感じられなかった。足が止まる場面が多少あったと思う。ただ、チャンスも何回か作ってフィニッシュのところまでは行っていた。うちがボールをキープしているときは、ボールがつながって最後まで良い形で行けたので、本当に僕も含めて決めるところをしっかり決めたい。僕自身も、もうちょっと右サイドで起点になれれば良かったが、うまく起点になれなかった。こういう連戦だからこそ自分の持ち味は出ると思うので、そういう意味では、もっと味方の選手としっかり連携を高めていきたい」

●中澤佑二選手(横浜FM)
Q:チームとしての課題は?
「まず足を止めないことと、ゴール前でもうちょっと落ち着いてフィニッシュを決めること。ディフェンスの意識としては、前から良いものを持っていると思うので、あとはオフェンスのひと工夫だと思う」

Q:ここまで2勝4敗だが?
「まだ6試合なので、そんなに慌ててドタバタすることもないと思う。自分たちがやらなければいけないことは、疲れていようが何であろうが、自分たちのやろうとしているサッカーをやりきるということに尽きると思う。もう一度、足を止めないことから始めないといけない」





●早野宏史監督(横浜FM):

「この5連戦の中で、流れを出して結果に至らなかった部分というのもあるが、ゴールを奪いにいくという形ができていただけに今日のゲームにかける期待は大きかった。ただ、中2日ということで疲労が心配されたが、コンディションをとってきたということで臨んでいって、フタを開けたところ、運動量というか球際のところの鋭さというのが今日はほとんど出なかった。逆に1対1の局面でジュビロのほうに先手を奪われている部分があったので、今までの流れとはちょっと違ったゲーム内容になってしまったと思う。前半はそれでも何回かチャンスを作ったが、後半に関して、両サイドの2列目のところがなかなか決定的な仕事ができないということで選手を代えていったが、プラスに転じなかったということだと思う。失点のシーンでも、流れを作られて粘られてしまったということがあるが、それ以前に我々が、前節までの中盤のシンプルさからゴールを狙っていくという形が、今日はほとんど出なかったという感じがしている。非常に残念な結果だが、この後1週間あるので、選手たちのメンタリティーをまず立て直して、もう一度5連戦の最初のような流れ、中盤でシンプルにボールと人が動いていくという流れをもう1回やらせていきたい」

Q.普段左サイドバックの小宮山を、あの時間帯で左の中盤に入れた理由は?
「1週間前から彼には2列目ということも話してあったし、ジュビロは局面の1対1の戦いをしてきたので、小宮山の力を打開策として使いたかった。クロスを左で上げられるので、そこを打開しながらクロスで勝負をかけたかった」

Q.90分間2トップを代えなかった理由は?
「前節の場合はサイドが崩せて、斎藤を入れるときの裏への飛び出しというタイミングをとれたと思うが、今日の場合はサイドが作りきれなかったというのがあって、入れた場合よりも大島と坂田の一発というほうを期待した。3人目を切る(3人目のFWを入れる)ということも考えたが、ゲームの流れ的に、彼を入れて生きるのかどうかというところで、2トップを引っ張っていく選択をした」

Q.中盤の動きがなかったというのは、疲れからなのか、相手に研究されて良さが出せなかったのか?
「疲れはないと言ったら嘘になるが、やはりミスが多くてリズムを作れなかったなという感じがする。前半も何回かダイレクトパスがつながったシーンがあったが、それが本当にわずかだった。疲れだけではないと思うが」
●斉藤陽介選手(横浜FM):
「頭が真っ白になりました。Jリーグで試合に出て点を取ることは夢だったので。だからその後喜び過ぎてみんなに怒られました。今日は途中出場で、頭から出るよりも流れを読んだりしやすかった。前回出てから、今日まで練習試合も少なくて試合勘に不安はありましたが、練習もずっとやっていたことが実を結んだ感じです」

●坂田大輔選手(横浜FM):
「相手が引いていたからボールを持つことはもてるが、最後が決まらなかった。やっぱり僕と(大島)秀夫のところで決められるくらいにならないといけない。相手の思うつぼだったと思う。引いているチームに先制点を与えるとあのやり方をされてしまう。やはりこちらが点をとらないと。どう、崩していくかということだが、出来てなかった」
●乾貴士選手(横浜FM):
「負けている状況で入ったので、点を取って来いと言われました。今日は落ち着いて出来たと思う。4-4-2は2トップの頑張りもあって、後ろの選手はやりやすい。河合さんも中盤で相手の攻撃を潰してくれるので、ありがたいです。僕自身は、コンディションは問題ないけど、調子が今ひとつでした。スルーパス、シュートの選択は場面場面で使い分けていっています」

●田中裕介選手(横浜FM):
「柏は強いという印象ではなかった。(得点を取り消された判定は)何でだったのか、今でもよくわからない。残念だが、後半は切り替えてやれたと思う。チャンスも相手より多く作り出せたし、良かったと思う。でも、僕個人としては前半のシュートを決められなかったのが、心残りです。うまく抜けたんだけど、トラップが左に流れてニアサイドに打つしかなかった。ファーサイドを狙えばよかったけど、腰も入らなかった。次の試合も迫っているので切り替えるしかないです。大宮には前回負けているので、勝たなければならない」

●河合竜二選手(横浜FM):
「結果は結果として受け止めるしかない。1点目の失点はショートコーナーからの流れで、集中力の問題。修正していきたい。攻撃に関しては、いい感じでいっているので、このまま続けていきたい」

●大島秀夫選手(横浜FM):
「もっと決めるところを決めないと。クロスも結構上げられたのに、ゴールに結び付けられなかった。今日は相手のボランチが良く、リズムがつかめなかった。(4番のアルセウ選手について)強いし、効いていた。(チームの調子が上ってきたところで残念な敗戦だが)信じて続けることが大事ですね。課題としては、相手に引かれたとき、もう少しビルドアップできればとは思う」

●鈴木達也選手(柏):
「自分を育ててくれた横浜FMを相手に、J1の舞台で、しかも横浜で決められて嬉しいです。形としては、フランサのこぼれ球を決めたわけですけど、どんな形でも点が欲しかった。ホッとしています。まだまだ未熟ではありますが、成長した姿を見せられたと思います。

Q:得点の瞬間、皆に駆け寄られて手を上げていたのはガッツポーズ?
「一瞬時間が止まった感じがあったんですよ。オフサイドだったのかなと。僕の背が小っちゃいので、皆に囲まれると消えちゃうんですよ(笑)。手を上げて『おーい』ってやんないとわからない。フランサのおかげなんで、真っ先にフランサに駆け寄りました」

Q:横浜FMジュニアユース追浜のとき、監督だった和田さん覚えてますか。明日会いますが、何か伝えることありますか?
「ホントですか? 和田さんは僕の恩師です。和田さんあっての僕なんで。でも、僕から言わなきゃいけないことなんで、今日これから帰って連絡します」

●佐藤由紀彦選手(柏):
「リハビリに付き合ってくれたトレーナーに恩返しできました。何歳までサッカーできるかわかりませんが、またこれでモチベーションが高くなりました。(かつて在籍した)横浜FMの選手には今でも連絡取っています。松田(直樹選手)君が一番多いかな。この年になると、同い年の選手がピッチに立っているのって嬉しいので」
●吉田孝行選手(横浜FM):
「今日は前から結構いけて、流れも良かった。清水とは前にも(10日前)やっているし、怖さというのもなかった。チームはいい感じできていると思う。清水は4-4-2のシステムを取っているが、これが3-5-2の相手だったら、どのように戦っていくか、もっとコミュニケーションを取りながらやっていきたいと思う。
 (前半で交代したのは)どこか痛めているというわけではないです。この間(前節の広島戦と同様の交代)のゲンをかついだのかもしれない(笑)。次(7日のリーグ第5節)に当たる柏レイソルも、前からボールを取るスタイル。柏の試合はテレビで見たけど、いいサッカーをしている。あの順位にいてもおかしくないと思う。ウチはチャレンジャーの気持ちで臨みたい」

●榎本哲也選手(横浜FM):
「ウチの選手は皆、元々(身体能力、技術など)強いからね。ヒデオ(大島)もすごいキープ力だし。前からの守備が効いていると、GKとしても狙いは楽。
 監督から『今日は失点ゼロで抑えるぞ』と言われていた。完封は開幕戦以来だね。途中オレがどこかにいなくなっちゃったこともあったし(笑:第3節の神戸戦で退場)。今は流れが良すぎて、かえって怖いくらい。連戦が続くけど、オレはやりやすい」

●田中裕介選手(横浜FM):
「エスパルスはスペースを与えてくれるサッカー。サンフレッチェのほうがやりにくかったです。前からプレスを頑張ってくれているので、後ろにいる僕らとしても仕事はやりやすいです。(レギュラーもグンと近づいた?)とりあえず、チームが勝っているのでそのことが何よりです。でも、次に出られたら、アシストとか決めたいですね。まだプロ入りして、日産スタジアムでは1試合だけで出場時間も短いので、次の柏戦はスタメンで出たいです」

●栗原勇蔵選手(横浜FM):
「(リーグ戦に続いて連勝だが)この結果がたまたまだと思われたくないので、次の試合を勝って自分たちの力を確かめたい。自分らが先に点を取ると気が締まるし、思い切ってプレーできる。今日も早い段階で点が取れたので良かった。(チョジェジン、矢島の2トップに対しては)2人の実力はわかっているので、彼らが出るとわかったときから集中していた。中2日で次の試合だが、勝っているので精神的な疲れは感じない。他のチームも同じように連戦だけど、ウチは若い選手が多い分頑張れると思う」
●大島秀夫選手(横浜FM)
「先週のナビスコカップから、やろうとしていることが統一されて、チームとしていいサッカーができている。その勢いで勝てることができたと思います。
同点になった時は、右からファーサイドにいいクロスボールを入れてくれた。フリーだったしゴールは目の前だったので、あとは合わせるだけでした。失点した時は雰囲気が沈みがちだったので、いい時間に追いつけたと思います。
後半の立ち上がりに、すぐに2点目が入ったので気持ち的にも落ち着けたし、いいリズムになれました。3点目は(狩野)健太とDFの間にいいボールが入ったので。ジャストミートはしなかったので、あれはラッキーといえばラッキーです。
コツコツ頑張って、続けていかないと意味がないので、明日からもまた頑張ります」

●中澤佑二選手(横浜FM)
「前半は広島のペースだったので、あの時間帯に1失点ですんだことは幸いだったのかなと思います。点を取られた後、すぐに点が入ったことも大きかった。あの1点が今日の試合のポイントだったと思います。
後半、広島は足が止まったようでした。3点でみんな満足したようで、これは次への課題になりました。
システムに関しては、選手があれこれ言っても仕方ないと思います。選手はグランドの上で自分ができることをプレーすること。今日は『広島に負けたくない』という思いをこめてプレーしたことが勝利につながったと思います。
大事なことは、次のゲームで同じような試合ができること。今日は嬉しい1勝だと思いますが、連戦も続きますし、2勝・3勝としていけるように気を引き締めていきたいです」


●早野宏史監督(横浜FM):
「開幕のところで怪我人が飛び出して、プランを修正しないといけない状況だった。ただ、ナビスコカップの清水戦(3/25)での流れを継続させようと、今日の試合に臨んだ。
前半は、いい時間帯と悪い時間帯がはっきりとしすぎて、広島に押し込まれる時間帯も長かった。ただそこでDFラインがよく守ってくれたと思う。また、失点した後にすぐに大島が取り返してくれたことが、集中を保てた原因だと思う。大島の活躍は大きい。
後半は、『もう少しつなげるだろう』とか『プレスの方向』などを指示した。早い時間帯で点を取れたこともよかった。ただ、試合の流れをうまく修正するとか、若い選手を含めてまだまだ。とはいえ、もう少しこの流れでいければ、と思う」

Q:ハーフタイムで吉田を下げて狩野を入れた意図は?
「かなり広い範囲に引っ張られて疲れていたことと、プレスの方向もずれていたので、交代させた。狩野のキープ力で落ち着かせたい、という意図もあった」
●田中裕介選手(横浜FM):
「前半はウチが攻めていながら先に相手に取られたのが悔しかった。ウチが先に点を取れる気がしていたので。でもあきらめず、ハーフタイムでも後半に絶対逆転できると信じていました」

Q:惜しいヘディングシュートがあったが?
「完全にボールの下を打っちゃいました。もっとタメれて、ボールを見ていれば、叩きつけられたんですが。早めに飛び出しすぎました。あせりすぎでした」

Q:そのシーンをはじめ、いい形が何度もできていたと思うが?
「ああいう形を皆が徹底してやれれば、他のどんなチームにも負けないと思う。個々の選手は皆、実力を持っているんで。サイドチェンジも何回かできていたし、そのときもいい形になっていたと思う。

Q:今日は2トップにしてディフェンスもやりやすくなった?
「そうですね。3トップのときは、張っている分(跳ね返しても)前に一人しかいなかったけど、2トップだと必ず2人いるので、ディフェンスの仕方は徹底できたと思います」

Q:正直勝ちたかった?
「そうですね。コーナーからの失点は防げたと思うし。山ちゃん(山瀬幸宏)に自分のマークを渡してもう一枚上がったところを衝かれました。オレが山ちゃんにしっかり言っておけば良かったんですが、彼はディフェンスの選手じゃないんで。でも次は大丈夫です。
勝てた試合の後だけに、大事なのは次の試合を勝つことです」

●坂田大輔選手(横浜FM):
「後ろでボールを持っているときは、いいボールがなかなか受けられなかったけど、高い位置で奪ってからは守備から攻撃への切り替えもうまくいったし、前から前からという、いいサッカーができたと思う。(チームとして今年初めて)FWの選手(大島秀夫・坂田)が点を取れたことは良かった」



●早野宏史監督(横浜FM):
「若干のシステム変更を行ったが、中3日間で行なったにしては、選手もファイトできていたと思う。
前半、中盤でもっとつなぐ部分をスムーズにしたかった。後半に逆転して勝利に近づいたのだが、セットプレーから失点して追いつかれた。この結果については、非常に残念だ。しかし内容的には、ここのところの連敗とは違って、F・マリノスの力を出し切れないというゲームではなかった。これを次のゲームに生かしたい。
新システムは、前回のゲームで不完全燃焼だったのでシンプルに動きのよさが出るようにとの狙いだった。運動量については、これからもっともっと要求されてくるだろう。
FWは点を取る役目。それをようやく思い出してくれたようだ。
連敗を止めたが、それよりも勝ち点2を失ってしまったと考えている。同点のコーナーキック前のジャッジをもツキがなかった。また、その嫌な流れを止められないということは、我々にまだ実力がないということだと思う」
試合終了後、ゴール裏のサポーター席に向かった横浜F・マリノスの選手たちを待っていたのは、ブーイングの嵐でもなければ、檄のコールでもなかった。もしかしたら、局所的にはあったのかもしれないが、たいした混乱もなく、静かに選手たちを見送った。
ところが、報道陣の取材を受けてバスに乗り込もうとする選手たちを待っていたのは、熱いサポーターズソングのリフレイン。三ツ沢球技場メイン入口の外から聞こえてくる『アモーレ トリコロール』の大合唱。
「この気持ちは 死ぬまで変わるはずはないのさ 愛を歌で伝えようぜ 俺たちはここにいる!」

リーグ戦を含めて3連敗。受け入れたくない現実だが、振り返っている余裕はない。試合はなおも続く。それは応援し続けるサポーターも同じだ。
「ああして最後まで歌い続けてくれるサポーターの人たちを見ると、申し訳ないというか、次は勝つしかないです」そう語ったのは、田中裕介であった。

1-4とまさかの大敗を喫した土曜日(17日)の神戸戦から中3日。横浜FMのメンバーは、GKには出場停止の榎本哲也に代わって、ベテラン高桑大二朗。4バックは中澤佑二、那須大亮をセンターに、右が栗原勇蔵、左が3年目の田中裕介という組み合わせ。そして、松田直樹が今シーズン初出場、それもボランチとして。センターバック一筋できた男だけに、おそらく初体験のポジション。「下手でもいいから、負けたくないという気持ちが必要」と松田が言うように、チームのメンタル面への効果を狙ったのだろう。

3試合続けて先制点を許した横浜FMだったが、それまでの展開は悪くなかった。13分には左から右へ展開し、栗原の攻め上がりをカバーした上野良治のクロスに鈴木隆行が飛び込む。19分には坂田大輔がGKと1対1のシーンを作り出し、コーナーキックから栗原、鈴木の相次ぐシュートは大宮DF陣に弾き返されていた。だが、先制点を機になぜか連動が悪くなる。31分、松田のパスカットから山瀬功治がドリブルで攻め上がるも、周りの動き出しが鈍く奪われた。前半は山瀬功のミドルシュート2本を含む、わずか3本のシュートに終わる。

後半、引いてカウンターからの飛び出しで追加点を狙う大宮に対して、横浜FMは選手交代で打開を試みる。とくに、63分に投入された清水範久が持ち前の運動量で、アクセントをつけた。65分には相手カウンターを阻止してサイドチェンジ、クロスの跳ね返りを拾って右から上げたクロスは、坂田のヘッドにミートしたが惜しくもGKの正面を衝く。

第2節横浜ダービーの淀みから抜け出せない横浜FM。第1節の鈴木退場、第3節の榎本退場に加えて、マルケス、長谷川アーリアの負傷離脱というアクシデントから、固定メンバーが組めないのも不振の要因となっている。だが、10人で戦った神戸戦を除けば、多少のチグハグはあっても、守備が破綻しているわけではない。悪い時期に連戦が続いているという不運もあるが、ここを抜け出せば一気に好転していく可能性もあるだろう。
●山瀬功治選手(横浜FM):
「今は内容について、どうこう言っても仕方がない。結果が出ていないことがすべて。パフォーマンス、コンビネーションなどいろんな要素・パターンを含めて、結果が出ていないということ。パスの出し手と受け手のやりたいことが多少噛み合っていないと思う。11人がやりたいことを明確にしなければならない。状況に応じて個人個人が判断してやることも大事なことだが、一から十までそれでできるわけはないと思う」

●田中裕介選手(横浜FM):
「前半から足が止まっていました。パスを出しても止まってしまう。大宮は裏に蹴ってくるサッカーを徹底していた。個々はやれるのに噛み合っていなかった。もっと流動的に動かないと、セカンドボールも拾えない。今日は、『勝たないと』というプレッシャーもあったと思う。サポーターも選手たちがバスに乗り込むまで、ああして歌って励ましてくれているのに申し訳ないというか、次の試合(25日清水戦)は勝つしかないです。修正点を皆で話し合って、次に臨みたい」

●中澤佑二選手(横浜FM):
「(チーム状況は厳しくなったが)キャプテンとして何かしなきゃというのでは、F・マリノスというチームは強くならない。各々の選手が自分の中で『変えなきゃ』という意識を持つことが大事。ネガティブに考えてばかりいないで、自信を持ってできるようにしなければいけない」




●早野宏史監督(横浜FM):

「リーグの神戸戦で攻撃の意識を強く出して逆にカウンターから失点し敗れた直後のゲームだった。だから短い期間だが、トレーニングでコンセプトをつくって、ゲームの中での組み合わせを試した。その組み合わせで機能的な配置をして臨んだ。

しかし、ゲームが始まってみると、なぜかトレーニングのパフォーマンスの40%も出せない。このことにびっくりした。失点は個人的な責任ではない。向こうの吉原と小林大がカウンターの起点になるから、この二人を抑えるようにと指示していたのだが、ほとんど抑えきれていなかった。また前半から、シュートが入らずもどかしさを覚えた。

今日のゲームの良い点と悪い点を見極めなけれないけない。次のゲームまで時間は少ないが、精神的な疲労を取り除いて臨みたい」
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