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「ハニカミオーシ」こと横浜FW大島秀夫(27)が、日本人2位タイの今季リーグ10得点目を決めた。26日広島戦の前半19分、FW坂田との連係から冷静に右足で流し込んだ。チームは2―2で引き分け5連勝を逃したが、大島個人はこれで最近の公式戦5戦8得点。PK抜きでの10得点は、同8得点の神戸FW大久保らを上回る日本人トップの数字だ。ゴールとハニカミ笑いを連発する待望の得点源の出現は、横浜、さらに日本代表にとっても今後への光明になった。

 スナイパーのような正確な一撃が、広島ゴールを射抜いた。0―1の前半19分。大島は坂田のパスをゴール正面で受けると、振り向きざま右足で流し込んだ。「落ち着いてはいたんですけど、むしろ適当に決めた感じ」。体が自然と動いてゴールを決めるのは、絶好調の証明だった。

 得点後は「ハニカミオーシ」の名の通り、ハニカミ笑いで喜んだ。クラブきっての癒やし系キャラだが、正確なシュートは脅威だ。今季はシュート34本で10得点。決定率2割9分4厘は日本人FW中ダントツの「首位打者」だ。出場18試合10得点と、本人理想の2試合1得点ペースも上回る。「本当は毎試合決めたいんですけど」とはにかんだ。
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イビチャ・オシム監督(66)率いる日本代表は19日、親善試合カメルーン戦(22日=九石ド)へ向けた合宿を大分市内で開始した。チームに復帰したMF山瀬功治(25)は、今季リーグ戦10得点の決定力と、国内トップクラスの突破力を、代表でも発揮することを誓った。オシムジャパン初戦の昨年8月トリニダード・トバゴ戦で先発した後に落選。代表から遠ざかった1年間で磨きなおした個性で、オシムジャパン復帰組が前線にそろう「敗者復活戦合宿」を勝ち抜く。

 ダイナミックな動きが、オシム監督の心を再びつかんだ。合宿初日の攻守練習。山瀬は前線の攻撃が停滞したのを見ると、後方から猛然とゴール前に走り込んだ。そのままに蹴ったシュートがゴールに突き刺さる。指揮官も「ブラボー!」。「チームプレーに自分の個性をどう混ぜるか。合宿の中で追求したい」という言葉を早速形にした。

 1年前のてつを踏むわけにはいかなかった。昨年8月のオシム体制初合宿で代表初招集された。オシム監督は「山瀬は面白い選手」と上機嫌だったという。初戦のトリニダード・トバゴ戦でも先発起用。だがこの時期、山瀬は椎間板ヘルニアによる1年間の欠場明けで、試合勘も体力も不十分だった。わずか56分間で退いた。代表戦のピッチはそれが最後になった。

 指揮官の理想に近かったゆえに、真っ先に構想外に―。皮肉な現実を「いい状態じゃなかったから当たり前」と何とか吹っ切ったが、再起のため自ら「ゴールに直接迫るプレーを意識する」とテーマ設定した。それはくしくも指揮官が常々言う「相手にとって危険なプレー」。今季は現在リーグ日本人2位の10得点と、意識が形になっていた。

 オシム体制で長期的に構想外になった選手の復帰は今回は初めて。だが「調子は悪くないけど、反省点もある。短い合宿期間でも、自分を成長させられる」とまだ満足しない。強力なライバルがそろう、敗者復活戦は始まったばかり。今度こそオシム監督に力を認めさせる
横浜はFW大島が2試合連続得点となる先制弾を決めた。前半36分、左CKに頭で合わせて決めた。「いいボールがきたので。点が取れていて、多少、自信はついてきている」と、うなずいた。これで公式戦3戦7発と続く結果に、代表入りの期待も高まるが「もう年なんで。僕には3年後(W杯)は見えません」と苦笑していた。
横浜が主催試合では今季最多の大観衆に、クラブ史上最多得点で応えた。11日の横浜FC戦に、FW大島秀夫(27)の4得点などで、8―1と大勝した。3月の同カードに敗れた後、クラブはプロジェクトチームを立ち上げ、社運を懸けた大量動員作戦を敢行。選手たちは集まった5万人のサポーターの前で、見事にリベンジを果たした。暫定3位の新潟にも勝ち点3差と肉薄。成績・集客の両面で、後半戦の巻き返しに向け光明が見えた。

 10年越しのダービー弾が、大観衆を歓喜の渦に巻き込んだ。前半30分。大島はGK菅野がクロスをファンブルしたこぼれ球を見逃さなかった。「びっくりしました。あまりにラッキー」。いち早くボールに寄せ、不自然なほどに体をひねったこん身のヘディング弾。気持ちもろともに、ゴールネットに突き刺さった。

 クラブの大量集客作戦に、主砲として結果で応えたかった。横浜FCの前身・横浜Fに入団直後の98年、開幕戦の横浜ダービー横浜Mでプロデビュー。「9年前は浮足立って、シュートすら打てなかった」と言うが、「重圧は今回の方があった」。同じ5万人の大観衆も、スタンドはほとんど自軍のサポーターで埋まった。ルーキー時よりも、主軸としての責任感もある。「(今回のダービーを盛り上げるため)会社がいろいろやってくれているし、僕もチームを引っ張らないといけない」と表情を引き締めていた。

 序盤はそんな重圧からか、動きが硬かった。だが幸運も手伝った1発で、得点量産モードに入った。「点差もついたんで、守備よりもゴール前に張り付かせてもらった」とニヤリ。後半20分には、シュートの跳ね返りを左足で押し込み2点目。同27分には後方からのパスを受け、振り向きざまの左足ミドル弾でハット達成。さらに終了直前には「外れてもいいかな」と思い切った豪快な右足ボレーで、さらに観客を沸かせた。

 周囲も大島に引っ張られるように、ゴールを連発した。FW坂田も前半終了直前に、4月28日新潟戦以来の得点。MF山瀬功、幸は通算3度目の兄弟弾を決めた。入場者5万3916人は、今季平均の2万1408人を大きく上回る今季ホーム戦最多。大観衆に見せつけるように、97年8月6日V川崎戦の7得点を上回る、1試合8得点のクラブ新記録を見事に樹立した。

 クラブ関係者は「お客さんもまた試合を見たいと思ってくれたのでは」と喜んだ。早野監督も「大島がチームに力を与えていた」と絶賛した。主砲が大車輪の活躍で、ピッチ内外の期待にきっちり応えて見せた
横浜が11日の横浜FCとのダービー戦で、クラブ史上初のリーグ戦4試合連続完封に挑戦する。9日の紅白戦で、アジア杯後休養をとっていたDF中沢が主力組に合流。DF松田との今季無失点コンビを確認した。「ずっとやっているから、久々でも問題はない。とにかく勝ちたい」と6月20日G大阪戦から続く無失点記録継続へ自信を見せた。

 開幕当初は右ひざの手術で出遅れた松田も、ここに来て好調を維持。「オレは不動のレギュラーじゃない。続けて完封していかないと、また試合に出られなくなる」という危機感もあり、高い集中力で決戦に臨む。「6万人のお客さんに、また見に来たいと思わせる試合をしたい」とライバル完封へ燃えていた。

18日開幕のU―17(17歳以下)W杯に臨む日本代表21人が6日、発表された。日本初の父子2代世界大会出場を果たすMF水沼宏太(17)は、持ち味の運動量とキャプテンシーで、チームを決勝トーナメントに導くことを誓った。すでにC大阪とプロ契約しているFW柿谷曜一朗(17)らタレント軍団を、天才ドリブラーだった父貴史さんとは違った個性で引っ張る。チームは14日に開催国の韓国に入り、19日に1次リーグ初戦のハイチ戦に挑む。

 サラブレッドらしからぬ、飾らない言葉で喜びを表した。U―17W杯のメンバー入りに水沼は「ちょっと前には、こうなるなんて思いもしなかった」と顔をほころばせた。代表の主力として将来を嘱望されるが「自分がW杯に出られるなんてビックリ」と普通の少年らしくつぶやく。

 父は天才ドリブラーとして人気を博した貴史氏。クラブ関係者は「走る姿がそっくり」と口をそろえる。実際は、経歴もプレースタイルもまったく違う。「僕は父みたいに1人でグイグイいけるわけじゃない」。中学時は代表どころか、クラブでも試合に出られないこともあった。ユース昇格よりも、出場機会が多い県外の高校進学をとるべきか、と真剣に悩みもした。

 自分だけの武器を手にしたことで、サッカー人生が一変した。父の「うまい選手じゃないんだから、自分だけの持ち味を持つべき」との助言で、豊富な運動量を生かすスタイルを確立して急成長。ユース昇格後は代表に定着した。昨年のアジア選手権で4得点し、優勝に貢献した。貴史氏は日本でテレビ観戦し、1試合ごとに本人に電話し、感想を伝えた。周囲には「試合ごとに成長している」とうれしそうに話していた。

 理想の選手も華麗な司令塔タイプではなく、攻守に走りまくる元チェコ代表MFネドベドだ。「自分が走ることで、周りのよさを生かしたい」。FW柿谷ら豊富なタレントを運動量でフォローする。ピッチ外でもチームのために走る。時にはギャグで和ませ、時にはゲキを飛ばし個性派集団をまとめてきた。「親の名前で代表入り、という見方もあるかも。それは悔しいから」。世界の舞台でも走り回り、実力で「親離れ」を認めさせる
横浜は11日の「新・横浜ダービー」横浜FC戦へ向け、これ以上ないぜいたくな前哨戦を行う。7日の親善試合バルセロナ戦について早野監督は「たくさんお客さんも入るし、ダービーのリハーサルにもなるかな」とコメントした。両試合とも5万人前後の集客が見込まれており、特に若手には会場の雰囲気に慣れるいい機会だとした。「シャビとかが中盤から飛び出してきたとき、プレスが利くかが心配。でも引いて守るよりも、今のベストを出す」。アジア杯で疲労したDF中沢は温存するが、リーグ戦につながる戦いを目指すつもりだ。
横浜が、失われていた「王者の戦い」で3年ぶりのタイトル獲得へ前進した。台風接近の大雨に見舞われたナビスコ杯準々決勝第2戦の東京戦で、後方から前線へロングボールを放り込む04年リーグ年間優勝時の基本スタイルを徹底。FW大島秀夫(27)の2ゴール2アシストなどで4-2で快勝し、1戦目の0-1敗戦から逆転でベスト4進出を決めた。浦和はG大阪に2-5で敗退決定。ライバルに大敗でリーグ戦にも不安を残した。

 豪雨にぬれた頭を、思い切り振った。後半開始早々の3分。大島は、CKからのこぼれ球を必死に追う山瀬功を信じて、ゴール前に駆け込む。「今日はボールが前線に入れば何が起こるか分からない。狙っていた」。右クロスに184センチの体を弾ませてヘッド。待ち望んだ形での追加点に、仲間を思いきり抱き締めて喜びを爆発させた。

 8日の第1戦を落とし、2得点以上で勝たなければナビスコ杯敗退となるがけっぷち。事前のミーティングで「勝つことに集中し、シンプルに戦おう」と全員で話し合った。台風による大雨で、ピッチがぬかるむと想定。華麗にパスをつなぐ理想的な戦い方を捨て、守備を固めロングボールで一気に前線へ攻撃を展開するスタイルを貫いた。

 前半19分、右後方からのクロスを大島がゴール前で受け止め、走り込んだ山瀬功が先制ゴール。後半23分にも、同じ形から大島が2点目を決めた。FW陣の公式戦での得点は、5月9日のリーグ柏戦以来、実に11試合ぶり。最終ラインと前線に代表クラスをそろえて年間王者に輝いた、04年当時の最も得意とする必勝パターンだった。右太ももを負傷しながら後半25分までプレーし続けたDF松田は「集中を切らさず、みんなが助け合った勝利。次につながる」と胸を張った。

 逆転でつかんだ3年連続のベスト4進出で、3年ぶりのタイトル獲得も現実味を帯びてきた。今季初めてエウチーニョを起用するなど、積極采配に出た早野監督は「次のステージに上がれる。リーグ戦でもプラスにしたい」と笑顔。原点に立ち返り、勝負に徹した白星が、王者復活への第1歩となった
J屈指の守備力が、大事な一戦でほころびを見せてしまった。後半開始早々に、相手の左サイドへの素早い攻撃展開についていけず、マークが緩んで東京MF鈴木規に決勝点をたたき込まれた。

 アジア杯の日本代表に招集されたDF中沢に代わり、栗原と松田が今季初めてセンターバックでコンビを組んだが、後半の立ち上がりで生じた一瞬のスキが、命取りとなった。早野監督は「お互いにカバーし合おうとしているところでやられてしまった。2戦目で1点取れば(東京と)イーブンになる。取り返すしかない」と巻き返しを誓った。

横浜のDF中沢は、一気に言葉を発した。「3連覇という大きな大きな夢に向かって気持ちを高めてベトナムに行き、優勝して帰ってきたい」。代表発表前のテレビ用のコメントには、充実感と自信があふれていた。代表集合前に完封と今季初ゴール。4試合ぶりの勝利に笑顔を見せた。

 松田と組んだセンターバックは、この日も鉄壁だった。前後半で代わった相手の2トップを止めた。05年9月以来の3戦連続完封。早野監督からも「センターバックの経験がものを言った」と絶賛された。後半23分には、左CKを頭でゴール。アジア屈指と言われる高さを見せて「(オシム監督が)使ってくれればね」と、冗談交じりにアジア杯での一発も誓った。

 勝ちきれないチームの状況に主将として頭を悩ませていた。しかし、チームが最高の形で後半戦のスタートを切ったことで、アジア杯に専念できる。00、04年と2度優勝に貢献。04年大会ではベスト11にも選ばれた。「経験は大きな財産。その情報を発信するのも義務だと思う」。合宿の食事では積極的に各テーブルを回って、若い選手と話をする。「優勝するために大切なのはチームの和」。高さと強さに貴重な経験を加えた中沢が、大きな夢に向かって日本を引っ張る
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