忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Jリーグ1部(J1)横浜Mは19日、横浜市港北区の日産スタジアムで新加入選手やスタッフの陣容を発表した。今季から指揮を執る桑原隆新監督(59)は「日本屈指のビッグクラブの監督を任され光栄に思う。08年を復活の年とし、優勝を狙っていきたい」と力強く宣言した。

 移籍、新人選手は計9人。外国人選手はともにブラジル人で同国代表歴があるFWロニー(30)、J2仙台で2年連続14得点をマークしたMFロペス(28)。J2水戸からDF小椋祥平(22)が移籍した。

 新人は全日本大学選手権MVPの早大MF兵藤慎剛(22)ら大学生2人、下部組織から昇格したFW水沼宏太(17)ら高校生が4人。

 かつて磐田を2度の年間王者に導いた新指揮官を、中村勝則取締役は「個性あふれる集団をまとめ優勝に導いた手腕を発揮してくれると思う」と期待を語った。



☆水沼「全員がライバル」
 昨季はユース所属ながらトップチームに登録されリーグ戦3試合に出場したFW水沼宏太。正式にプロの仲間入りを果たすこの日、父でOBの貴史さんからはいつもと同じように送り出されたという。
 J1の真剣勝負を経験し「当たりやプレッシャーの強さに差を感じた」とプロの厳しさを味わったが、「技術的には負けていない」と手応えもあった。
 スタートラインに立ち「全員がライバル。通用するしないじゃなく、とにかく自分を出していきたい」と一歩も引くつもりはない。

☆ロペスは日本語披露
 元セレソンで、UAEやロシアなどでもプレー経験のあるFWロニーだが、日本のチームに所属するのは初めて。会見では緊張のためかなかなか硬い表情を崩さず、「目標は何点くらい?」と景気の良い言葉を期待する報道陣の質問にも「まずはチームに慣れるのが先」と慎重。
 一方、仙台で2シーズンを過ごしたMFロペスは日本語も披露。よく使う言葉は「ナニシテンノ?」。自らを「明るいタイプ」と評し、ムードメーカーとしてピッチ内外での活躍を誓っていた。


◆DF梅井 上背のある中澤さんを見本に。持ち味であるヘディングでアピールして早く試合に出られるようにしたい。
 
◆MF兵藤 名門でプレーすることが自分にプラスになると思い、入団を決めた。サポーターに愛されるような選手になりたい。
 
◆MF小椋 前チームでの愛称は「水戸のガットゥーゾ」。泥臭い気持ちの入ったプレーで「横浜の-」と呼ばれるよう頑張る。
 
◆FW古部 50メートル5秒9のスピードと運動量が自分の売り。1年目だが、怖がらずにドンドン勝負していきたい。


☆ナイキ社製新ユニホームお披露目
 今季からナイキジャパン社とパートナー契約を結んだ横浜Mの新ユニホームが19日発表され、メーンスタンドに陣取ったサポーター1500人にもお披露目された。
 ホーム用は上が青、パンツが白、ソックスが赤。デザインは一新されたが、これまでそでの三本線で表現されていた伝統のトリコロールは、形を変えて引き継がれた。
 FW坂田大輔は「軽くてフィットする」。新加入のMF兵藤は「マリノスといえばアディダスというイメージだったが、新しいのもかっこいいです」と好感触だった。


☆カギ握る外国人助っ人
 リーグ連覇を果たした2003、04年。チームを引っ張ったのは、ドゥトラやマルキーニョス、安貞桓といった外国人の活躍だった。それがここ数年、獲得する外国人が軒並み不振を極め、チームは歩調を合わせるように低迷を続けている。
 7位に終わった昨季。開幕時に名を連ねた3人のブラジル人は、ひと月ほどたつとそろってスタメンから姿を消した。なかでもマルクスは出場2試合、エウチーニョに至っては1試合も出場することはなかった。
 チーム浮沈のカギを握る外国人。これ以上、失敗を繰り返すことはできない。今季の助っ人獲得をめぐる動きには、そうした覚悟がうかがえる。
 元セレソンで、プロデビュー後465試合319得点。それだけの実績があるFWロニーでも、性格や環境への適応能力を見定めるため、就任前の桑原新監督がクラブ幹部とともにブラジルに渡り、直々に家族との面談まで行ったという。
 J2ながら2季続けて14得点。日本で一定の実績を残しているFWロペスについては、新指揮官の肝いりだ。理想とする「パス回しとドリブルで相手をいなすサッカーを表現できる素材」(桑原監督)として期待は大きい。
 フロントと監督が一つになって獲得した助っ人2人が額面通りの働きを見せたとき、名門復活、その先にある優勝の2文字が近づいてくる。
PR
Jリーグ1部(J1)横浜Mは12日、横浜市西区のマリノスタウンで今季最後のミーティングを行い、2007年シーズンを締めくくった。

 就任から1年でチームを去る早野監督は「OBとしてできることを精いっぱいやった。ついてきてくれた選手には感謝している」と感慨深げに話した。

 昨季まで2年連続9位だったが、今季は7位。それでも指揮官は「マリノスは優勝を宿命づけられたチーム。常にその気持ちを持って練習してほしい」と選手の今後の奮起に期待を寄せた。

 MF山瀬功は「去る人の言葉には重みがある。残る者として、責任を持って受け止めたい」と神妙な面持ちで、FW坂田は「勝たなければ観客も集まらない。来季こそ上にいかなければ」と決意を新たにした様子だった。

悔恨の想いとともに公式戦初ゴール
 3年目のDF田中裕の公式戦初ゴールは、悔しい思いとともに刻まれた。

 0-2の後半27分。センタリングのこぼれ球を右足で豪快にゴールへけり込んだ。「気持ちで入れた得点。絶対に決めるつもりだった」

 前半21分に痛恨のオウンゴールを許し、「チームに大きなダメージを与えてしまった」と田中裕。汚名返上の一発も結局は勝利につながらず、「あの失点があったから前へいけた。この気持ちを常に持たないといけない」と反省することしきりだった。


早野体制らしさで幕切れ
 成果と課題が相半ばした早野監督のラストゲームにふさわしい幕切れといえた。0―2の後半、1人少ない敗色濃厚な状況から追いつき、延長戦に持ち込んだ。「10人で追いつけたことで、意地は見せられたと思う」。結局は5失点の大敗も、ロスタイムの同点弾を見舞ったFW大島のコメントは、あながち強がりとも言えなかった。

 19本のシュートを浴びたGK榎本も「これが限界」と力不足を認めながら、「去年よりは粘り強くなれている」と前を向いた。

 早野監督がこの1年説いてきた「ハードワーク」は窮地でこそ生きた。同点の口火を切ったのが3年目のDF田中裕のプロ初ゴールという事実も、若手を積極的に起用してきた采配(さいはい)の一つの結実だった。

 だが一方で「ならば」という思いに駆られてしかるべきだろう。前半のみでベンチに退いたMF狩野は「最初から全力で戦う姿勢を出すべきだった」と悔しそうに唇をかんだ。

 チームを去る指揮官は「チームの土台はできた。0―2で負けて帰るより、追いついて、負けた悔しさを来季の弾みにしてほしい」と締めくくった。やり尽くした思いを誰も持てぬまま、やはり早すぎるラストゲームだった。
Jリーグ1部(J1)横浜Mは8日、J1清水との天皇杯5回戦(午後1時)に挑む。最後のタイトルに向けてチームは急きょ、7日のマリノスタウンでの練習日程を変更。同日午前に岡山へ移動し、試合で使用する桃太郎スタジアムで練習を行う。早野監督は「地方の競技場は雰囲気が違う。環境に早く慣れることで、少しでも有利な状態になればいい」と語った。残り一冠。人事を尽くして天命を待つ。



終わらせるにはまだ早い
 リーグ戦7位。ナビスコ・カップは準決勝敗退。シーズン総決算の天皇杯は、2004年の年間王者からタイトルと縁がない横浜Mにとって、戴冠への最後のチャンスだ。DF栗原は「やっぱり優勝したい。ことし1年間、一緒に戦ってきた仲間と、少しでも長くプレーするためにも」と言った。

 すでに戦力外通告が行われ、契約更改交渉が始まった。早野監督らの退任が決定し、敗北はすなわち、チームの解散を意味する。GK榎本は「まだ終わらせるには早い。元日までサッカーをやりたい」と強く誓う。

 清水戦では主将の中沢が熱発で欠場濃厚。6日の紅白戦ではセンターバックを栗原と松田が務めた。練習後には、松田を中心にDFラインの修正を話し合う姿もあった。松田は「久しぶりの実戦だし、やるべきことをやっておかないとね」

 練習日程の変更は、このチームでは異例。万策を尽くした早野監督は「あと1試合で終わるか、決勝で有終の美を飾るか。選手は今までやってきたことのすべてを出しきってほしい」
田中裕がセンターバックでフル出場
 左サイドバックが本職のDF田中裕が、センターバックとして90分間のフル出場。体調不良のDF松田、右太ももの違和感を訴えたDF那須の代役を見事に務めた。

 前半はポジション取りに戸惑い、ボールの処理を誤ることもあったが、時間が経過するにつれ力を発揮。後半は身をていしてシュートを防ぐなど、献身的なプレーでリーグ戦8試合ぶりの完封に貢献した。田中裕は「無失点に抑えられてよかった」と表情を崩すと、DF中沢も満足げに「また一人センターバックが増えたね」とたたえていた。


本拠地最終戦で久々白星
 8月11日の”横浜ダービー”から遠ざかる日産スタジアムでの白星だ。本拠地最終戦で何とかメンツを保ち、決勝弾のMF河合は「サポーターに対してふがいない思いでいっぱいだった。やっぱりうれしい」と笑顔を見せた。

 シュート数は11対13。今季の旗印である「攻撃サッカー」を披露することはできなかった。だが、苦しんだ末の1勝はやはり格別だ。GK榎本は「どうやったら勝てるんだ、と悩んだ時期もある。こういう苦しい展開で勝てたことは来季につながる」

 序盤から劣勢に立たされたが榎本が2度の好セーブ。後半37分、河合のミドルシュートは相手に当たってゴールへと吸い込まれた。河合にとって15試合ぶりの3得点目だが、「1年間、シュートを打つ意識を持って取り組んできたから」と胸を張った。

 「ジェットコースターに乗っているような波のあるシーズンだった」と榎本は振り返る。勢いだけで勝っていた8月とは違う、勝利の味。3カ月ぶりに受けたホームでの歓声に、榎本は「本当に最高だった」と笑った。
サッカーのJリーグ1部(J1)横浜F・マリノス(横浜M)の来季の新監督に、元J1ジュビロ磐田監督で浜松大サッカー部監督の桑原隆氏(59)の就任が決定的となったことが二十四日、分かった。

 桑原氏は静岡・藤枝東高から古河電工(現ジェフユナイテッド市原・千葉)で活躍。一九九六年にスタッフとして磐田入り。九七年にコーチとなり、第1ステージ途中から監督代行としてチームを指揮。第2ステージで優勝し、磐田初の年間王者に導いた。

 二〇〇四年には磐田で三度目の指揮を執り、〇五年二月から浜松大で監督を務める。

 横浜Mは過去二年連続でリーグ9位と低迷。今季も二十四日現在、14勝7分け12敗の8位。早野宏史監督(52)はリーグ戦の残り1試合と天皇杯まで指揮を執る
流れ戻した同点弾
 FW大島の同点ゴールは、3戦連発となる今季14得点目。傾いた流れを引き戻した。

 勝ち越された直後の後半35分。右サイドを突破したMF清水からのクロスに、豪快なヘッドを突き刺した。千葉サポーターを沈黙させる一発に「クロスが良かったので、合わせるだけでした」と表情を崩した。

 日本人得点王のFW大久保(神戸)と並び、大島は「これほど得点を取ることは想像してなかった。1点でも多く積み重ねていきたい」と意欲を口にした。


名将の回復祈る夜に笑み少なく
 脳梗塞(こうそく)で倒れた日本代表のオシム監督がかつて指揮を振るった千葉。地元サポーターは回復を願う千羽鶴を折り、スタンドには「早くよくなってください」と母国語の横断幕が揺れていた。

 その思いは、対戦する横浜Mイレブンも同じだった。新体制になった今年に入って代表復帰したDF中沢。前半20分、CKのこぼれ球に反応して、14試合ぶりのゴールで先制した。

 試合後、病床の指揮官へのコメントを求められた中沢は「きょうはやめましょう」と言葉少なだったが、自身のブログにはこうつづる。「俺が代表に復帰しようと決めたのは、オシム監督が俺のことを必要としてくれたから。でも今は、俺が必要としている。まだまだ教えてもらいたいことがたくさんある」

 双方の代表監督への思いがぶつかり、特に後半は激しい攻防になった。横浜Mは同21分に退場者を出し、その後、勝ち越しを許す。しかし、FW大島、DF田中隼の得点で再逆転。オシムジャパンで代表デビューを飾った田中隼は「早く回復してほしい」と恩師を思い、切なそうに語った。

 7試合ぶりの勝利にも笑みは少ない。誰もが66歳の名将の回復を祈る夜だった。
今季限りでの退任が決まっている横浜Mの早野監督が2日、今後のチーム方針について主将の日本代表DF中沢、副主将の同MF山瀬功と話し合った。中沢は「ここまで積み上げてきたものがあるし、途中でやり方を変えるのはよくない。何年かかけても自分たちのスタイルを作っていかないと強豪クラブにはなれない」とし、攻撃的なスタイルを最後まで貫く考えを明かした。4日の天皇杯・佐川急便SC戦(三ツ沢)に向けた今週の練習では3バックを試すなど、試行錯誤を繰り返していた。
改善されないシュートの精度
 連敗街道というトンネルに光は差し込まなかった。1996年以来11年ぶりとなる公式戦6連敗。早野監督は「いま一番ほしいのは得点。それが取れなかったことで、バランスが崩れてしまった」と力なくうなだれた。

 ナビスコカップで3年連続の準決勝敗退。指揮官は原点に立ち返り、リーグ戦11試合負けなしだった好調時の布陣に戻した。前半は勝利への執念を感じる気迫あふれたプレーの連続。シュート数も11対4と圧倒した。

 ただ、そのシュートが枠に飛ばない。前半2分、同44分にFW坂田が決定的なチャンスを迎えたが、大きく外れた。対して清水には後半9分、カウンターから失点した。「何とかしないといけなかった」と坂田。

 「攻撃は個人の力なんだよ。最後は…」と指揮官。マリノスタウンでの練習で最も長くボールに触っているのは日本代表の中沢だ。クロスの精度は一向に上がらず、得点機を演出できない。シュートの精度の悪さは当初から指摘されてきたが、結局ここまで改善されていない。

 ベテランの松田は「今は流れが悪いのも確か。でも努力していなければ、いい流れもやってこない」と話した。
未来のキーパー
 GK榎本の突然の退場劇に、志願してゴールマウスを守ったのはDF松田だった。

 後半35分、ペナルティーエリア外で榎本がハンドを犯し、得点機会阻止で一発退場。すでに交代枠を使い切っていたため、松田がGKに名乗りを挙げた。闘志を前面にハーフライン付近まで果敢に上がり、前線へボールを放り込んだ。

 得点にはつながらなかったが、観戦した日本代表のオシム監督は「GKがリベロのような動きができれば、攻撃に1枚増やすことができる。きょうの松田は未来のキーパーのようだ」と語った。一方の松田は試合後、沈黙を貫き、悔しさを募らせていた。


理想の展開から暗転
 3年連続の準決勝敗退。全員が敗北のショックに打ちひしがれた。DF那須は目を真っ赤にさせ、FW坂田は沈痛な面持ちで「攻撃的にいった結果。完敗」と言葉少な。サポーターの拍手と「F・マリノス」の掛け声が胸に響いた。

 たった1発が大きな落とし穴になった。前半20分、川崎のDF伊藤が放った同点のミドルシュート。”伏兵”の思わぬ一撃に「あの1点で流れが変わった」と主将の中沢。ショックから立ち直れないまま立て続けに2失点を喫し、坂田のゴールでも挽回できなかった。

 2得点以上の勝利が求められた第2戦。開始早々は出足鋭く、パスがつながる。前半7分、右サイドをえぐったMF清水からのクロスにFW大島が合わせた。「プラン通り。この勢いでいけると思った」と大島。理想的な先制劇からの暗転は、しかし、あまりにも早かった。

 攻めに出て、打ち合った結果の2-4は、力不足の現実を突きつけられたともいえる。中沢は「逃げ道は作りたくない。結果を受け止めて、この状況を全員で打破したい」。残り6試合となったリーグ戦。限られた時間の中で、来季へとつながる答えを見つけなければならない。
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI