マリノス記事を日々収集
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
☆大島、好発進に笑み
土壇場からわずか1分間で同点弾と決勝点。FW大島が劇的な逆転劇を生み出した。
後半41分の1点目はCKを得意のヘディング。さらに同42分、山瀬功のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を左足で押し込んだ。
14ゴールした昨季は日本人得点王。2戦目で初得点と個人的にも好スタートを切り「とりあえず早めに1点取っておきたかったので」と笑みがこぼれた。
リードを許す苦しい展開をひっくり返した気持ちの強さは見事だったが「前半のチャンスで決めていればこういう展開にはならなかった」と反省を忘れなかった。
☆またも桑原マジック
開幕戦に続き、またしても桑原マジックがさえた。後半30分すぎから立て続けに切った2枚のカードで流れを変えた。
組織的な札幌の守備を最後のところで崩しきれない。逆に不用意なパスミスからカウンター攻撃を受ける場面も多く、後半7分、ついに相手FWダビのシュートが横浜Mゴールを揺らした。
「厳しいかなと思った」。フィールドキャプテンのFW大島も、その時点では自分がヒーローになることを想像できなかったはずだ。
一変させたのは選手交代だった。後半31分に開幕戦のヒーローの左サイド小宮山に代えて清水、その6分後には右サイドを田中隼から左利きの山瀬幸にスイッチした。
交代したばかりの山瀬幸が敵陣に切れ込みCKを奪うと、兄の山瀬功がファーサイドへ上げ、大島が飛び込んで同点ヘッド。その1分後には再び大島が決め、ドームを埋め尽くす札幌サポーターを黙らせた。
狙い通りか、はたまた偶然か-。「ツキだけじゃないよ」と指揮官の言葉が弾む。
「内容に関係なく結果を残せるのは強いチーム」とDF中沢。「僕らはそこまでいってないけれど」と続けたが、並んだ二つの勝ち星が自信の裏付けになる。
土壇場からわずか1分間で同点弾と決勝点。FW大島が劇的な逆転劇を生み出した。
後半41分の1点目はCKを得意のヘディング。さらに同42分、山瀬功のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を左足で押し込んだ。
14ゴールした昨季は日本人得点王。2戦目で初得点と個人的にも好スタートを切り「とりあえず早めに1点取っておきたかったので」と笑みがこぼれた。
リードを許す苦しい展開をひっくり返した気持ちの強さは見事だったが「前半のチャンスで決めていればこういう展開にはならなかった」と反省を忘れなかった。
☆またも桑原マジック
開幕戦に続き、またしても桑原マジックがさえた。後半30分すぎから立て続けに切った2枚のカードで流れを変えた。
組織的な札幌の守備を最後のところで崩しきれない。逆に不用意なパスミスからカウンター攻撃を受ける場面も多く、後半7分、ついに相手FWダビのシュートが横浜Mゴールを揺らした。
「厳しいかなと思った」。フィールドキャプテンのFW大島も、その時点では自分がヒーローになることを想像できなかったはずだ。
一変させたのは選手交代だった。後半31分に開幕戦のヒーローの左サイド小宮山に代えて清水、その6分後には右サイドを田中隼から左利きの山瀬幸にスイッチした。
交代したばかりの山瀬幸が敵陣に切れ込みCKを奪うと、兄の山瀬功がファーサイドへ上げ、大島が飛び込んで同点ヘッド。その1分後には再び大島が決め、ドームを埋め尽くす札幌サポーターを黙らせた。
狙い通りか、はたまた偶然か-。「ツキだけじゃないよ」と指揮官の言葉が弾む。
「内容に関係なく結果を残せるのは強いチーム」とDF中沢。「僕らはそこまでいってないけれど」と続けたが、並んだ二つの勝ち星が自信の裏付けになる。
PR
☆強力2トップ完封☆
リーグ屈指の破壊力とされる高原、エジミウソンの相手2トップを、横浜Mの3バックが完ぺきに封じ込めた。
中沢、栗原とともに開幕戦の最終ラインを任されたのは、桐光学園高出身で4年目の田中裕。「常に相手より1歩前に出ようと思って臨んだ」という言葉通りの気迫あふれる守備で、日本代表のエースFW高原を相手に何度も1対1で競り勝った。
攻撃陣のミスからカウンターを受けた場面でも、チームの要・中沢が冷静に対処。「相手の2トップは疲れていたのでは」と振り返ったように、終始危なげなかった。
☆松田、期待に応えた☆
本来のポジションとは異なる守備的MFでの出場となった松田。献身的な守備でロペス、山瀬功の攻め上がりをサポートし、けがで欠場した河合の穴を埋めた。
河合を欠く守備的MFは、桑原監督が一番の懸案としていたポジション。経験と基礎能力の高さを重視し代役に松田を指名したが、見事に期待に応えた。
昨季は出場8試合にとどまった。「去年の悔しさがあるから竜二(河合)の分も頑張れる」。巻き返しの年が始まり、まずは「帰ってくるまで、チームのために戦うよ」と頼もしかった。
☆イメージ通りの船出☆
「ロペスが横で(シュートを)打ちたそうにしているのが見えた。でもボールが来る前から打つイメージはできていたから」
後半15分。ゴール前に詰めていたMF小宮山は、こぼれ球に迷うことなく右足を振り抜いた。2年目のサイドアタッカーが挙げたプロ初得点。それは同時に、桑原マリノスに記念すべき初勝利をもたらす一発だった。
アジア王者を相手に苦戦を予想する声が高かった。だがふたを開けると、序盤からリズムに乗っていたのは横浜Mの方だった。新指揮官が「うちのサッカーができた」と振り返ったように、序盤からパスで崩す「華麗なサッカー」を展開できていた。
左サイドでその輪に加わっていたのが小宮山。最も多くの選手を試したこのポジションを、桑原監督が開幕戦で任せた男がヒーローになった。
指揮官の読みは終盤になってさらにすごみを増す。後半24分にFWロニーが退場になったが、選手たちに焦りはない。開幕数日前、1人欠けた状況から1点を逃げ切る練習を済ませていたのだ。
2004年のチャンピオンシップ以来の浦和戦勝利。新しいチームの船出として、「勝ったことが大きい」と中沢。新体制に確信を得た1勝だった。
リーグ屈指の破壊力とされる高原、エジミウソンの相手2トップを、横浜Mの3バックが完ぺきに封じ込めた。
中沢、栗原とともに開幕戦の最終ラインを任されたのは、桐光学園高出身で4年目の田中裕。「常に相手より1歩前に出ようと思って臨んだ」という言葉通りの気迫あふれる守備で、日本代表のエースFW高原を相手に何度も1対1で競り勝った。
攻撃陣のミスからカウンターを受けた場面でも、チームの要・中沢が冷静に対処。「相手の2トップは疲れていたのでは」と振り返ったように、終始危なげなかった。
☆松田、期待に応えた☆
本来のポジションとは異なる守備的MFでの出場となった松田。献身的な守備でロペス、山瀬功の攻め上がりをサポートし、けがで欠場した河合の穴を埋めた。
河合を欠く守備的MFは、桑原監督が一番の懸案としていたポジション。経験と基礎能力の高さを重視し代役に松田を指名したが、見事に期待に応えた。
昨季は出場8試合にとどまった。「去年の悔しさがあるから竜二(河合)の分も頑張れる」。巻き返しの年が始まり、まずは「帰ってくるまで、チームのために戦うよ」と頼もしかった。
☆イメージ通りの船出☆
「ロペスが横で(シュートを)打ちたそうにしているのが見えた。でもボールが来る前から打つイメージはできていたから」
後半15分。ゴール前に詰めていたMF小宮山は、こぼれ球に迷うことなく右足を振り抜いた。2年目のサイドアタッカーが挙げたプロ初得点。それは同時に、桑原マリノスに記念すべき初勝利をもたらす一発だった。
アジア王者を相手に苦戦を予想する声が高かった。だがふたを開けると、序盤からリズムに乗っていたのは横浜Mの方だった。新指揮官が「うちのサッカーができた」と振り返ったように、序盤からパスで崩す「華麗なサッカー」を展開できていた。
左サイドでその輪に加わっていたのが小宮山。最も多くの選手を試したこのポジションを、桑原監督が開幕戦で任せた男がヒーローになった。
指揮官の読みは終盤になってさらにすごみを増す。後半24分にFWロニーが退場になったが、選手たちに焦りはない。開幕数日前、1人欠けた状況から1点を逃げ切る練習を済ませていたのだ。
2004年のチャンピオンシップ以来の浦和戦勝利。新しいチームの船出として、「勝ったことが大きい」と中沢。新体制に確信を得た1勝だった。
Jリーグ1部(J1)横浜Mは27日、横浜市西区のマリノスタウンで法大と練習試合を行った。前日にチームに合流したばかりの代表組のDF中沢とMF山瀬功、U-23代表のDF田中裕がそろって先発し、ほかの選手ともスムーズな連係を見せた。
試合は主力組が出場した前半にFWロニーが2得点、控え組に代わった後半には新人のFW古部が得点し、横浜Mが3-1で快勝した。
桑原監督が掲げる「華麗な攻撃サッカー」を具現化するのに、やはりこの男を欠くことはできない。45分と短い出場時間だったが、そう思わせるに十分な山瀬功の”新チームデビュー”だった。
トップ下に位置したロペスとはこの日が初めての実戦連係。だがそうは思えないほど、序盤から鮮やかにパスがつながる。前半39分には2人のワンツーで左サイドを突破。FWロニーの2得点目を演出した。
「ボールを持っているときも持っていないときも、常にゴールに向かうプレーを心掛けている」。そう話す山瀬功のプレーは単なるパスサッカーでは終わらない。ロペスとも自由にポジションを入れ替えながら、持ち味のドリブル突破を試みるシーンもあった。
けがや代表戦で主力を欠き、チームはここまで若手中心で中盤を構成してきた。細かいパス回しはできる。だが桑原監督は「ゴールに向かっていくプレーが足りない」と物足りなさも口にしていた。山瀬功の存在こそ、チームが待ち望んでいたものといえる。
ともに中盤を組んだロペスも故障から復帰して間もない。「まだコンビネーションをつくっていく段階」であることを強調するあたり、さらなる伸びしろを予感させる。開幕戦まで10日あまり。短い期間でチームにどういった変化が起きるのか。興味は尽きない。
試合は主力組が出場した前半にFWロニーが2得点、控え組に代わった後半には新人のFW古部が得点し、横浜Mが3-1で快勝した。
桑原監督が掲げる「華麗な攻撃サッカー」を具現化するのに、やはりこの男を欠くことはできない。45分と短い出場時間だったが、そう思わせるに十分な山瀬功の”新チームデビュー”だった。
トップ下に位置したロペスとはこの日が初めての実戦連係。だがそうは思えないほど、序盤から鮮やかにパスがつながる。前半39分には2人のワンツーで左サイドを突破。FWロニーの2得点目を演出した。
「ボールを持っているときも持っていないときも、常にゴールに向かうプレーを心掛けている」。そう話す山瀬功のプレーは単なるパスサッカーでは終わらない。ロペスとも自由にポジションを入れ替えながら、持ち味のドリブル突破を試みるシーンもあった。
けがや代表戦で主力を欠き、チームはここまで若手中心で中盤を構成してきた。細かいパス回しはできる。だが桑原監督は「ゴールに向かっていくプレーが足りない」と物足りなさも口にしていた。山瀬功の存在こそ、チームが待ち望んでいたものといえる。
ともに中盤を組んだロペスも故障から復帰して間もない。「まだコンビネーションをつくっていく段階」であることを強調するあたり、さらなる伸びしろを予感させる。開幕戦まで10日あまり。短い期間でチームにどういった変化が起きるのか。興味は尽きない。
トップ下にルーキーのFW水沼、守備的MFにも新人の兵藤と2年目の長谷川が入った。若い3人のつくるトライアングルが、桑原新監督の掲げる「華麗な攻撃サッカー」の中核を任された。
3人はワンタッチ、ツータッチのパスをつないで中盤を支配。そこに両サイドの小宮山、田中隼が絡むことで、チームは何度も好機をつかんだ。
兵藤が”初ゴール”を決めた前半35分が象徴的だ。左サイドを細かいパスの往復で突破すると、ゴール前でボールを受けた水沼がシュート。DFに当たって跳ね返ったところを、詰めていた兵藤が確実に決めた。
相手を翻弄(ほんろう)するような細かいパスは、チームの立ち上げから繰り返し練習してきたプレー。格下相手とはいえ、最後尾からポジションを指示したDF松田も「いいつなぎ。見ていて楽しい」と若い3人を褒めたたえる。
桑原監督はしかし、辛口だった。「つなぐことばかり意識しすぎて前を向けていない。どんどんFWにボールを入れるなど、トライしてほしい」。温厚な指揮官が並べた厳しい言葉は期待の裏返しであり、チームが次のステップへと進んだことの証明でもある。
3人はワンタッチ、ツータッチのパスをつないで中盤を支配。そこに両サイドの小宮山、田中隼が絡むことで、チームは何度も好機をつかんだ。
兵藤が”初ゴール”を決めた前半35分が象徴的だ。左サイドを細かいパスの往復で突破すると、ゴール前でボールを受けた水沼がシュート。DFに当たって跳ね返ったところを、詰めていた兵藤が確実に決めた。
相手を翻弄(ほんろう)するような細かいパスは、チームの立ち上げから繰り返し練習してきたプレー。格下相手とはいえ、最後尾からポジションを指示したDF松田も「いいつなぎ。見ていて楽しい」と若い3人を褒めたたえる。
桑原監督はしかし、辛口だった。「つなぐことばかり意識しすぎて前を向けていない。どんどんFWにボールを入れるなど、トライしてほしい」。温厚な指揮官が並べた厳しい言葉は期待の裏返しであり、チームが次のステップへと進んだことの証明でもある。
横浜Mの今季の主将がMF河合竜二に決まった。昨季の主将、DF中沢佑二が日本代表招集のためチームを離れることが多く、負担を軽減する意味からも交代することになった。
桑原監督は河合を選んだ理由を「(浦和から戦力外通告を受けるなど)どん底を味わっており、精神的に強い。プロとしての取り組み方もリーダーにふさわしい」と説明。河合は「新しいことに挑戦しようという気持ちで引き受けた。言葉よりもプレーで引っ張っていきたい」と抱負を語った。
副主将にはFW大島秀夫とともに24歳のDF栗原勇蔵が抜てきされた。桑原監督は「栗原にはこれからの横浜MのDFを背負っていってもらいたい。そのために一回りも二回りも人間として成長してほしい」と期待を込めた。
桑原監督は河合を選んだ理由を「(浦和から戦力外通告を受けるなど)どん底を味わっており、精神的に強い。プロとしての取り組み方もリーダーにふさわしい」と説明。河合は「新しいことに挑戦しようという気持ちで引き受けた。言葉よりもプレーで引っ張っていきたい」と抱負を語った。
副主将にはFW大島秀夫とともに24歳のDF栗原勇蔵が抜てきされた。桑原監督は「栗原にはこれからの横浜MのDFを背負っていってもらいたい。そのために一回りも二回りも人間として成長してほしい」と期待を込めた。
横浜Mの宮崎キャンプは5日、宮崎市のシーガイア・イベントスクエアで、午前はセットプレーの動きなどを確認した。午後は疲労を考慮し、先月28日以来のオフとなった。
練習では、昨年まで主力として出場していたベテラン中心のチームと、試合経験の浅い若手中心のチームとに分かれ、MF兵藤慎剛(22)が新人ではただ一人、ベテラン組に入った。
交互に守備と攻撃を入れ替えて行った内容に、桑原隆監督(59)は「セットプレーといっても動きに制限は設けていないし、アイデアはそれぞれのチームで出してやった。本格的なサインプレーはこれから」と話した。
6日は韓国Kリーグ・釜山を同所に迎え、今季初の練習試合を行う。
若手中心の起用に
新チーム初の練習試合を翌日に控え、桑原監督は「キャンプでここまでやってきたことが実戦でどれだけできるか。トレーニングでは分からない部分が見えてくるはず」と狙いを語った。
35分間3本を予定しているが、主力に軽いけがや疲れがみられることなども考慮し、若手を中心に起用する方針。「去年までいた選手はプレーがだいたい分かっているから。若い選手はチャンスと思って頑張ってほしい」と指揮官は新しい力の台頭に期待を寄せていた。
☆即戦力候補の新人兵藤☆
初の練習試合に備えて行われたこの日の実戦練習。早大から新加入のMF兵藤は、昨季の主力が居並ぶフォーメーションの中央で精力的に動き回った。
リーグの新人研修に参加したため、練習に合流して2日目。「周りとのコミュニケーションが不十分で、お互いがやりたいことを伝え切れていない。まだまだです」と現状を分析する。
オランダで行われた2005年の20歳以下世界ユースで、8強入りした日本のキャプテンを務めた逸材。確かな技術と豊富な運動量を誇るルーキーは、将来性重視とされる今オフの補強にあって数少ない即戦力候補だ。
桑原監督も「試合慣れさえすれば通用しそう」と高く評価している。
攻撃的MFは、指揮官の掲げる「華麗な攻撃サッカー」の中核となるポジション。日本代表の山瀬功や新外国人のロペスはもちろん、有望な若手も多く、ライバルは五指に余る。レギュラー取りの道のりは決して平たんではない。
この日、セットプレーの練習では山瀬幸らとともにキッカーを任されたが、「大学時代とはボールも変わり、変化の大きさにまだ慣れていない。たくさんけって、精度を高めていきたい」と貪欲(どんよく)な向上心をのぞかせる。レギュラー獲得へ、練習試合からアピールは欠かせない。
練習では、昨年まで主力として出場していたベテラン中心のチームと、試合経験の浅い若手中心のチームとに分かれ、MF兵藤慎剛(22)が新人ではただ一人、ベテラン組に入った。
交互に守備と攻撃を入れ替えて行った内容に、桑原隆監督(59)は「セットプレーといっても動きに制限は設けていないし、アイデアはそれぞれのチームで出してやった。本格的なサインプレーはこれから」と話した。
6日は韓国Kリーグ・釜山を同所に迎え、今季初の練習試合を行う。
若手中心の起用に
新チーム初の練習試合を翌日に控え、桑原監督は「キャンプでここまでやってきたことが実戦でどれだけできるか。トレーニングでは分からない部分が見えてくるはず」と狙いを語った。
35分間3本を予定しているが、主力に軽いけがや疲れがみられることなども考慮し、若手を中心に起用する方針。「去年までいた選手はプレーがだいたい分かっているから。若い選手はチャンスと思って頑張ってほしい」と指揮官は新しい力の台頭に期待を寄せていた。
☆即戦力候補の新人兵藤☆
初の練習試合に備えて行われたこの日の実戦練習。早大から新加入のMF兵藤は、昨季の主力が居並ぶフォーメーションの中央で精力的に動き回った。
リーグの新人研修に参加したため、練習に合流して2日目。「周りとのコミュニケーションが不十分で、お互いがやりたいことを伝え切れていない。まだまだです」と現状を分析する。
オランダで行われた2005年の20歳以下世界ユースで、8強入りした日本のキャプテンを務めた逸材。確かな技術と豊富な運動量を誇るルーキーは、将来性重視とされる今オフの補強にあって数少ない即戦力候補だ。
桑原監督も「試合慣れさえすれば通用しそう」と高く評価している。
攻撃的MFは、指揮官の掲げる「華麗な攻撃サッカー」の中核となるポジション。日本代表の山瀬功や新外国人のロペスはもちろん、有望な若手も多く、ライバルは五指に余る。レギュラー取りの道のりは決して平たんではない。
この日、セットプレーの練習では山瀬幸らとともにキッカーを任されたが、「大学時代とはボールも変わり、変化の大きさにまだ慣れていない。たくさんけって、精度を高めていきたい」と貪欲(どんよく)な向上心をのぞかせる。レギュラー獲得へ、練習試合からアピールは欠かせない。
横浜Mの宮崎キャンプは4日、午前と午後の2部練習を行った。
午前は気分転換も兼ねて近くの海岸に場所を移し、砂浜でのランニングやミニゲームなどフィジカル系のメニューをこなした。
午後は戦術練習が中心。3-5-2の相手陣形を想定し、守備面の戦術理解を深めた。6日に韓国Kリーグ・釜山との練習試合を予定しており、桑原隆監督(59)は「相手がどういったシステムでくるかは分からないが、基本的な約束事を一通り確認しておきたかった」と狙いを語った。
◎狩野が右ひざ負傷
MF狩野健太(21)が4日の練習中に右ひざを負傷した。内側側副じん帯損傷の疑いで5日、宮崎市内の病院で精密検査を行う。
◎理想の中心に新加入ブラジル人コンビ
桑原監督が掲げる理想は「多彩なパスとドリブルで相手をいなす華麗な攻撃サッカー」。新加入のブラジル人MFロペスは、その中心としての活躍が期待されている。
「中盤でためをつくりゲームメークできる選手。パスの引き出しも多彩」と指揮官の評価は高い。186センチと大柄だが器用な足さばきが目を引き、目指すサッカーにうってつけの存在。ロペス本人も「常にゴールを目指す攻撃的なサッカーに共感する」とチームの方向性に好感を抱いている。
ただ、いくらボール回しがうまくても点を取らなければ勝てないのがサッカー。決定力不足はチームが抱えた課題でもある。その仕事を任されたのが、もう一人のブラジル人、FWロニーだ。
プロ通算465試合で319得点のストライカーだ。桑原監督は「コンスタントに点が取れる。コンディションさえ整えば、いいものを持っているのは間違いない」と活躍に太鼓判を押す。
この日の練習でもロペスの足下のテクニック、ロニーが放つ豪快なシュートは熱心に足を運ぶファンを度々どよめかせた。それでもロペスは「1カ月以上ゲームから離れており、まだ万全ではない」というから期待せずにはいられない。
「3月8日の開幕戦を見て判断してくれればいい」と笑みを浮かべるロニー。「ロニーは海外経験が豊富。自分は日本での経験をアドバイスしていきたい」(ロペス)というブラジル人コンビの表情は自信にあふれている。
ロペス ブラジルの名門クルゼイロから06年J2仙台に移籍し、2季連続14得点。186センチ、78キロ。28歳。
ロニー ロシアなど各国リーグを渡り歩き前所属はクルゼイロ。元ブラジル代表。173センチ、70キロ。30歳。
午前は気分転換も兼ねて近くの海岸に場所を移し、砂浜でのランニングやミニゲームなどフィジカル系のメニューをこなした。
午後は戦術練習が中心。3-5-2の相手陣形を想定し、守備面の戦術理解を深めた。6日に韓国Kリーグ・釜山との練習試合を予定しており、桑原隆監督(59)は「相手がどういったシステムでくるかは分からないが、基本的な約束事を一通り確認しておきたかった」と狙いを語った。
◎狩野が右ひざ負傷
MF狩野健太(21)が4日の練習中に右ひざを負傷した。内側側副じん帯損傷の疑いで5日、宮崎市内の病院で精密検査を行う。
◎理想の中心に新加入ブラジル人コンビ
桑原監督が掲げる理想は「多彩なパスとドリブルで相手をいなす華麗な攻撃サッカー」。新加入のブラジル人MFロペスは、その中心としての活躍が期待されている。
「中盤でためをつくりゲームメークできる選手。パスの引き出しも多彩」と指揮官の評価は高い。186センチと大柄だが器用な足さばきが目を引き、目指すサッカーにうってつけの存在。ロペス本人も「常にゴールを目指す攻撃的なサッカーに共感する」とチームの方向性に好感を抱いている。
ただ、いくらボール回しがうまくても点を取らなければ勝てないのがサッカー。決定力不足はチームが抱えた課題でもある。その仕事を任されたのが、もう一人のブラジル人、FWロニーだ。
プロ通算465試合で319得点のストライカーだ。桑原監督は「コンスタントに点が取れる。コンディションさえ整えば、いいものを持っているのは間違いない」と活躍に太鼓判を押す。
この日の練習でもロペスの足下のテクニック、ロニーが放つ豪快なシュートは熱心に足を運ぶファンを度々どよめかせた。それでもロペスは「1カ月以上ゲームから離れており、まだ万全ではない」というから期待せずにはいられない。
「3月8日の開幕戦を見て判断してくれればいい」と笑みを浮かべるロニー。「ロニーは海外経験が豊富。自分は日本での経験をアドバイスしていきたい」(ロペス)というブラジル人コンビの表情は自信にあふれている。
ロペス ブラジルの名門クルゼイロから06年J2仙台に移籍し、2季連続14得点。186センチ、78キロ。28歳。
ロニー ロシアなど各国リーグを渡り歩き前所属はクルゼイロ。元ブラジル代表。173センチ、70キロ。30歳。
Jリーグ1部(J1)横浜Mの宮崎キャンプは3日、宮崎市のシーガイア・イベントスクエアで午前、午後の2部練習を行った。守備中心だった前日に続き、この日は攻撃のビルドアップを実戦形式で練習。ワンタッチ、ツータッチのパスをつなぎながらサイドを使って攻撃する形を何度も繰り返し、桑原隆監督(59)が掲げる「華麗な攻撃サッカー」の一端を披露した。全体練習が終わった後も、ポジション別に分かれてクロスやシュート、フリーキックの練習を続行。桑原監督自ら身ぶり手ぶりを交え、細かい動きを指示して回る熱の入れようだった。
督一問一答「優勝戦線絡む」
新指揮官に就任した桑原隆監督にチームづくりの展望や目標を聞いた。
-ここまでの手応えは。
「大きなけが人もなく順調。若いわりにおとなしい印象だったが、ここへきて活気も出てきた」
-昨季の戦いぶりをどう見ていたか。
「守備の意識は高いし運動量のあるチームだが、つまらない失点が多かった」
-課題とされた決定力不足はどう解消するか。
「我慢し切れず不利な体勢でシュートを打つケースが目立つ。得意な形にもっていくことを常に意識すべき」
-目指す「華麗な攻撃サッカー」とは。
「ワンタッチのパスやドリブルで大きな男をかいくぐる、見ていてワクワクするようなサッカー。去年のマリノスも両サイドの狭いところでそういうプレーができていた。あとはいい距離感さえ身に付けられれば」
-若いチームを「育てながら勝つ」には?
「試合に出ていない選手にも目的や課題を与え、モチベーションを維持する。若い選手は試合に出るよりもまず技術の向上に目標を置くべき」
-中心選手が代表の試合で離れることが多いが。
「戻ってきたときには得たものを若い選手に伝えてほしい。もしけがをして帰ってきた場合は、残りの選手がいかに穴を埋められるかが鍵だ」
-目標の優勝に向けてどう戦うか。
「まずは優勝戦線に絡むことがチームの『復活』。その上でさらなる高みを目指したい。それができるチームだと思う」
☆反町監督が練習視察
午前の練習中にはU-23(23歳以下)代表の反町康治監督が視察に訪れ、フィジカルトレーニングに汗を流す選手に熱い視線を送った。練習後には小椋ら若い選手と言葉を交わす場面もあったが「今日はクラブに日程などの面で協力を要請に来ただけ」と目的を説明した。
他クラブのキャンプも見て歩く中、マリノスの印象については「若返って明るくなった気がする。活気があったし、天気も良かったので、いいものを見せてもらったよ」と笑顔で話していた。
督一問一答「優勝戦線絡む」
新指揮官に就任した桑原隆監督にチームづくりの展望や目標を聞いた。
-ここまでの手応えは。
「大きなけが人もなく順調。若いわりにおとなしい印象だったが、ここへきて活気も出てきた」
-昨季の戦いぶりをどう見ていたか。
「守備の意識は高いし運動量のあるチームだが、つまらない失点が多かった」
-課題とされた決定力不足はどう解消するか。
「我慢し切れず不利な体勢でシュートを打つケースが目立つ。得意な形にもっていくことを常に意識すべき」
-目指す「華麗な攻撃サッカー」とは。
「ワンタッチのパスやドリブルで大きな男をかいくぐる、見ていてワクワクするようなサッカー。去年のマリノスも両サイドの狭いところでそういうプレーができていた。あとはいい距離感さえ身に付けられれば」
-若いチームを「育てながら勝つ」には?
「試合に出ていない選手にも目的や課題を与え、モチベーションを維持する。若い選手は試合に出るよりもまず技術の向上に目標を置くべき」
-中心選手が代表の試合で離れることが多いが。
「戻ってきたときには得たものを若い選手に伝えてほしい。もしけがをして帰ってきた場合は、残りの選手がいかに穴を埋められるかが鍵だ」
-目標の優勝に向けてどう戦うか。
「まずは優勝戦線に絡むことがチームの『復活』。その上でさらなる高みを目指したい。それができるチームだと思う」
☆反町監督が練習視察
午前の練習中にはU-23(23歳以下)代表の反町康治監督が視察に訪れ、フィジカルトレーニングに汗を流す選手に熱い視線を送った。練習後には小椋ら若い選手と言葉を交わす場面もあったが「今日はクラブに日程などの面で協力を要請に来ただけ」と目的を説明した。
他クラブのキャンプも見て歩く中、マリノスの印象については「若返って明るくなった気がする。活気があったし、天気も良かったので、いいものを見せてもらったよ」と笑顔で話していた。
Jリーグ1部(J1)横浜Mのファン感謝イベント「2008 トリコロールフェスタ」が27日、横浜市西区のマリノスタウンで開かれた。1万人を集めた昨年には及ばなかったが、約9000人のサポーターが参加し、選手との交流を深めた。
名門復活を目標に掲げる今季。新たに指揮を執る桑原隆監督は冒頭、「21日の始動からここまでは順調。3月8日の開幕戦は何とかいい結果を残したい。練習場やスタジアムにぜひ足を運んでください」とあいさつ。
4面あるグラウンドにはたくさんのイベントブースが設けられた。選手らはミニゲームに汗を流したり、グッズ売り場に立って握手に応じたりして、サポーターとの交流を楽しんだ。
この日は主将の中沢、副将の山瀬功が日本代表の合宿のために不在。代わって選手会長の河合が「ここ数年優勝から遠ざかっていましたが、ことしはチームの復活を目指します。みなさんも一緒に闘いましょう」と締めると、会場からは温かい拍手が送られた。
名門復活を目標に掲げる今季。新たに指揮を執る桑原隆監督は冒頭、「21日の始動からここまでは順調。3月8日の開幕戦は何とかいい結果を残したい。練習場やスタジアムにぜひ足を運んでください」とあいさつ。
4面あるグラウンドにはたくさんのイベントブースが設けられた。選手らはミニゲームに汗を流したり、グッズ売り場に立って握手に応じたりして、サポーターとの交流を楽しんだ。
この日は主将の中沢、副将の山瀬功が日本代表の合宿のために不在。代わって選手会長の河合が「ここ数年優勝から遠ざかっていましたが、ことしはチームの復活を目指します。みなさんも一緒に闘いましょう」と締めると、会場からは温かい拍手が送られた。
Jリーグ1部(J1)横浜Mは21日、横浜市西区のマリノスタウンで今季初練習を行った。名門復活、そして4年ぶり4度目のリーグ制覇へ-。桑原隆新監督(59)率いる新チームが、3月8日のリーグ開幕戦に向けて始動した。
午前は同市鶴見区の総持寺で恒例の必勝祈願を行い、練習は午後から。
まずミーティングで今季の目標がリーグ制覇であることを再確認。ポジションごとの動き方も念入りに徹底した。
グラウンドでは、初日から30分走2本など中身の濃いメニュー。新任の結城治男コーチの下で合同練習を続けてきた若手は余裕の表情だったが、この日が本格始動となるベテランからは「いきなりここまでやるとは」との声が漏れるなど対照的だった。
久々にJリーグの練習着に袖を通した桑原監督は「これを着るとやはり気持ちが入る。選手もコンディションにバラつきはあるが、表情は引き締まっていた」と話した。2月1日のキャンプインに向け、当面はフィジカルや、ボールに慣れるための基本的なパス練習を続ける予定という。
☆総持寺で必勝祈願
初練習に先立ち、午前中には総持寺で恒例の必勝祈願。斎藤正治社長や桑原監督をはじめ、選手やクラブ幹部ら総勢57人が法要に参加し、今季の飛躍を誓った。
神妙な面持ちで焼香を済ませた桑原監督は「(60人近い僧りょが読経する法要の)スケールの大きさにびっくりした。心がキュッと引き締まる思いがしたが、当然これだけで勝てるわけではない。力を合わせて復活に向け努力していく」と決意を新たにしていた。
☆復活に燃える松田
14年目を迎える生え抜きのベテランDF松田直樹(30)が今季の復活に燃えている。昨季のリーグ戦出場は、デビュー以来最低の8試合。オフに右ひざを手術した影響でチーム合流が遅れ、完治後も6歳下のライバル、栗原勇蔵(24)からレギュラーを取り返すには至らなかった。
「チームの優勝はもちろんだが、今年は個人としての結果にもこだわっていきたい」。具体的な目標こそ挙げなかったものの、力強い口調には巻き返しへの強い決意がにじむ。
MF上野良治(34)がチームを去り、3度のリーグ優勝すべてを経験した生え抜きは、松田1人になった。「声を出すのはやっぱりオレ。オレがチームを引っ張っていく」。ベテランとしての役割も、十分自覚している。
☆攻撃サッカー理想に
「早野前監督の攻撃サッカーの方向性はそのままに、速いパス回しとドリブルで相手をいなす、華麗な攻撃で自分の色を出していきたい」桑原監督は新体制発表の場で、自らの理想とするサッカーをこう表現した。そして「マリノスはそれができるチーム」。表情は自信にあふれていた。
解説者として見ていた昨季の戦いぶりを「7位に終わったものの、優勝を狙えない内容ではなかった。運動量はJ1でも上のものを見せていた」と評価。2人の外国人を除けば今季、即戦力といえる補強はないが「優勝を狙うのに十分な戦力。チームのベースはできている」と力強い。
磐田を指揮して1997、99年にリーグ制覇。中山、名波、奥ら個性派集団を一つにまとめ上げた。この日のミーティングで初めて言葉を交わした横浜Mの選手も、口をそろえて人柄の良さを強調。松田は「コミュニケーション能力はさすが。実績を挙げただけのものを持っている」と第一印象を語る。
ただ、優勝した際の磐田は完成されたチームで、将来性のある若手が多い今の横浜Mとは状況が違うとの指摘もある。
フロントは「若い力を伸ばす戦術や選手起用の柔軟性も期待した」と監督選任の理由を話す。
「育てながら勝つ」。チームが抱える難しいテーマは、攻撃サッカーの看板とともにそのまま前任者から引き継がれた。桑原監督の手腕が試される。
午前は同市鶴見区の総持寺で恒例の必勝祈願を行い、練習は午後から。
まずミーティングで今季の目標がリーグ制覇であることを再確認。ポジションごとの動き方も念入りに徹底した。
グラウンドでは、初日から30分走2本など中身の濃いメニュー。新任の結城治男コーチの下で合同練習を続けてきた若手は余裕の表情だったが、この日が本格始動となるベテランからは「いきなりここまでやるとは」との声が漏れるなど対照的だった。
久々にJリーグの練習着に袖を通した桑原監督は「これを着るとやはり気持ちが入る。選手もコンディションにバラつきはあるが、表情は引き締まっていた」と話した。2月1日のキャンプインに向け、当面はフィジカルや、ボールに慣れるための基本的なパス練習を続ける予定という。
☆総持寺で必勝祈願
初練習に先立ち、午前中には総持寺で恒例の必勝祈願。斎藤正治社長や桑原監督をはじめ、選手やクラブ幹部ら総勢57人が法要に参加し、今季の飛躍を誓った。
神妙な面持ちで焼香を済ませた桑原監督は「(60人近い僧りょが読経する法要の)スケールの大きさにびっくりした。心がキュッと引き締まる思いがしたが、当然これだけで勝てるわけではない。力を合わせて復活に向け努力していく」と決意を新たにしていた。
☆復活に燃える松田
14年目を迎える生え抜きのベテランDF松田直樹(30)が今季の復活に燃えている。昨季のリーグ戦出場は、デビュー以来最低の8試合。オフに右ひざを手術した影響でチーム合流が遅れ、完治後も6歳下のライバル、栗原勇蔵(24)からレギュラーを取り返すには至らなかった。
「チームの優勝はもちろんだが、今年は個人としての結果にもこだわっていきたい」。具体的な目標こそ挙げなかったものの、力強い口調には巻き返しへの強い決意がにじむ。
MF上野良治(34)がチームを去り、3度のリーグ優勝すべてを経験した生え抜きは、松田1人になった。「声を出すのはやっぱりオレ。オレがチームを引っ張っていく」。ベテランとしての役割も、十分自覚している。
☆攻撃サッカー理想に
「早野前監督の攻撃サッカーの方向性はそのままに、速いパス回しとドリブルで相手をいなす、華麗な攻撃で自分の色を出していきたい」桑原監督は新体制発表の場で、自らの理想とするサッカーをこう表現した。そして「マリノスはそれができるチーム」。表情は自信にあふれていた。
解説者として見ていた昨季の戦いぶりを「7位に終わったものの、優勝を狙えない内容ではなかった。運動量はJ1でも上のものを見せていた」と評価。2人の外国人を除けば今季、即戦力といえる補強はないが「優勝を狙うのに十分な戦力。チームのベースはできている」と力強い。
磐田を指揮して1997、99年にリーグ制覇。中山、名波、奥ら個性派集団を一つにまとめ上げた。この日のミーティングで初めて言葉を交わした横浜Mの選手も、口をそろえて人柄の良さを強調。松田は「コミュニケーション能力はさすが。実績を挙げただけのものを持っている」と第一印象を語る。
ただ、優勝した際の磐田は完成されたチームで、将来性のある若手が多い今の横浜Mとは状況が違うとの指摘もある。
フロントは「若い力を伸ばす戦術や選手起用の柔軟性も期待した」と監督選任の理由を話す。
「育てながら勝つ」。チームが抱える難しいテーマは、攻撃サッカーの看板とともにそのまま前任者から引き継がれた。桑原監督の手腕が試される。
カレンダー
カテゴリー
アーカイブ
最新記事
(10/31)
(10/19)
(10/19)
(10/19)
(10/19)
(10/04)
(10/04)
(10/04)
(10/04)
(08/16)
ブログ内検索
最古記事
(02/26)
(02/26)
(02/26)
(02/26)
(03/05)
(03/06)
(03/06)
(03/08)
(03/28)
(04/21)
アクセス解析
カウンター