忍者ブログ
マリノス記事を日々収集  
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

横浜Mが今季初の4連勝。後半の立ち上がりから攻勢に出て、10分に右CKの好機から松田が今季初ゴールを決めて先制。その後も坂田の得点などでリードを広げた。名古屋は後半に入って、全体的に運動量が落ちた

☆日本代表へ弾みをつけた中沢
 チームの快勝にDF中沢の口元は自然と緩んだ。「先制点を与えなかったのが良かった」。3試合ぶりの完封勝ちで、19日から始まる日本代表合宿へ気分良く乗り込めそうだ。

 22日のカメルーン戦は4位に終わったアジア・カップからの再出発となる大事な試合。この日、最終の新幹線で帰浜した中沢は「(きょう)勝ったのに、休んでいる余裕がないよ」と、勝利の余韻に浸ることなく試合会場を後にした。


☆確かな成長で前回の雪辱を果たす
 今季初の4連勝は勢いだけではない。確かな成長の跡をピッチに刻んだ3ゴールだった。

 後半10分、MF山瀬幸のCKに中沢がヘッドで競り合い、最後はDF松田が右足を振り抜いた。昨年8月30日以来の今季初得点は、重苦しさを突き破る先制ゴール。松田は「ボンバーがキーパーの前に落としてくれると思った。ゴール前でも冷静にいられたよ」と白い歯をのぞかせた。

 前半の45分間は、前回名古屋に敗れた第11節のリプレーのようだった。運動量が少なく、中盤を固めた相手の堅守にはね返された。カウンターを許す危険な展開が続く。だが、今のチームには成熟した戦術と「前へ走る」(FW坂田)強さがあった。

 後半、運動量が自慢のFW清水が投入されると「かき回すことを意識した」。坂田も「チームの流れに合わせて走った」。停滞したピッチに躍動感が戻ると、流れは一気に傾いた。先制点を奪い、その8分後にはオウンゴールを誘った。最後は坂田が豪快なボレーシュートで締め、前回の雪辱を果たした。順位も暫定ながら今季最高の4位まで浮上。松田の言葉も勢いを増す。「ガンバ、レッズに対抗できるくらいのいいサッカーができている」
PR
横浜Mが逃げ切った。前線からのプレスとサイド攻撃で主導権を握ると、前半36分に左CKを大島が頭で合わせて先制。後半17分に山瀬功が左クロスに右足を合わせた。川崎は守備に追われる時間帯が多く、終盤の反撃も及ばなかった。


攻撃サッカー体現
 MF山瀬功はゴールへ向かって走っていた。FW坂田が相手DFからボールを奪った瞬間だ。「チーム全体で仕掛けていく意識の表れ。中に走っていくだけだった」

 左サイドからのクロスを、相手守備陣を振り切った背番号10が、スライディングしながら右足でゴールへ流し込んだ。3戦連発となる、リーグ戦10得点目は貴重な追加点。早野監督は「奪ったらゴールへ向かっていくという、キャンプからやっているサッカーを体現した」と表情を緩ませた。

 今季2度目の3連勝。その中心に山瀬功がいる。2004年以来の2けた得点の大台に乗せたアタッカーは自身の得点よりもチーム戦術の成熟に喜びを感じる。「長い目で見ればチームは前進している」。試合を重ねるごとにプレスを仕掛けるタイミングの意思統一が図られている。8戦負けなしは、年間王者に輝いた2004年以来のことだ。

 けがに悩まされた過去3年間を乗り越え、山瀬功は今季全20試合にフル出場。だが、「自分はもっと得点を取れる。もっとやらないといけない」。チームは5位に浮上。前進を続けるチームと背番号10の姿は今、はっきりと重なっている。


☆監督語録☆
「内容的には良くないが、選手たちは勝利を信じてよくやってくれていた。この前の横浜FC戦みたいには、うまくいかないな。厳しい試合で現実に引き戻されたよ」
浜Mが大島の4得点などで大勝した。前半30分に相手GKが捕球ミスしたところを頭で決めてラッキーな先制点。2点をリードして迎えた後半にも大島の3ゴールや山瀬兄弟の得点で一方的に突き放した。横浜FCは守備が崩壊した。

☆4試合連続完封ならず☆
 大勝に終わったもののクラブ史上初の4試合連続完封は逃した。後半37分、一瞬のすきを突かれゴールを許した。

 新記録はならずDF中沢は「大味な試合こそ、集中しないといけない」と反省を忘れなかった。

 ただ前半はシュート1本に抑え、1対1の場面もGK榎本がしっかりセーブ。榎本は「チーム全体でバランス良く動けていた。失点は仕方がない。次節からもう一度記録を狙っていきたい」と表情を引き締めていた。


☆クラブ史上最多の8得点☆
 5万4000人の大歓声がスタジアムを包み込んでいた。ピッチに向かうイレブンの目には、トリコロールカラーに染まったスタンドが飛び込んできた。その光景にFW大島は「おれがやらないといけない。絶対に勝つ」と決意を新たにしたという。

 前回3月10日のダービーで敗れた。日に日に増える対抗意識をあおるサポーターの横断幕に「絶対に負けられない」と口をそろえた選手たち。クラブ側も5万人を超える舞台を用意した。そして、張り詰めた緊張感を大島が打ち破った。

 前半30分、5月3日以来の先制ゴールを頭で突き刺すと、もう止まらい。サポーターの大声援を背に次々とゴールに迫った。FW坂田、MF山瀬功らが得点を決め、Jリーグ記録にあと1点と迫る、クラブ史上最多の8得点。クールな山瀬功ですら得点後、ゴール裏へ走りサポーターの前で両拳を突き上げた。高ぶる感情がゴールラッシュにつながった。

 「俺たちは横浜、もう誰にも止められない」。サポーターの応援歌も鳴りやまない。自身初の4得点を挙げた大島は笑った。「大勢のお客さんの印象に残ったと思います」。クラブ、サポーター、選手が一丸で果たしたリベンジ。後半戦、最高のスタートを切った。
クラブ史上初の6万人超えなるか-。Jリーグ1部(J1)横浜Mは8日、リーグ第19節横浜FC戦(11日午後7時・日産ス)の前売りチケット販売が約5万2000枚に到達したと発表した。リーグ戦では過去記録したことがない6万人の大台へ迫る勢いだ。

 9年ぶりに復活した3月10日の”横浜ダービー”。0-1で敗北を喫した横浜Mのリベンジに懸ける思いは強かった。「最後のダービー」と銘打ったポスター3万枚を配布するなど、リーグ戦では異例のPR費約1500万円を投入。試合3日前の段階で、今季のホーム最多、3万3498人を大幅に超えた。売り上げた前売りのうち、アウエー席は約2200枚。日産スタジアムがトリコロールカラーに覆い尽くされそうだ。

 10日には、公式チアリーディングチーム「トリコロール・ランサーズ」が横浜駅で約3000枚のビラ配りを行うなど、直前までPR活動を続ける。また、日産スタジアムの最寄り駅、市営地下鉄新横浜駅もトリコロールカラーに彩られ、ムードを一層盛り上げている。

 今季のリーグ戦全体を見渡すと、最多入場者数は第9節の浦和-千葉(埼玉ス)の5万7440人。記録更新へ気運は高まっている。「サポーターのために激しいサッカーをして、勝ちます」とDF松田。あの雪辱を果たすべく、舞台は今、着々と整っている。
弾みをつけた先制ゴール
 MF山瀬功が先制ゴールで準決勝進出へと弾みをつけた。

 前半19分、FW大島が落としたパスに右足を合わせた。ゴール左隅へ突き刺し、山瀬功は「流し込むだけのパスを出してもらいました」と笑った。

 リーグ戦を含めた今季公式戦10ゴール目。広島・FW佐藤らFW陣を抑えて日本人選手最速で二けたに乗せたが、「チームの誰が得点を取っても1点は1点。大事なのはチームが得点すること」とクールに語った。


2得点2アシスト
 3年連続のベスト4入りをゴールラッシュで決めた。

 「シュートを打て。不用意な横パスはつなぐな。点を奪いにいこう」

 早野監督の試合前の指示はシンプルだった。第1戦はわずかシュート6本で無得点。0-1で痛いホームでの敗戦を喫した。この日は雨で滑るピッチ。相手の長所を消し、ロングボールを主体とした戦術がはまった。

 その中核をなしたのが、FW大島だ。184センチの体格を生かし、献身的なポストプレーでキープ。守備的MF那須は「チームとしての狙いがはっきりして、前へパスを送れた」という。

 大島は「起点になることだけを考えた」。山瀬功の先制点をアシストすると、「あとは押せ押せでした」。後半3、23分に立て続けに2ゴールを挙げ、FWマルケスの4点目をおぜん立てして締めくくった。

 大島は「年に1度あるかないかの活躍。でも、これでゆっくり休めます」と表情を崩した。最高の締めくくりで8月11日のリーグ戦再開まで、つかの間の夏休みを迎える。
汚名返上誓う守護神
 一瞬の虚を突かれた。後半開始早々、リーグ戦3戦連発と波に乗るFC東京・MF鈴木規が左サイドを抜け出てくる。左足でゴールを割られた。この試合で唯一の決定機で決勝点を許してしまった。GK榎本は「ああいう場面こそ止めないといけない」。3試合連続無失点といういい流れできていただけに、悔しさはいつも以上だった。

 だが「すぐに次の試合のことを考えた」と気持ちを切り替えた。ナビスコ・カップはアウエー・ゴール方式。1失点で踏ん張れば、勝ち上がるチャンスはまだある。落胆する守備陣を一層大きな声で鼓舞した。結局、この日は1─0で落としたが、松永GKコーチは「気持ちを素早く切り替え、コーチングも的確だった。メンタル的に強くなった」と24歳の守護神の精神面での成長を感じ取っていた。

 今季はリーグ戦全18試合に出場、1試合平均失点0・69はリーグトップ。6月24日の大宮戦では左太ももを肉離れしたが、「チームの勝利に貢献したい」とピッチに立ち続けている。

 次戦、攻撃陣はリスクを負ってでも点を取りにいく。守備網は手薄になるが、榎本は「今度は自分が守り切ります」と汚名返上を誓った。
中沢が攻守に奮闘
 主将のDF中沢が攻守に奮闘。3連覇が懸かるアジアカップにも弾みがつく活躍だった。

 まずは守備。DFラインの中央で相手の攻撃チャンスの芽を摘み取っていった。後半14分には相手のロングボールに素早く対応し、スライディング。体を張ったプレーで3試合連続無失点に貢献した。

 攻めては後半23分、CKを頭で合わせ、勝利を決定付ける今季初ゴール。鮮やかな一撃に「いままでセットプレーで点が取れなかったのが不思議なぐらいだよ」と口元も緩む。

 日本代表でも大黒柱としての活躍が求められる。「3連覇という大きな夢に向かって、チーム一丸となって頑張りたい」と活躍を誓った。



チームの成熟に手ごたえ
 中断前最後の試合を快勝で締めくくった。前半35分、今季初のCKからの得点となる先制点をMF河合が奪い、追加点もCKからDF中沢のヘディングで挙げた。最後はMF山瀬功が右足でけり込み、4試合ぶりの白星だ。

 そのゴールラッシュは、一歩ずつ前へ進んできたチームの姿に重なった。先制点は今季91本目のCKから生まれた。早野監督は「ずっと入らないで苦しんできたが、ようやくだね」と日々の練習が実を結び、嬉しそうだ。

 開幕直後につまずいたが、第4節を前にした3月25日、ナビスコ杯の清水戦でシステムを4―4―2に変更。前線から激しいプレスをかけるスタイルでゴールを量産。相手チームに戦術を研究され、停滞を余儀なくされた時期もあったが、選手同士で意思統一を図り「プレスにいく、いかないの判断ができるようになった」と河合。

 チームの成熟は、ここ6戦負けなしで、この間の失点はわずか2という安定した戦いが物語る。7勝5分け6敗と白星先行で折り返しを迎えた。早野監督は「チームが本物になるために休んでいる暇はない」。中断期間に手綱を緩めるつもりがないのも、確かな手応えがあるからだ。
横浜の早野監督は4試合ぶりの勝利に「無失点でこれたのが大きい」と、満足そうに話した。センターバックを中沢と松田にしてから3試合連続完封。この日も前線のプレスがかからず苦しい場面もあったが「センターバックの経験がものを言った」と振り返った。

 課題としていたセットプレーからの得点2発にも笑顔。「もともと(選手の)高さはあるのだから、可能性はあった。(中沢の)2点目が大きかったね。代表に行く前に決めたのも良かったんじゃない」と喜んでいた。

Jリーグ1部(J1)横浜MのDF松田直樹(30)が30日の第18節大分戦(19時・九州石油ドーム)でリーグ戦通算出場が300試合に到達する。横浜Mだけでの大台到達はクラブ史上初の快挙。横浜M一筋13年目の生え抜きは「まだまだ通過点。まずは相手をゼロに抑えて勝つこと」。チームの4試合ぶりの勝利に貢献し、自身の節目に花を添えるつもりだ。

◆大人になった闘将
 今季は先発出場を果たすまで16試合を要した。サッカーエリートの松田にとって初めて味わう不遇。「生まれて初めてだよ。こんなに試合に出られなかったことは」

 いま、松田を突き動かすのはだから、ゲームへの”飢え”だ。6月20日のG大阪戦でスタメン復帰を果たし、以降は2試合連続無失点。「予想以上に頑張っている」と早野監督。「いつレギュラーから外されるか分からないから」と松田は言う。

 ベンチを温めた日々があるから「みんなの代表として出ているんだ」と素直に口にできる。「イエローカードをもらうな」「無理に攻めるな」という監督との約束も守る。「俺も大人にならないとね」

 試合に出れば愛娘が「格好いいね、パパ」と言ってくれる。「面倒を見ることはあまりできないので、サッカーでいいところを見せないといけない」と笑う。声を張り上げ、激しくチームを鼓舞する熱き闘将の姿は変わらない。ただ、300試合を迎えようとしている松田は、ちょっぴり大人になっている。
 ゴールラッシュで締めくくれ-。Jリーグ1部(J1)横浜Mは27日、前半戦最後の第17節大分戦(30日午後7時・九石ド)に向け、攻撃重視の練習を行った。

 5月3日の川崎戦以来、2得点以上がなく、FWの得点もない。早野監督は「ゴールを最優先に意識してプレーを」と訴える。大分戦では4月22日に5-0の大勝を演じており、その再現が期待される。

 主力組だけで行われた7対7。早野監督の指示が飛び続ける。「常に味方のポジションを意識しろ」「アクションを起こせ、攻め続けろ」。プレーを何度も中断した。「(ゴールまでの)共通の絵を描くための練習」とDF小宮山。30度を超える暑さの中、選手たちはピッチを駆け回った。

 クラブ史上初めて、2試合連続5点差以上のゴールラッシュに沸いたのは2カ月前。だが、気温の上昇とともに運動量は減り、停滞感が漂う。FW坂田は「良い時を振り返るのではなく、今必要な練習をしている」。

 コンビネーションを高め、パス、シュートの精度を高める。大島、坂田の両FWと、MF山瀬功の3人には、指揮官自らが球出しをして、シュート練習を敢行した。早野監督は「流れがいい時は彼らが得点を取っている。良いイメージを持ってほしい」と託した。

 明るい話題もある。腰痛で苦しんだ大島、度重なる故障で離脱したFWマルケスが完全復帰する。先発起用が濃厚な大島は「得点のイメージはつかめている。あとはゴール」と話し、マルケスは「ゴールを決められるように協力したい」と言った。
カレンダー
06 2025/07 08
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
ブログ内検索
QRコード
アクセス解析
カウンター
忍者ブログ [PR]
ブログパーツ ブログパーツ レンタルCGI